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MotoGP : 第6戦 イギリス アフターザフラッグ

2011-06-13 23:35:23 | MotoGP WSB BSB JRR



MotoGP 第6戦 イギリスGP  アフターザフラッグ

■開催日:2011年6月12日(日)決勝結果
■開催地:イギリス/シルバーストーン(5.902km)
■周回数20周(118.04 km)
■観客数:72,544人
■コースコンディション:ウエット
■気温:11度 ■路面温度:10度
■PP:C・スト―ナー(2分02秒020/ホンダ)
■FL:N・ヘイデン(2分21秒432/ドゥカティ)





RIDERS COMMENT

MotoGP



 MotoGPクラスの決勝レースは、気温11度、路面温度10度のウエットコンディション。

 ホールショットはロレンソが奪うが、最初にコントロールラインを通過したのはドビチオーゾ。
 2周目、スタート直後の視界不良とタイヤの温まりを慎重に見極めていたストーナーがトップに立つ。トビチオーゾ、ロレンソ、シモンチェリが続く。
 ストーナーは、後続をどんどん引き離すペースで周回する。後続の3人は接近戦を繰り広げるが、9週目にロレンソが転倒、マシンのダメージが大きくリタイアとなる。同じ周、スピーズも転倒した。
 11週目、ドビチオーゾを追い詰めていたシモンチェリだったが転倒しリタイア。上位陣二人がリタイアとなったことで、エドワーズが3番手に浮上。
 終盤、ヘイデンがファステストと叩き出しながらエドワーズに迫るが、負けじとエドワーズもタイムアップし差を詰めさせない。青山は、カピロッシをパスすると、ペースアップが可能となり前を行くエリアスに接近する。
 結局、ストーナーは15秒ものリードを築きながら独走優勝。2位にドビチオーゾ。3位は、鎖骨骨折からの復帰レースのエドワーズ。4位に、ヘイデン。5位は、スズキのバウティスタ。
以下、ロッシ、アブラハム、エリアス、青山、カピロッシの順位。
バルベラとド・ピュニエは周回遅れとなってしまった。

 ホームレースに臨んでいたクラッチローは、予選で転倒し鎖骨を骨折、決勝をキャンセルした

 チャンピオンシップは、ストーナーがロレンソを抜き116ポイントでトップに立った。




1. ケーシー・ストーナー Honda 47'53.459

「スタートが決まらず、おまけにタイヤが温まるのを待たなければなりませんでした。最初の数周、他のライダーの後ろにいたときは、水しぶきがバイザーの内側に入って視界が悪く、プッシュするのが難しかったです。この時は注意深く走りました。自分のラインを守って、インに入られないようにしました。しかし、5周を終えるころには視界もはっきりしてきて、バイザーから水もなくなったので、気持ちよく走ることができました。ラップタイムも上がり、差を広げ始めることができました。今日は信じられないくらい寒くて、こういうコンディションは転倒しやすいので、とてもナーバスになりました。そういう状況の中で最後まで転ばずに走りきれたことがとてもうれしいです。今日はとても難しいコンディションでした。なにが起きてもおかしくなかったです。そのような状況ですばらしいレースができたし、優勝することができて最高の気分です」

2. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda +15.159

「今日の表彰台はとてもうれしいです。この2位は、まるで金メダルを獲得したような気分。路面コンディションはとても滑りやすく、今朝のウオームアップのときよりも水の量は多かったです。リアのグリップを出すためにセットアップを修正しました。そのおかげでとてもいい状態になり、タイヤが温まるまでの序盤にペースを上げることができました。とてもいいスタートが切れました。そしてケーシーについていき2位をキープすることに集中しました。ロレンソとシモンチェリに抜かれないようにブレーキングでがんばりました。いいリズムで走れたし、ケーシーからそれほど離れませんでした。でも彼はこのようなコンディションにとても強いので、自分のレースをすることに集中しました。全力で僕をサポートしてくれたチームに感謝したいです。今日はレースという大事なときにいいパフォーマンスができましたが、これからは、予選でのパフォーマンスをよくする必要があります。今日の2位獲得で、ロレンソとの差が縮みました。シーズンはまだ長いので、あきらめず全力を尽くしていきます」

