明日(1/20)は、二十四節気のひとつ “ 大寒 ”。
暦本によれば、“ 冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也 ” とある。
実際にも、小寒(1/6)から立春(2/4)の前日、つまり<節分>(2/3)までの約三十日間を指す “ 寒中、寒の内 ” の真ん中にあたり、一年で最も寒い時季とされるようだ。
きりりっと身も心も引き締まるようなこの時季、嫌いじゃない。
が、三年前のこの時季に大腸の手術を二回、入院中も含め四回もイレウス・腸閉塞や腸管癒着をしたこともあって、腸の動きを鈍くさせる冷えが大敵でもある。
ところが酔狂、エアコン暖房が余り好きでないので聊か困る。
彼女の一年祭に供えて頂いた<胡蝶蘭>やヒヤシンスなどを部屋で育てていることもあって、今の所エアコンを使っていない。
余談だが、三月近く心を和ませてくれた胡蝶蘭もそろそろ終わり、次の開花を二月後にするのか、それとも来年にするのかによって花枝を剪る部位が異なるらしく、例によって<決められない>酔狂、大いに迷っている。
話を戻してその暖房、専らホットカーペットと電気ショールを羽織り過ごしている。
PCを使う時は、股火鉢ならぬ電気ストーブを机下に置き、電気ショールを併用している。
ところで、見て判るようにこのストーブかなりの年代物。
なんとカタリナ が受験勉強などに使っていたと言うから半世紀を優に超えている。
新しい電気フアンなど高が知れている。
買おうかと食指が動いたりもするが、主(あるじ)なきとてしっかりと働いてくれる此奴(こやつ)を見ると、熱効率や使い勝手などが少々悪かろうが、「何々これで十分や、お払い箱なんかできへんよなあ!」と思ってしまう。
こんな考え、ECOやらマイナスイオンやらと矢鱈五月蠅い今のご時世に馴染まないのだろうが、ヨーロッパ、特に、ドイツなど、親から子そして孫へと、物を大切に受け継ぐ暮し振りなどを本やTVで知るにつけ、「そうなんだよな!」と悦にも入(い)っている。
とまれ、あとひと月半もすれば弥生・三月、されど、<イレウス>騒ぎは真っ平御免、注意しなきゃ・・・ね。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.922
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