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ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

名のない家事 ‐ 本日は安息日、です。

2018年01月28日 | 日記

 夫婦と子供の標準的な家庭の主な家事といえば、掃除、洗濯、買物、炊事、それに育児でしょうか。
 先日、その家事、どこのTV局だったか忘れましたが、某住宅会社が行ったアンケート調査の結果を放送していました。

 それによれば、共働き夫婦の家事負担の割合を聞いたところ、実に妻の88.6%が “ 自分の家事負担が7割以上 ” と回答。
 夫を含めた全体でも、80.9%が “ 妻の家事負担が7割以上 ” と回答しており、共働きにもかかわらず、圧倒的に妻の家事負担が多いことが判ったのだそうです。

 共働きにしてこれですから、専業主婦ともなればもっと高くなるのだろうと思います。
 斯くいう酔狂、頼める人なきこの家事、うんざりとしながらも日々なんとかこなしています

 ところで、妻が日常的に頑張っているにも関わらず夫が家事だと認識していない “ 名のない家事 ” があると言うのですね。

 殆ど主婦が相槌を打たれることであろう、このちょっとした “ 名のない家事 ”、その面倒なこと、「え~っ、こんなことまで」と、舌打ちの繰り返しです。

 掃除機の掃除、ゴミの分別、風呂洗いや排水口の掃除、シャンプーや洗剤の詰替え、レンジのフィルター交換、クリーニング、服や下着の収納、衣更え、ベッドの整え、郵便物の処理、靴磨きetc.エトセトラ、「なんでやねん!」とゴミ箱を蹴っ飛ばしたくなる酔狂であります。

 今日は年間第4主日の安息日、家事も名のない家事も忘れ、主の御言葉に心を傾けたく思います。
 冬から春にかけて咲くという「エリカ」、花言葉は “ 良い言葉 ” だそう、ゴミ箱蹴っ飛ばすなどの汚い言葉使っちゃいけませんよねえ。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1496

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続・おひとりさま

2018年01月26日 | 日記

 一体、「誰がこんな寒い日に決めたんや」と、ぼやきながら出かけた。
 これ以上着込めないほど着て、ニット帽にマスク、マスクを除いて黒尽くめ、その格好たるやまるで指名手配犯。

 その新年会、忘年会の予定を「年明けに代えて」と言った張本人が豪雪で欠席、インフルエンザで出席できない人もいたが、和気あいあいと数時間を楽しんだ。

 その翌朝のこと、何時ものとおりベッドで朝日紙に目を通していたら、ある記事に目が留まった。

 その記事とは、“ 絶えず問うた、生への覚悟 西部邁さんを悼む ” と題した、友人S氏の追悼記事だった。

 記事は “ 予想していたとはいえ、現実となればたいへんに寂しい ” と始まり、“ その死について他人がとやかくいう筋合いではない。余人にはできぬその激しい生き方の、延長上にある強い覚悟をもった死であった ” と続いていた。

 記事を追うのはここまでにするが、最後にS氏は、イギリスの作家、批評家、詩人のチェスタトン(1874-1936)の言葉を “ 西部さんはよく口にしていた。『一人の良い女性、一人の良い友、ひとつの良い思い出、一冊の良い書物』、それがあれば人生は満足だ、と ” と結んでいて頷かされた。

 昨夜の酔いが残る頭で「やっぱり “ おふたりさま ” がいいな」と独りごちながら、余りの寒さにベッドから抜け出せず、ぐずぐずと六甲山の雪を眺めていた。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1495

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おひとりさま

2018年01月24日 | 日記

 辞書には、“ 一人を敬って、また丁寧にいう語 ”(デジタル大辞泉)とあった。

 が、小編でいう “ おひとりさま ” とは、“ 飲食店などで一人客を指していうことから、近年『遊園地などグループ利用の多い施設を一人で利用して楽しむ人』『精神的に自立しており一人で行動できる人』『未婚または配偶者との別離により一人で生活している人』など、さまざまな意味で用いられている ” 同辞書補説)のこと、使われ始めたのは2004年頃のことらしい。

 昔風に言えば貰い手に来手がないに鰥夫に寡婦、それが “ おひとりさま ” になり、今では “ ソロ活 ” と呼ばれるのだとか。

 ソロ活はとも角として、一人で充実した時間を楽しむ、周囲を気にすることなく行動する、自立したライフスタイルのひとつとして定着したようだ。
 入ったことはないが、カラオケや焼肉など一人客を相手にする店や一人限定のパック旅行もある。

 暗い話を書いたのは他でもない、保守派の論客として活躍した評論家のN氏が多摩川に入水したというTVニュースを視て驚いたから。
 直接の原因かどうかは知る由もないが、四年ほど前に連れ合いを見送り自裁を仄めかしていたとも聞き、何んとも遣り切れない。

 その鰥夫じゃなかったおひとりさまになって満四年を過ぎたが、やっぱ “ おふたりさま ” がいい、ただ五月蠅くされるのはご勘弁、えっ、面倒な奴と思われてたの知らなかったの?う~ん、そうなんだ。
 今日は、心け置けない人たちとの新年会、暗い話は忘れて楽しく過ごしたいと思う。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1494