3. コーリン・エドワーズ Yamaha +21.480

「信じられないような展開!しかも表彰台獲得だなんて、まったく驚きだよ!予選で8位になれただけでもハッピーだったのに、鎖骨骨折からわずか1週間で表彰台に上れるなんて、100万年あっても思いつかないね。怪我を治してくれたザビエル・ミル医師はもちろん、モンスター・ヤマハ・テック3のみんなにもお礼を言わなければならない。なぜなら彼らが僕のために素晴らしいマシンを用意してくれたのだからね。肩の状態はかなり良くなっていて、それよりも肋骨周りの筋肉のダメージのほうの痛みがひどかった。でもそんな僕を雨が助けてくれたと思う。
ドライよりもウエットのほうが、ずっと負担が少ないからね。あとはひたすら我慢。そしてスムースな走りを心がけ、ミスをしないように慎重に走りきっただけ。コンディションがかなり悪かったので、いつどこで仕掛けていけるかを探り出すことが課題になった。その結果、こうして好結果を導くことできて本当に嬉しく思ってるよ。でもこのコンディションに負けてしまったライダーもいたわけで、ピットボードの『P3』という表示を見たときはびっくりだった。でもそのときにはまだ8ラップか9ラップ残っていたし、雨の冷たさと寒さで手足の感覚がなくなってしまっていた。そのくらい難しいレースだったんだけれど、カルのこともあったので、最後にチームのためにいい結果を残すことができて良かった。誰だって怪我をすることはあるけれど、それがホームレースでとなると、なかなか受け入れられないものだと思う。彼の早い復帰を願っている」

4. ニッキー・ヘイデン Ducati +26.984

「正直なところ、今日は表彰台に上がりたかった。もしもレース前に、『今日は4位だろう』と言われたら、『いや、もっと上でフィニッシュするつもりだ』と答えたに違いないが、自分自身のライディングには失望はしていない。クラッチが不調でいいスタートが切れず、さらに序盤は視界が悪い上にうまくタイヤに熱が入らなかった。第1コーナー出口で転倒寸前まで追い込まれてマシンを押さえつけたが、その時に肩に大きな衝撃がかかった。レース中盤から終盤にかけては、3位のエドワーズの姿が見えたので、本気でプッシュした。ドゥカティ移籍後にファステスト・ラップタイムを記録したのは今回が初めてだと思う。最速タイムを出してもポイントはもらえないけれど、実に気分が良いものだ。1週間前に鎖骨を骨折したにもかかわらず、あれだけ走ったコーリンには敬意を表したいが、先にフィニッシュして僕の表彰台を阻むのはこれっきりにしてもらいたいね。厳しい週末だったが、努力し続けてくれたスタッフに感謝したい。彼らのおかげで粘り強く走って、大きなポイントを獲得することができた。今後もさらに上を目指したい。」

5. アルバロ・バウティスタ Suzuki +35.569

「今日は5位という結果を出すことができて本当に良かった。レースへのすべてに大きな情熱を注ぎ、私に最高の走りができるよう助けてくれるチームに、心からお礼を言いたい。チームのおかげで、怪我から復帰して以来思いきり勝負を賭けて走れたし、これまでのレースの中でも最高の内容だった。本当に感謝している。ウォームアップの時から調子も良く、すべてが良い感じだったので、決勝はかなり行けるのではと思った。レースではスタートが肝心だが、そのスタートも上手くいき、5位か6位につけることが出来たと思ったけれど、周りのライダーからの水しぶきがもの凄く、周りが見えなくなってしまい、順位を落とした。しかし、走りのリズムをつかもうと頑張っているうち、段々良い感じになってきた。路面の水のせいで何台かがクラッシュしたが、自分はスリップの不安もなかった。それでも本当に油断のならないコンディションだったので、ブレーキワークとアクセルワークには神経を使わなければならなかったし、レース終盤は後ろのバレンティノが迫ってきているのもわかっていた。自分も頑張って追い上げて前のニッキーとの距離を詰めたが、彼も粘り強く、最終的にバレンティノは引き離して単独5位でフィニッシュした。5位は良い結果だし、次のレースでも今日のような、あるいはそれ以上の走りができると確信しているので、今から楽しみにしている。」

6. ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati +1'04.526

「開幕以来、もっとも困難な週末だったことは間違いないが、少なくともダメージを最小限で抑えることには成功した。レース前の状況を考えれば、6位という結果はポジティブに捉えていい。おかげでランキング4位にとどまることができたし、総得点でも大きな差をつけられずに済んだ。僕はシルバーストンの経験が浅いので、少なからずそれがハンディになったが、セットアップを改善できなかったことも事実だ。今日のニッキーはかなり乗れていた。ファステスト・ラップタイムもマークして、ウェットでのドゥカティの戦闘力を証明してくれた。だが、開発熟成はまだ十分ではない。ライディングし難くて、残念ながらハードにプッシュできなかった。チームやマシンだけでなく、自分の責任でもあるので、力を合わせて状況を改善して、いち早くルマンやカタルーニャと同様のレベルに戻さなければならない。それをベースにして、いっそう前進したい。」

7. カレル・アブラハム Ducati +1'32.650

「スタートはあまり良くなかったです。ロッシに追いつけなかったのは悔しい。彼はどのラップも僕よりも速かった。けれど、7位という結果にはとても満足しているよ。すべてのチームスタッフ、特に素晴らしい仕事を成し遂げたメカニックに感謝しています。」

8. トニー・エリアス Honda +1'51.938

「ウエットコンディションになり、今日はトップ10でフィニッシュしたかったので、とてもうれしいです。マシンのセットアップにはまだ苦戦しています。ドライコンディションだったら同じ順位でフィニッシュできなかったと思います。でも自分とチームにとっては、とてもポジティブな週末でした。ロッシとアブラハムとバトルすればもっといいポジションになると思いました。でも序盤にヘルメットの視界が不明瞭になり、数回バイザーを開けなければなりませんでした。14番手というグリッドを考えれば、いいスタートが切れたと思います。でも第1コーナーでふくらんでしまったのが残念。運よくコースに戻ってレースを続けられたことに感謝しています」

9. 青山 博一 Honda +1'52.350

「スタートして数周は、前がまったく見えなくてどこを走っていいのか分かりませんでした。新しい部分のアスファルトは水はけが悪く、古い部分は水たまりが多かったです。今日は、ウオームアップのときからフィーリングがよくなく、決勝はいい状態になりましたが、それでも万全ではなく、難しかったです。しかし、ウオームアップの状態だったら、まったく走れなかったと思います。決勝に向けてセッティングを変えてよかったです。しかし、カピロッシをなかなか抜けませんでした。彼を抜いてからペースも上がり、エリアスに追いつくことができました。9位という順位には満足していませんが、MotoGPクラスで初めての雨のレースを、きちんと走れたという点では、いい経験になりました」

10. ロリス・カピロッシ Ducati +2'03.312

「昨日と比べても、状況が良くなったとは言えませんね。重要なのはレースを走り切る事だったのですが、フロントエンドのフィーリングが無かったので、本当に大変でした。うまくフロントタイヤを機能させる事も出来なかったし、コーナーでは毎回、振り落とされそうになりました。天候が僕らの状況を難しくしていたし、とても寒く、またライディングも困難だった。だから、レースが終えることだけを考えていたよ。とにかく今は、ドライコンディションでも苦労している状況です。順調に行くはずだったのに残念です。」

11. エクトール・バルベラ Ducati 1 Lap

「タフなレースとなりました。夜通しの作業で、サスペンション、マシンをソフト側にセッティングしました。でも、ちょっと行きすぎたセッティングだったようで、ブレーキング時に、フォークが底突きしそうになっていました。スタートして、フルタンクの時はとても乗りにくかった。もしこれがプラクティスの時だったら、最初のラップですぐにピットに戻ってセッティングを変えていたでしょうね。昨日今日とソフト側のセッティングを探っていたのですが、良くしようと思っていても、時にはリスクを伴って上手くいかない事もあるんですね。今回は良いリザルトを得られると思っていましたので残念です。とは言っても、落ち込んでいる暇はありません。2週間後はアッセンでレースがあります。僕たちは、事態を好転させるためにも懸命に働かなければなりません。」

