だからマスコミは批判される

　朝日のアエラがタイトルで煽っていると批判されている。それについては他の人が言っているので言うことはないのだが、問題は謝罪をツィッターで済ましているということ。マスコミはどこかの会社や団体が何か問題を起こすと居丈高になるくせに、自分たちのことは知らんぷりする傾向がある。今度のこともツィッターで形だけ付けたということととしか思えない。
　次に何かがあった時、そこがツィッターで謝ってもアエラは了とすると言うことだろう。

　セリーグが開幕日を4月5日にするらしい。しかも、ドームを使ってだ。セリーグには読売と中日という新聞社がオーナーの2球団があるが、両紙とも電力事情よりも商売を優先させたようだ。そもそも、開幕日を4月にする必要はなく5月だってなんら問題はない。その分、試合数を減らせばよいだけの話で、要は利益を優先させたということだ。球場は名古屋、甲子園、広島、宮崎…といくらでもあるのだから西日本と場合によれば北海道で開催すればよいのだ。
　元気を出すためになどと言ってはいても肝心の被災者はテレビなんか見れないじゃないか。

　早くから原発見直しなんて意見が出ているが、安定した代替エネルギーもないのにどうするんだ。電気が足りなければ、それこそ、高層マンションのエレベーターだって使えないし在宅医療だって無理だ、各種の製品だって製造できないし、テレビ局だって放送できない。バンドのエレキギターだって、パソコンだって、携帯だって使えない。要するに電気に囲まれている生活を全部見直すことができるのかって話だ。
　使用済み燃料棒の問題だって解決しなければならないのに、先送りになっている状態だ。この機会にエネルギー政策＝現在の生活を徹底して討論しなければならないのに、すぐに原発見直しなんて言うのは政治家としてふさわしくないとpochiは思う。