ポワントを基本の≪基≫から…♪

「ポワントはほんっとに、まったくの初心者なんですけど…」
と前回のレッスンのときに言ってたヒメさん。
次に参加するときはポワントを持っていらっしゃいね、とお誘いしておいたんです。
まずは両手バーで丁寧に足慣らし、そしてきちんと立つ練習。
「うん、とくに困った悪い癖はないね、大丈夫 」
「ほんとですかぁ…、よかったぁ… 」
うん、大丈夫、大丈夫。
バーを横に伝ってゆっくりブーレを。
１歩１歩しっかり重心を乗せることを意識してね。
そのあとグリッサード・シュル・レ・ポワントを練習。
右脚後５番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右脚ピケ-左脚前５番ポワント→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→…………
シンプルだけど、いろんなパの基本の≪基≫になる大事なポイントがあります。
ではどうぞ
… … … … … … … …
あ～、ちょっと、ひとつだけ惜しいね。
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドからシュル・レ・ポワントに移動するとき、
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→カウント１{/m_014/6} ピケ→カウント２ シュル・レ・ポワント
っていう動き方じゃなくて、カウント１ でシュル・レ・ポワントが完成してるの
ピケで先行する脚よりも、あとから５番に引きつける脚の動きを素早くね。
でも、ヒメさんは、ピケするときにお膝や足首が緩んだりしないからそこは ですよ。
バーを仕舞ってセンターへ。
アッサンブレ・シュル・レ・ポワントの練習を。
右後５番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右前５番に引き戻してシュル・レ・ポワント→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→左前５番に引き戻してシュル・レ・ポワント→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右前５番に引き戻してシュル・レ・ポワント→左脚プリエ-右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚ピケ-左脚後の５番に引きつけてシュル・レ・ポワント⇒左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→…………
アームスは
アッサンブレのときはドゥミ・スゴンド
ピケ・アン・ナヴァンのときはアン・バからアン・オーに
「ん～、ア・ラ・スゴンドの脚を引き戻しながらすぅっとポワントに立つのは難しいですね」
うん、余計な反動なんかをつけられないからね。
「結局大事なのはお腹と背中の筋力」
ではどうぞ
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うん、悪くないわよ。
ちょっと不安定になるのは、上体、とくに胸から上が後に落ちてるからだな。
それが修正されればね、もっと安定するわよ