12. ランディ・ド・ピュニエ Ducati 1 Lap

「今日は僕の人生の中で最悪のレースだったね。この最悪の日を説明するのは難しいんだけど、朝のウォーミングアップが事の始まりだったよ。問題なのは、これはこれまでもずっと付きまとっていた問題だけど、フロントのフィーリングが無かったんだ。このコンディションの中で、走り切るのは大変だった。1ラップするたびに2回は転びそうになったね。もうこれ以上言う事は無いよ。恐ろしいレースだった。」

RT. マルコ・シモンチェリ Honda 10 Laps

「毎戦、トップグループでレースを戦えているのに、こうしてなにかが起きてしまいます。今日の結果には、がっかりしたというか、言葉もありません。あのコーナーではすでに危ない瞬間があったので、十分に気をつけていました。それでも、フロントからあっという間に転倒してしまいました。再び、表彰台にさよならを言うことになってしまいました。今日もがっかりして家に帰ることになりますが、明日からはアッセンに向けて気持ちを切り替えたいです。そして、ここまで続いた不運もこれが最後だと思いたいです」

RT. ホルヘ・ロレンソ Yamaha 12 Laps

「自分のミスでこんなことになってしまい、とても悔しい。僕のために頑張ってくれたチームのみんなに、応援に来てくれたファンクラブのみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。自信を持って走っていたつもりだったけれど、パスのタイミングをもう少し待つべきだったと後悔しているよ。何もなければケイシーと優勝争いができたと思う。だからシモンチェリに追い上げられることを心配したわけじゃなくて、ここでアンドレアをパスしておかなければケイシーに逃げられてしまうと思ったんだ...そうしたら転倒してしまった!前はケイシーが僕を、まるでグレイハウンドみたいに追いかけていたが、今はそれが逆転してしまった。だから次のアッセンは優勝を狙っていかなければならないんだ!それとは別に、コーリンには祝福の気持ちを伝えたい。本当に素晴らしかった。これで見事に先週の雪辱を果たしたね」

RT. ベン・スピーズ Yamaha 13 Laps

「ここまで懸命に頑張って、今日のためにマシンを作り上げてきたのに、このような結果になってとても残念。このウイークは天候の変化に翻弄されてチームのみんなにとっても苦しい戦いだったけれど、昨日までに素晴らしいマシンが出来上がって準備が整っていたのに...。路面は完全なウエットで、第1コーナー進入でブレーキをかけたらフロントが切れ込んだ。そして気がついたら壁にぶつかっていた。背中を強く打ちつけてプロテクターがだめになってしまったほどだけれど、それによって僕を守ってくれたようだ。痛みがひどいので、これから数日間は大型のクッションが必要になりそうだけど、最悪のことにならなかったので本当に良かった。何日かはよく休んで回復に努め、次のアッセンで戻ってくるよ!」



ポイントスタンディング

1 ケーシー・ストーナー Honda 116
2 ホルヘ・ロレンソ Yamaha 98
3 アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda 83
4 ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati 68
5 ダニ・ペドロサ Honda 61
6 ニッキー・ヘイデン Ducati 60
7 青山博一 Honda 43
8 コーリン・エドワーズ Yamaha 37
9 ベン・スピーズ Yamaha 36
10 カレル・アブラハム Ducati 33
11 マルコ・シモンチェリ Honda 32
12 エクトール・バルベラ Ducati 31
13 カル・クラッチロー Yamaha 30
14 トニ・エリアス Honda 28
15 アルバロ・バウティスタ Suzuki 22
16 ロリス・カピロッシ Ducati 22
17 ランディ・ド・ピュニエ Ducati 10
18 ジョン・ホプキンス Suzuki 6




Moto2クラス



 Moto2クラスの決勝レースは、気温11度、路面温度12度のウエットコンディション。

 ホールショットは、ブラドルが奪うが、ポールポジションのマルケスはミスで大きくポジションを落としてしまう。
 地元のレースで気合の入るレディングがブラドルをパス。二人が後続を引き離す勢いで接近戦を演じる。
 6周目、勢いをつけたパッシーニが、トップ二人に追いつき、ついにトップに浮上。
 7週目、パッシーニはトップに立ち最速ペースで後続を引き離そうとしたが、まさかの転倒、リタイアとなった。同じ周、マルケスも転倒リタイアした。
 トップに立ったブラドルが、その後、安定したペースを刻み独走状態を築く。2番手は、ペースの上がらなくなったレディングをソフォーグルがパス。
 11週目、ソフォーグルまでもが転倒。再スタートするが、大きく順位を落とした。2番手には、28番グリッドからスタートした地元ライダーのスミスが急浮上。3番手、ピッロ。4番手、ソフォーグル。
 ブラドルは、そのまま独走状態で、今季4勝目を飾った。スミスが2位。ピッロが初表彰台の3位。
 高橋は、着実に走り切り7位。ソフォーグルは、8位まで挽回した。



