小ブログ、<White Christmas >の稿で、“ 腹部が膨満、鈍い痛みも伴い丸一日寝込んだ ” と書いたら、年が明けてハンドルネームsakura さんから、 “ ゆっくりよく噛んで食事を。苦しい時は受診して ” との、懇切な<コメント>を頂いた。
その前日、一年目の内視鏡検査があって、“ 少し癒着していてカメラが入りにくかったようだ。過食の戒めをつい忘れてしまう ” と<返信>したが、お馬鹿さんなことにその轍をまた踏んでしまった。
厄介なことに、それは突然襲ってくる。
16日未明、腹部が一気に膨満、それに今回は痛みが酷く、嘔吐感を堪えて夜を明けるのを海老のように丸まって待った。
翌17日は<東京行>の予定、切符の手配も終えていたので、16日は朝昼を欠食するなど養生、夕食では薄い粥を摂るまでに回復。
で、東京に行くつもりでいたのだが、17日早朝、痛みが振り返し嘔吐も。
16日の段階から病院へと勧めていたカタリナ、見兼ねて17日の朝一番に消化器が専門の I 医院へ「予約をしてくる」と出て行ったが、それを止める元気も無い。
この期に及んで止める? 実は4年程前まで高血圧症でかかりつけの医院だったのだが、個人的な理由で遠ざかった曰くつきの医院。
しかし、背に腹は変えられない。
直ぐに来いということで、待合室で待っていると看護師さんから、「あら、○○さん久し振り」と声を掛けられ、「こりゃ参った、看護師さんにしてこれだから先生には何を」と畏まっていたら、その日は代診のO先生でやれやれ。
その先生、「腸閉塞と腸管癒着の境界」と診断、X 線写真には骨盤の辺りに黒い影、ガスが溜まっているのが素人目にも歴然、点滴を受けて静かに横になっていたら少し楽になった。
この厄介なるもの、虫垂炎であれガンであれ腸にメスが入れば、症状の差はあれ避けられず、「大食いせず、よく噛んで食事する」しか予防方法はないという。
ということで、知人の書道展への東京行、新幹線の指定席券はキャンセル、前売り券ならぬ時間を買った御上りさんよろしきスカイツリー上昇券?は、予約時間なし、しかも30日間のみ有効。の、当日券となってしまった。
初釜の床を飾る予定だったらしい<乙女椿>、名の通り如何にも乙女然(上)としていたが驚くほどに変身、八重の盛り(下)を迎えた。とても同じ椿とは思えない。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.568