金曜日の夜、レッスンから帰ってきてのお楽しみはNHK Eテレ『にっぽんの芸能』を観ることです。
4年振りにリニューアルされ、この4月から進行役が俳優の高橋英樹氏と女性アナウンサーに替わりました。
一昨日、新年度第1回目のゲストは十五代目片岡仁左衛門丈でした


ちょうど先週の日曜日だったかに『菅原伝授手習鑑』の菅相丞(=菅原道真)を演じられた舞台の録画を観たばかりだったので
わお…
と…。
片岡孝夫を名乗っておられた頃から観ていますけど、相変わらず容子のいい方ですよねぇ。
当たり役ともいわれる『女殺油地獄』の河内屋与兵衛を演じられた録画も観られて


殺人を犯している最中という凄惨な場面なのに、なんなんでしょうねぇ、あのなんともいえない色気は
終盤に、番組リニューアルを祝してということでスタジオ収録の『お祭り』が披露されました。
鳶頭役の仁左衛門丈の踊りに一区切りつくと、
待ってました…っ、松嶋屋…っ
と大向うから声が掛かります、これはお約束です。
待っていたとはありがてぇ…中略…ひとつ聞いてくんねぇな、よぉ…
と返します、もちろんこれもお約束。
この“聞いてくんねぇな、よぉ…”が上手かったのは故十八代目中村勘三郎丈でしたけど、仁左衛門丈もまた…


踊りの最中のほんのちょっとした口角の動きや頬の緩み、視線の向きでほんとうに豊かな表情を見せる。
笑ってますよぉ、キメてますよぉ、じゃないんだよなぁ。
一瞬で見せる、いや、感じさせる圧倒的な色気というのかな。
色気っていうとなんとなく薄っぺらい感じがしますし、意味するところもエロいとかセクシーとかってことになっちゃうんでしょうけど…。
エロいとかセクシーとかエッチとかじゃないんですわよねぇ…。
う~ん、色気じゃなくて色香(いろか)といえばいいかしらねぇ…香気とか…う~ん…。
色気というものがあって、それが昇華したもの、ってそんなイメージです。
はぁぁ、それよりもなによりも、片岡仁左衛門丈、相変わらず素敵だ
4年振りにリニューアルされ、この4月から進行役が俳優の高橋英樹氏と女性アナウンサーに替わりました。
一昨日、新年度第1回目のゲストは十五代目片岡仁左衛門丈でした



ちょうど先週の日曜日だったかに『菅原伝授手習鑑』の菅相丞(=菅原道真)を演じられた舞台の録画を観たばかりだったので
わお…

と…。
片岡孝夫を名乗っておられた頃から観ていますけど、相変わらず容子のいい方ですよねぇ。
当たり役ともいわれる『女殺油地獄』の河内屋与兵衛を演じられた録画も観られて



殺人を犯している最中という凄惨な場面なのに、なんなんでしょうねぇ、あのなんともいえない色気は

終盤に、番組リニューアルを祝してということでスタジオ収録の『お祭り』が披露されました。
鳶頭役の仁左衛門丈の踊りに一区切りつくと、
待ってました…っ、松嶋屋…っ
と大向うから声が掛かります、これはお約束です。
待っていたとはありがてぇ…中略…ひとつ聞いてくんねぇな、よぉ…
と返します、もちろんこれもお約束。
この“聞いてくんねぇな、よぉ…”が上手かったのは故十八代目中村勘三郎丈でしたけど、仁左衛門丈もまた…



踊りの最中のほんのちょっとした口角の動きや頬の緩み、視線の向きでほんとうに豊かな表情を見せる。
笑ってますよぉ、キメてますよぉ、じゃないんだよなぁ。
一瞬で見せる、いや、感じさせる圧倒的な色気というのかな。
色気っていうとなんとなく薄っぺらい感じがしますし、意味するところもエロいとかセクシーとかってことになっちゃうんでしょうけど…。
エロいとかセクシーとかエッチとかじゃないんですわよねぇ…。
う~ん、色気じゃなくて色香(いろか)といえばいいかしらねぇ…香気とか…う~ん…。
色気というものがあって、それが昇華したもの、ってそんなイメージです。
はぁぁ、それよりもなによりも、片岡仁左衛門丈、相変わらず素敵だ