1. ステファン・ブラドル Kalex 44'10.236

「本当に難しいコンディションで、とても大変なレースでした。どちらかといえばドライコンディションのレースが好きなので、今日のようなウエットコンディションで優勝できたことは、自分たちにとって本当にすばらしいことです。今日は自分の走りに集中しました。他のライダーがどんな走りをしていようと、そんなことはどうでもよかったです。しかし、集中を続けるのは、本当に難しかったです。しかし、ここまでは、なにもかもが順調に進んでいます。でもまだ先は長いので、同じように仕事を続けていきたいです」

2. ブラッドリー・スミス Tech 3 +7.601

「28番グリッドだったので、今日はいいスタートを切らなければならないと思っていました。第3コーナーに入るとき、5人くらいを外側から抜きました。それからは、とにかく前に出ようと思っていました。集団の中では水しぶきが本当にひどかったです。なにも見えませんでした。だから、ただ下を向いて走りました。いいペースで走れたけれど、ステファンにはかないませんでした。速いペースを保つようにして彼にプレッシャーを与えようとしたけれど、彼はクールでミスをしなかったので、チャンスもなかったです」

3. ミケーレ・ピロ ITA Moriwaki +12.241

「路面がとても濡れていて、序盤は本当に厳しかったです。とにかく、落ち着かなくてはいけないと思いました。正直、こんなコンディションではどこまで走れるのか自信がありませんでしたが、周を重ねるごとにフィーリングがよくなったので前に出ようとがんばりました。このサーキットは初めてだったし、すごくうれしいです。チームにとってもこの結果は重要なので、とてもうれしい。これからも同じようなレースをしていきたいです。チームとスポンサーに心から感謝しています」

4. ジュール・クルーゼル Suter +17.271

5. スコット・レディング Suter +23.531

6. エステベ・ラバト FTR +28.661

7. 高橋 裕紀 Moriwaki +32.391


「ウオームアップはすごく感触がよくて、今日はいいレースができると思っていました。しかし、スタートして何周かは、視界が悪かっただけでなく、フィーリングも悪くてペースを上げられませんでした。それで19番手まで順位を落としましたが、だんだんリズムよく走れるようになり、ペースを上げられました。最終的に7位でフィニッシュ。ピットに帰ってきたら、みんなすごく喜んでくれました。表彰台には立てなかったけれど、総合ランクで5位から3位に上がることができました。今回はフリー、予選といろいろなことにトライしました。全力を尽くしてくれたチームとモリワキのスタッフに感謝したいです」

8. ケナン・ソフォーグル Suter +34.662

9. ヨニー・エルナンデス FTR +37.181

10. シモーネ・コルシ FTR +38.981

11. ランディ・クルメンナッハー Kalex +39.657

12. マックス・ノイキルヒナー MZ-RE Honda +51.622

13. ケブ・コブラン FTR +54.810

14. アレックス・バルドリーニ Suter +56.242

15. トーマス・ルティ Suter +1'00.769

16. アンドレア・イアンノーネ Suter +1'06.198


「タフなレースだった。最終的にベターなポジションでフィニッシュできるようにマネージメントしたけど、レース中は、ヘルメットのバイザーに問題があった。数ポイントを稼ぐことができなかった。アイム・ソーリー。問題を抱えたまま週末を終えてしまった。この状況を改善するために、戦闘的になるために、懸命に働かなければいけない。このランキングが気に入らない。もう一度戦闘的になるために、解決策を見つけないと。アッセンでこのネガティブな流れを断ち切りたい。」

