明けまして おめでとうございます
ご家族お揃いで、輝ける新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、ペトロ
とカタリナ
の、「旅を重ねて」を、ご愛読いただきまして有難うございました。
今年もよろしくお願い致します。
ところで、俳誌ホトトギスを主宰、朝日俳壇の選者でもある稲畑汀子さん、厳父高濱年尾は娘の彼女を、“ 星野立子(虚子の次女)の句を虚子は景三情七といったが、汀子(虚子の孫)の句は景七情三といえる ” と評したとされています。
その稲畑さんの簡明でおおらかな句が好きで、賀状に随分と拝借しました。
- 平凡を大切に生き去年今年
に、始まり、
と続け、今年が、
- 春寒くとも風軽し雲軽し
を、拝借しました。
ということで年も改まりましたが、ふたりの貧乏旅行の記、やさしい人や街とのふれあいを求め、また、ヨーロッパの聖堂や教会に聖人を、そして、美術館に泰西名画を、道に迷いながら石敷の道をよたよたと訪ね歩く様を綴ります。
皆様の旅の一助になれば幸いです。
皆様のますますのご多幸をお祈り申し上げます
ことしもご指導よろしくお願い致します。