実売部数公表がそんなに悪いのか？

●幻冬舎社長が作家の実売部数を明かしたことで、一部の作家たちが怒っているという。しかし、実売数を明らかにすることはそんなに悪いことなのか。出版社だって商売だ。全然、売れない本ばかり出していたらつぶれてしまう。
　売れる本の書き手を優遇するのは当然のことだ。そんなに売れない本ならばネットでだけ販売する、それもあるのではないか。それも、活字ではない方法だってある。それに本人は公表反対ではないようだし。発行部数が3000→5000→10000となるには出版社の信用と読者から支持されることが必要だ。どんな分野だってきびしいのだ。
　テレビの視聴率だって営業マンの成績だって投資担当者の結果だって、すべてあらわにされているのだ。

●丸山議員の発言の問題の焦点がだんだんずれてきているようだ。政治家なのにどんな発言をしたらよいのかが全然わかっていないとしか言いようがない。要するに判断力がないのである。それにしても、“ロシアと戦争”して勝てると思っているのだろうか？核もミサイルもある国とどうして戦うのだ。客観的に判断できないのだろうか？勝てもしない戦争はバカのやることだ。