17. マイク・ディ・メッリオ Tech 3 +1'19.530

18. アレックス・エスパルガロ Pons Kalex +1'27.092

19. バビエル・フォレス Suter +1'29.849

20. ドミニク・エガーター Suter +1'30.338

21. ラファエル・デ・ローサ FTR +1'57.792

22. ヴァレンティン・デビーズ FTR +2'11.104

23. ロベルティーノ・ピエトリ Suter +2'29.168

24. マシェル・アル・ナイミ Moriwaki 1 Lap

25. ナッサー・ハサン・アル・マルキ Moriwaki 1 Lap

RT. ポル・エスパルガロ FTR 2 Laps

RT. アンソニー・ウェスト MZ-RE Honda 4 Laps

RT. ケニー・ノエス FTR 4 Laps

RT. クラウディオ・コルチ Suter 5 Laps

RT. アレックス・デ・アンジェリス Motobi 7 Laps

RT. ザビエル・シメオン Tech 3 8 Laps

RT. カルメロ・モラレス Moriwaki 10 Laps

RT. ラタバー・ウィライロー FTR 10 Laps


「毎戦、アクシデントの後遺症の影響が出てしまうのは残念。いつも走りで、上位に進出するために、モチベーションを持ってサーキットに入るけど、ものごとが難しくなってしまう。この状態を克服する。キャリアでベストリザルトを獲得したアッセンで、それを証明したい。」

RT. マルク・マルケス Sute 11 Laps

RT. マティア・パッシーニ FTR 12 Laps

RT. ミカ・カリオ Suter 12 Laps

RT. ジョルディ・トーレス Suter 15 Laps

RT. アクセル・ポンス Pons Kalex 0 Lap




ポイントスタンディング(ライダー)

1 ステファン・ブラドル KALEX 127
2 シモーネ・コルシ FTR 65
3 高橋裕紀 MORIWAKI 56
4 アンドレア・イアンノーネ SUTER 49
5 フリアン・シモン SUTER 49
6 トーマス・ルティ SUTER 48
7 ブラッドリー・スミス TECH 3 47
8 マルク・マルケス SUTER 45
9 アレックス・デ・アンジェリス MOTOBI 42
10 ミケーレ・ピロ MORIWAKI 37
11 アレックス・エスパルガロ PONS KALEX 31
12 ランディ・クルメンナッハ KALEX 29
13 エステベ・ラバト FTR 28
14 ジュール・クルーゼル SUTER 27
15 ドミニク・エージャーター SUTER 24
16 ヨニー・ヘルナンデス FTR 20
17 マックス・ノイキルヒナー MZ-RE HONDA 18
18 スコット・レディング SUTER 16
19 ポル・エスパルガロ FTR 13
20 アレックス・バルドリーニ SUTER 13
21 ケブ・コフラン FTR 11
22 ケナン・ソフォーグル SUTER 8
23 ミカ・カリオ SUTER 8
24 マイク・ディ・ミリオ TECH 3 7
25 クラウディオ・コルティ SUTER 5
26 アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA 5
27 ラタパーク・ウィライロー FTR 4
28 マティア・パシーニ FTR 3
29 ザビエル・シメオン TECH 3 2
30 リカル・カルダス MORIWAKI 2
31 アクセル・ポンス PONS KALEX 1

ポイントスタンディング(コンストラクター)

1 KALEX 127
2 SUTER 123
3 MORIWAKI 74
4 FTR 69
5 TECH 3 56
6 MOTOBI 42
7 PONS KALEX 32
8 MZ-RE HONDA 18




125ccクラス



 125クラスの決勝レースは、気温11度、路面温度11度のウエットコンディション。

 オープニングラップは、フォルガー、テロール、ザルコ、ファウベルの順。
 7週目、ザルコがトップに立つが、9週目に再びフォルガーがトップを奪い返す。その後、何度か順位を入れ替えながら周回が進むが、13週目にフォルガーがトップに立ってからは、徐々にザルコとの差を広げ、そのままトップでゴールし、初優勝を飾った。ザルコは、3.8秒差の2位。
 3位争いは、ビニャーレスとファウベル、マーチンの間で展開されていたが、マーチンがコースアウト。ビニャーレスが転倒し、ファウベルが表彰台を獲得した。
 以下、サロム、バスケス、マーチン、コルテセ、テロール、コーンフェイル、ケントまでたトップ10入りした。

