ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

スキポール空港

2010年02月17日 | ベネルクス

 ベネルクスへは6年ほど前になる。
 Benelux とは、
BelgiqueNederlandLuxembourg の頭の文字に由来すると聞く。

 ラ・コートに負けず劣らず広いアムステルダム・スキポール空港(写真上)。
 出口の表示に従って黙々と歩いていると、「こっちでいいの?」と後ろからカタリナ。
 こいつ、疑うてるな、と思いながら、うんざりするほど歩いたが、ターンテーブルに着くと直ぐに荷物が出てきて、なるほどこれだけ歩かされると待たされることもないと、変なところで納得。 (

 Photo_2やかな店が並ぶセントラルプラザ。
 そこから直ぐホテル・シャトル・タクシーの乗り場がある。
 「警察官なんか案内員なんか判らん?」と言うペトロを制し、制服の女性にホテルの名前を告げると「ここで待て」と教えてくれ、暫くすると五六人が乗れる車がきた。
 またまた、「ホテルの無料送迎バスやろ?」と、頓珍漢なことを言うペトロを無視、運転手からチケットを買う。 (

 にふたりの客を乗せた相乗りのホテル・タクシー。
 片側5車線もある高速道路らしき道を快調に走り、やがて市街地に入る。
 アムステル川にかかるダムの意のアムステルダム。幾筋?かの運河を渡り、運河沿いの赤煉瓦の建物の谷間を走る。

 Photo_5カタリナ、車中から景色を眺め、「これで観光は終わったわ」とすまし顔。
 今回も市内観光は眼中にない様子で、彼の、“ 飾り窓 ” なるものを
一度は見てみたいペトロ、指を咥えるしかない?

 ところで、アジア系のタクシー・ドライバー氏。
 ペトロの「大丈夫かいな?」という表情を見て取ったのか、「ノープロブレム」を連発。
 ふたりの客を順にホテルに降ろした彼、最後に私たちを降ろし「ノープロブレムと白い歯を見せて去った。 (

 オランダダでは、三泊の予定。
 アムステルダムは、国立美術館とゴッホ美術館(写真中)とレンブラントの家以外訪ねるところもないし、ホテル代も高いので明日の夕刻にはデン・ハーグに向かう。
 ホテル・バルビゾン・パレスから運河を挟んで向こう、東京駅が倣ったという赤煉瓦のセントラル駅(写真下)があった。 (

 デン・ハーグの次の目的地ブリュッセルへは、列車を利用する手筈。
 が、
スキポール空港で、それも半日ほども過ごすことになるとは、この時は夢にも思わなかった。(続く)

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