ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

プリザーブドフラワー

2012年09月17日 | 宗幸雑記

 ふたりのお嬢さんに、生花を教えていることは前にも書いた。
 庭などに咲く花の持ち味を活かしつつ身近な材料を組み合わせる、「生活に潤いを作れる女性に」と、話されたふたりのお母さんの言葉がきっかけだった。勿論、四人ともお茶のお仲間である。

 華道教室を止めて久しいけれど、花嫁修業のひとつとしてお手伝いできればと始めた。
 勉強は、ことさら華道と堅苦しく考えず、手に入りやすい材料を使いこなし、楽しんで生活の場に活かす、そんなことを念頭に月に一度開いている。

A1 A2  ところで、暑いこの時期は、生の花は水揚げや花器の水替えを頻繁にしても、生きいき感を保つのが難しい。

 それで、オアシスを使ってアレンジフラワーにしたりドライフラワーでリースを作ったりしているが、最近は、生の花を薬品処理することにより、水遣りなどしなくてもよいプリザーブドフラワーの種類が増え、楽しみ方が広がった。

 ふたりは先だって開いた喜寿の茶会でプレゼントした、シンデレラシューズ作りも手伝ってくれた。
 今月は、以前に作ったガラスケースと白い額を再利用、花も新しく変えてのリメイクに挑戦、その成果?を、TVのビフォーアフター風にアップした。

B1 B2  皆さんからは、リースやアレンジやプリザーブトをどこで学んだのか尋ねられることがある。
 我流もいいところだが、その昔に華道をしっかり教えられたことで、花材の表情を活かすことがある程度判るし、不器用なくせに手作業が好きで、教本などを読むと花材の扱い方のコツが飲み込める。好きこそものの上手なれということだろうと思っている。
 失敗することも多いが、「あはっ、失敗しちまったぜ」とそれもまた楽しい。

 小さい頃、風景画が好きで描くたびに褒められた。
 煽てられると、ひょっとして才能が?なんて思ったこともあったが所詮井の蛙、しっかり?挫折したが、ものの見方や構図、色彩は今も役立っていると厚かましくも自負している。

 その昔、辛いことがあると、「どんなことも無駄ではなく経験はきっと役に立つ。嫌なことほどしっかりやりなさい」と諭されたものだ。
 それを教えてくれた方の年齢になって、叱られながらお花を習った頃のことが素直に頷けるようになった。(
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.514

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朋と酌む酒 | トップ | 薬草園 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宗幸雑記」カテゴリの最新記事