 チャンピオンシップは、テロールが128ポイントで依然トップを維持。2位は、35ポイント差でフォルガーとなっている。



1. ジョナス・フォルガー Aprilia 43'48.862

「信じられない。すごく長く、厳しいレースだった。サスペンションが上手く機能せず、序盤はあまり自信がなかった。ザルコが僕よりも速かったから、頑張って追いかけた。彼の走りを研究したけど、終盤は僕の方が速くなり、抜いてからは、優勝を確実にするために、全力でプッシュした。」

2. ヨハン・ザルコ Derbi +3.885

3. エクトール・ファウベル Aprilia +14.951

4. ルイス・サロム Aprilia +17.164

5. エフレン・バスケス Derbi +17.403

6. アドリアン・マーチン Aprilia +19.236

7. サンドロ・コルテセ Aprilia +21.609

8. ニコラス・テロール Aprilia +25.167


「ウォームアップ走行の感触は楽観的だったけど、サイティングラップで何かが機能しないことに気づいた。グッドなスタートで、トップに飛び出したけど、フィーリングは朝の走行とは全く違っていた。アクセルに触れる度に、リアが大きく滑ってしまい、何度も転びそうになった。レースが永遠に続くような感じだった。とにかく、チャンピオンシップを考えて、数ポイントを稼ぐことに集中した。」

9. ヤクブ・コーンフェイル Aprilia +32.345

10. ダニー・ケント Aprilia +32.971



ポイントスタンディング

1 ニコラス・テロール アプリリア 128
2 ジョナス・フォルガー アプリリア 93
3 ヨハン・ザルコ デルビ 83
4 サンドロ・コルテセ アプリリア 81
5 エフレン・バスケス デルビ 68
6 マーヴェリック・ビニャーレス アプリリア 65
7 エクトール・ファウベル アプリリア 48
8 セルジオ・ガデア アプリリア 36
9 ルイス・サロン アプリリア 35
10 アドリアン・マーティン アプリリア 30




監督クラス




ウィルコ・ズィーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリーチーム・マネジャー)

「今日のコンディションは非常に難しかった。ホルヘは最初の3ラップまで、リアグリップが十分に効いていなかったようだ。5、6周してからようやく少しずつ良くなってきたので、ドビジオーゾを追い詰めて仕掛けていったが、無理がかかったのかハイサイドを起こしてしまった。それでハンドルバーを飛び越えて転倒し、不運にもそれでレースを終えることになってしまったのだ。これは私がチームに来てから初めてのDNF。そしてホルヘにとっては25戦ぶりのリタイアだ。そしてランキングトップの座を奪われ、逆に18ポイントの差をつけられることになってしまった。しかし、これからのことは何もわからない。まだ12戦も残っているのだから、まずは次のアッセンに期待したい」

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリーチーム・ディレクター)

「このような結果はまったく予想していなかった。ベンもホルヘも、そしてそれぞれのチームクルーたちもみな、懸命に頑張ってきた。そしてウエットでもドライでもセッティングを完成させ、予選で好位置を獲得することができたというのに。しかし今日のコンディションは予想以上に難しいものになり、両ライダーが転倒して再スタート不可能という展開になってしまった。
ホルヘは怪我がなかったのですぐにガレージに戻ってくることができたが、ベンのほうはメディカル・センターに運ばれ、背中と首の検査を受けた。最終的には問題なしの判断が出たので、ふたりともリタイアに終わったとは言え、怪我なくここを離れられることは幸いだった。今日のことは早く忘れて、2週間後のアッセンに照準を合わせていく。そしてバルセロナからの好調をつなげたい」

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「コーリンは本当に素晴らしかった。鎖骨を骨折して、手術をして1週間しか経っていないライダーが表彰台を獲得するなんて、そんな奇跡には誰も金を賭けようとはしないだろう。ところが予想を覆してコーリンはヒーローになり、モンスター・ヤマハ・テック3チームにとっても忘れられない一日になった。昨日はカルが転倒し、決勝欠場が決まって落胆した。しかし今日はコーリンが、チームのみんなに笑顔を取り戻させてくれたのだ。彼は速かっただけでなく、非常に勇敢だった。数週間前のヘレスでは、同じような状況の中で惜しくも表彰台を逃していた。
そしてカタルニアでは怪我をしてしまったわけだが、そんな時は家に帰って休んでいれば楽なのに、決して休もうとはせず、何よりもチームのために走り続けたのだ。
しかもレースを楽しみ、レースへのモチベーションの高さを見せてくれた。そんな彼を、私は心から尊敬する。痛みはひどかったはずだが、一言も文句を言わずにいつもと同じようにウイークを過ごした。そして難しいコンディションのなかで多くのライダーが転倒するなか、コーリンはまったくミスをせず最高の走りを見せた。しかしカルのことを考えれば、手放しで喜べるような状況ではない。欠場は残念だったが、彼もかなりの頑張り屋なので、前よりもさらに強くなって戻ってくると信じている。ホームレースを何としても走りたかった気持ちはよくわかるが、コーリンの早い回復を見て励みになっているに違いない」

