アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国の旅客機 爆発物情報で急きょ着陸 (NHK NEWSWEB)

2013年10月31日 | 中国の内政問題・少数民族弾圧
中国の旅客機 爆発物情報で急きょ着陸
NHK NEWSWEB 10月31日 17時57分

 中国の航空会社、首都航空によりますと、現地時間の31日正午すぎ、中国内陸部・湖南省の長沙から東部・浙江省の杭州に向かっていた首都航空の旅客機に、「爆発物が積まれている」という電話があり、江西省の南昌の空港に急きょ着陸したということです。
首都航空によりますと、乗客・乗員にけがはないということで、公安当局が機体の状況を詳しく調べています。

 インターネットには、ほかの国内線でも少なくとも2つの便の旅客機に爆発物が積まれているのではないかという書き込みもありましたが、今のところ、こうした情報の真偽は明らかになっていません。
中国では、今週、天安門広場の近くで車が歩道に突っ込み炎上した事件が起きたばかりで、中国各地でテロへの警戒を強めていました。

ウイグル独立派弾圧強化へ 「社会安定」誇示 天安門「テロ」 (時事通信)

2013年10月31日 | 中国の内政問題・少数民族弾圧
ウイグル独立派弾圧強化へ 「社会安定」誇示 天安門「テロ」捜査継続・中国
時事通信 2013/10/31-13:00)

 【北京時事】中国の習近平指導部は、北京市の天安門前に車が突入・炎上した事件を「計画的・組織的なテロ」と断定し、新疆ウイグル自治区出身の5人の容疑者を拘束したことで、ウイグル独立派への弾圧を強化する方針だ。中国メディアからは「反テロの力を引き上げるべきだ」(北京紙・新京報)との論調が相次いでおり、11月9~12日の共産党第18期中央委員会第3回総会(3中総会)を控え、社会安定に向けた断固たる決意を内外に誇示する狙いだ。

 30日の北京市公安局の発表によると、突入して死亡したウイグル族一家3人の車からはイスラム原理主義スローガンが書かれた旗が発見され、逃走していた5人のアジトからは「聖戦」の旗などを押収。公安局は独立派による組織的犯行とみて、「実行犯と共謀してテロを計画・実行した」と自供した5人を追及、さらに共犯者がいるかなど「捜査を継続」(公安局)する。
 一方、独立運動が活発な同自治区のホータン、トルファン両地区などでは事件が発生した28日以降、「パトロールが強化された」(ホテル従業員)という。

 共産党系紙・環球時報は「新疆を発着する航空機の安全検査はさらに厳しくなり、新疆の人々は(事件の)影響を受けていると感じる機会は増えるだろう」として、引き締め強化はやむを得ないことを示唆。「不審」というだけでウイグル族が次々に拘束されるなど人権侵害への懸念も高まっている。


中国公船、接続水域外へ 沖縄・尖閣沖 (時事通信)

2013年10月31日 | 安全保障と東シナ海紛争
中国公船、接続水域外へ 沖縄・尖閣沖
時事通信 2013/10/31-11:08)

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で、日本の接続水域を航行していた中国海警局の「海警」4隻が30日午後、同水域を離れた。4隻は28日から3日連続で同水域を航行していた。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「1123」「2102」「2166」「2350」は30日午後6時ごろまでに、久場島沖で同水域を出た。

ウイグル族5人を拘束 「テロ」断定、死亡3人は家族 (時事通信)

2013年10月31日 | 中国の内政問題・少数民族弾圧
ウイグル族5人を拘束 「テロ」断定、死亡3人は家族 天安門突入炎上事件・中国
時事通信 2013/10/30-21:19)

【北京時事】中国北京市の中心部・天安門前に小型四輪駆動車が突入し、炎上した事件で、北京市公安局(警察)は30日、車に乗って死亡した実行犯3人をウイグル族家族と特定するとともに、ウイグル族の共犯5人を拘束したと発表した。公安局は炎上後の車内からガソリンや刃物、鉄の棒などの凶器、宗教的なスローガンを記した旗を発見。事件をウイグル独立派による組織的かつ計画的な「テロ」と断定した。

習近平指導部は、11月9~12日に開催される共産党の重要会議・第18期中央委員会第3回総会(3中総会)を控え、迅速な捜査を展開。ただ政治の中枢である天安門を標的にした自爆テロに対し、指導部は衝撃を受けており、ウイグル独立派への弾圧を強め、社会の安定確保に全力を挙げる方針だ。

 天安門前に突入した新疆ウイグル自治区ナンバーの車に乗っていたのは、ウイグル族のウスマン・ハサン容疑者とその妻、母親の家族3人。車は28日正午ごろ、天安門前と天安門広場の間を走るメーンストリート「長安街」に沿う歩道に進入した後、猛スピードで故意に観光客らをはね、2人を死亡、40人を負傷させた。負傷者には上海在住の日本人男性1人も含まれる。
 車はその後、毛沢東の巨大肖像画下にある「金水橋」の欄干に衝突。車内でガソリンに火をつけ自爆し、死亡した。拘束した5人を含む容疑者8人は新疆ウイグル自治区出身とされ、公安局の発表した名前からウイグル族とみられる。