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なンもそこまでして・・・

2018年01月18日 | 日記

 最近、頓に、と言ってもニ、三回のことだが、約(つづ)めて “ ノンアル ”、アルコール度数ゼロのビール擬(もど)きを呑んだ。

 つい先日のこと、暮に行きそびれた散髪、毛が耳にかかり鬱陶しくて重い腰を上げたが、余りの寒さと、その店、Hデパート系の大型SC内にあって駐車に難儀しないこともあって車を使った。
 走行距離の短さに呆れ、「何のため車を抱えてんだか、もっと乗らなきゃ」という事情もあった。

 散髪が終わったのが昼時、序に飯でもと入った昔風洋食店で注文したのがポークカツとそのノンアル。

 なンもそこまでして「呑まんでも」と思いつつも、食事を水で済ませるのはアメリカ人だけ、と下らない口実をつけて注文、口に含めばそれらしき味と香り?がしないでもない。

 さて、車に戻りハンドルを握ると、「ひょっとして飲酒運転してるんじゃ?」と変てこな気分、思わず口に手を当てて匂いを嗅ぐ始末。

 話は変わって、レジオマリエの<新年会>の日も、余りの寒さについ車で出かけてしまった。
 しょせん呑兵衛、辛抱できずにビールをとなるんじゃないかと思わないでもなかったが、お仕舞までノンアルで通せた。おまけに呑んだ時と変わらぬ饒舌さに呆れるほど。

 まあ、突き詰めれば、詰めるほどのこともないか。ただの締まりのない呑兵衛だと改めて自覚したというお粗末な一席。
 写真は、某ビール・メーカーのCMを借りました、なンもそこまでして載せなくとも、と思いつつ。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1490

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追悼

2018年01月17日 | 日記

 雨が降っていたせいか、何時もより一時間ほど遅く起きました。
 新聞を取りに行って、ラジオのスイッチを入れるとNHKが神戸東遊園地から「1・17のつどい」の模様を中継していました。

 あの日からもう23年にもなるんですねえ。今日は一日、静かに過ごそうと思います。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1489

※「花は咲く」(作詞:岩井俊二/曲:菅野よう子)

     

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祈りの花束

2018年01月12日 | 日記

 レジオマリエには「提要」なる指導書がある。
 その中に四項からなる基本的会則があって、“ 知ったことは漏らさない ” という主旨の規定がある。
 これから書くこともその範疇のことかも知れないが、規定に触れない範囲で投稿することにする。

 レジオ会員には信徒の訃報がメールなどで届き、故人のために特別にお祈りを捧げる。
 その旨を「祈りの花束」と呼ぶ短い手紙にして、ご遺族の了承を得て棺に納めたり遺族にお渡ししたりもする。

 あいつ の時も、通夜の席でその手紙を納めて下さった。
 当時は、余り意味が理解(わから)なくて、ただ「ありがとうございます」と頷いただけだったが。

 話が諄くなった、先日、その訃報が届いた。
 故人は、二昔も前、ミサの先唱(進行役)をしていた頃に見知った方だが、さほど親しい仲ではなかった。
 洩れ聞けば、温暖な地の老人施設へ奥様と入所、教会に通いながら穏やかな老後を送っておられたのだと思う。

 驚いたのは最後のご様子、奥様が突然亡くなられたらしく、それを知ったその方は、翌日、後を追うように天に召されたという。

 あいつが逝った時、直ぐにでも逝くと大騒ぎしたペトロ、この知らせを受けて粛然となった。
 と、同時に、ご遺族にお叱りを受けるかも知れぬが、ある意味、仕合せな人生じゃないかと思った。

 主よ、御許に召された人々に、永遠の安らぎを与え、あなたの光の中で憩わせて下さい(詩編130)

 ところで、レジオマリエ、冬休みもお仕舞い、また新学期?が始まった。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1484

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残りものには福がある

2018年01月11日 | 日記

 かなり古い基準、そもそもそんな基準があったのか定かでない。だが、市町村の格を量る物差しのひとつに、かつての国鉄の駅と電話局の有無があったように思う。

 こんな事を書いたのは他でもない、わが市の名を冠したJR駅の近傍に都市銀行はおろか、第二地銀が一つきりという摩訶不思議な町なのである。

 で、銀行に用がある時は、JR線の南と北を走る市の名を冠したふたつの私鉄駅のどちらかまで、バスに乗るか自転車を転がすか、二十分ばかり歩かなければならない。

 その銀行に用があって、南側の私鉄駅まで自転車で出かけたら、普段に比べて矢鱈人が多い。
 縁起物の吉兆飾りを持った人の姿で気付いた、“ 戎(えべっ)さん ” で、その “ 残り戎 ” の日だった。

 鈍らカトリック信徒のペトロ、お賽銭を上げなければ構わないと勝手に思ってい、お参り自体に一向に抵抗感はないが、人混みに加えて自転車置き場からは拝殿が遠い。

 で、少し遠い所からだが、残り福のおこぼれが、しかも一寸だけあるかも、と掌を合わせた。が、聊かさもしいその姿に “ ゑびす神 ” に、釣竿ならぬ匙を投げられたかも知れない。

 今晩は鯛の刺身でも食べてお詫びしようかな?写真は「表大門」通称「赤門」、ちなみに福男選びのかけっこはここから230m先の拝殿迄とか、ご苦労様!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1483

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ちっぽけな夢

2018年01月10日 | 日記

 七草粥も過ぎ、小正月も近くなって初夢もないだろう、と思う。
 初夢どころか夢を見なくなって久しい、勿論、この夢とは睡眠中に見るそれと違って実現すればいいなあという願いのことである。

 ワシントンDCのリンカーン記念堂の階段の踊り場(上)、そこに有名な公民権運動の指導者ルーサー・キング牧師(1929-1968)の演説の一節、“ I Have a Dream ” と刻まれたのを見て感銘を受けたことを憶えている。

 現役時代のこと、管理者に登用されて三年目、昇進試験を受けた。
 そのひとつに外部機関が主催する二泊三日の研修があって、初日のオリエンテーションで出された質問が “ 私の夢 ” 。

 講師に問われた者が「世界一周」や「庭付きの家」と答えると、「そんなの金出しゃ実現するじゃん、ちっちゃい夢」と酷評されていた。

 話が脱線した、今しきりに今年こそ海外それもローマ(下)、と、そのちっぽけな夢を見ている。

 生まれてこの方、二度、<平泉>と<サンクトペテルブルク>への独り旅をした。
 が、旅の途中、「二度とするもんじゃない」と思った、平泉はとも角として海外での独りぼっちは辛かった。

 去年の秋には、神父様から二度目の<イスラエル巡礼>に誘われた、が、長時間のバス移動に耐える自信がなくてお断りした。

 独りもグループも駄目、「それじゃ行けないじゃない」そうなンだよなあ、実現しないから夢、それもまた現実。
 むさくるしい爺さんに優しい女性が現れるようなもので、それこそ夢のまた夢、えっ、正夢? ンな訳ないじゃん!阿呆なこと言ってないで、散髪に行ってこ。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1482

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雨の祝日

2018年01月08日 | 日記

 折角の成人の日の祝日、新成人の皆さんには気の毒だけれど、未明から窓を雨が打つ音がしていた。

 捻くれ酔狂、この雨の日、嫌いじゃない。
 こんな寒い時季は、インクの匂いが残る新聞をベッドに持ち込んで、雨音を聞きながら読むのが楽しく、何時までもぐうたらしてたいと思う。

 松任谷 由実 「12月の雨」 (詞曲:荒井由実)

  

 ということで、この祝日はのんびり、「毎日のんびりじゃない!」、そりゃ誤解だよ。と、本でも読んで過ごそう。
 でも、こんな能天気なことUPしているけれど、雨の日に屋外で仕事をする人は大変だなあ。

 あったかいベッドで楽しんでいる新聞、配達してくれる人がいるんだってこと感謝しなきゃね。
 雨模様の日には濡れないようにビニール袋に入れてさ、四時過ぎに届くんだ、ご苦労様って思うよ。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1480

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街の灯りを眺めながら・・・

2017年12月29日 | 日記

 余すところ二日半、皆様、迎春準備に大童、えっ、当節はそんなことないって、そうなんですか?
 小さい頃、この日(12/29)一家総出でお餅つきをしたものです、苦を搗くとか、福を搗くとか諸説あるようですが。

 お節料理も、家族構成に合わせたセットが売られてい、それを利用する人が多くなったようですね。
 最近は若い人を中心に箸を付けない人が多いとも聞きますが、どうなんでしょう。

さて、我が家の迎春準備は?さんこ(この地方の放言で散らかったの意です)な我が家、掃除に尽きるよう。
 ゴミ屋敷まで三段跳びのHop・Stepの辺りでしょうか?

 汚れていたとて誰に迷惑を掛ける訳じゃなし、開き直ればいいのですが、そこはカトリックと雖もお正月ですからねえ。

 で、やっとこさ重い腰を上げ始めたとお思い下さい、それとてもブログの合間ですから捗りません。

 蝸牛の散歩みたくなものですが、粗方のゴミはマンションのドラム室が閉まる日までに、何とか目途を付けました。
 内緒ですが残した分、孫子が来宅する日は、こっそり物置に運ぶことに・・・、やれやれ。

 大晦日までお仕事の方もあるでしょうが、昨日は御用納め、今は仕事納めというのでしょうか、窓から駅のホームを見ると、通勤時間帯にも拘らず待つ人もまばらでした。
 あやかって小編も、一応、本日をもってブログ納めといたしたく思います。

 窓のカーテンの隙間から、あいつ が眠る甲山の麓にかけて、師走の街の灯りが昨日と同じように綺麗です。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1473

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