辻 幸一 (MS開発部 MotoGPグループリーダー)

「ヤマハ・ファクトリー・レーシングにとっては、非常に厳しいレース結果となってしまいました。ドライ、ウエットセッティングとも決まっていただけに、両ライダーとも転倒しリタイアしてしまったことは非常に残念でなりません。一方、右鎖骨骨折が十分回復していないにも関わらず、モンスター・ヤマハ・テック3のコーリン選手が見事な走りで3位表彰台を獲得したことは優勝にも値すると思います。今回の反省をしっかり行い、次回オランダ・アッセンではヤマハの活躍を皆様にお見せできるよう一同頑張りますので引続き応援の程宜しくお願いいたします」

中本修平 (Repsol Honda Team チーム代表)

「今日はとても難しいコンディションでした。雨と風と寒さ、こういうときはライダーのがんばり以外のなにものでもなく、ケーシーとアンドレアには感謝したいです。今日はウオームアップで、雨のレースに向けて細かい調整をしましたが、それも結果につながりました。ケーシーは、序盤の5周くらいはタイヤが温まらず難しかったと言っていましたが、それからは順調にラップを刻めていました。アンドレアは、ウオームアップの調整でブレーキングがすごくよくなり、それが好結果につながりました。チームの総合力で獲得した表彰台でした。マルコは残念でした。特別攻めていたわけじゃないようですが、フロントから転んでしまったようです。マルコが転ばなければ1-2-3フィニッシュを達成できたので残念です。今回の優勝でケーシーは総合首位に立ちました。次のオランダも勝てるように全力を尽くしたいです」

ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)

「アルバロはとてもよく頑張った。また、雨のひどいコンディションの中でアルバロに自信を持たせるマシンセッティングを行ったチームについても評価したい。実際に公式練習やウォームアップ走行時よりも水溜りが多く、わずかなミスがトラブルにつながるレース初盤でアルバロは慎重だった。そして自分のリズムを見つけてからは、素晴らしく安定していて、クラッシュしないスピードバランスを上手くキープしていた。開幕以来これまで何かと厳しい道のりだったが、ようやく怪我以前の本来のアルバロの実力が発揮されたレースだった。次のアッセンではさらに良い結果を期待したい。」

ヴィットリアーノ・グアレスキ (Ducati MotoGP Team Manager)

「非常にチャレンジングな週末だったが、チームとしては上々のリザルトが得られた。ニッキーは非常にいい走りを見せてくれた。序盤のヒヤリとする場面がなかったら、もっと上位でフィニッシュできていたはずだ。あれほどのハイサイドを経験すると、再びリズムを取り戻すまで時間がかかるものだし、スピーズ(ベン)とエドワーズ(コーリン)の先行を許すことになった。終盤は誰よりも素晴らしいライディングを披露したものの、すでにギャップが大きすぎた。いずれにしても、ニッキー好みのレインセットアップが見つかったので、彼自身もいいフィーリングで乗れたようだ。一方、バレンティーノは良いフィーリングが得られないまま、チェッカーまで走行することになってしまった。なぜ今回のレースだけそのような事態になったのか、しっかりと原因を究明する必要があるだろう。そのうえで、開幕戦から継続してきた上昇トレンドに戻りたい。」




ブリジストン



堀尾直孝 (ブリヂストン モータースポーツ推進部長)

「今日のような苛酷なレースを制して優勝を飾ったケイシーは、チャンピオンシップでもランキングトップに立ちました。これはまさに、ケイシーとレプソル・ホンダが発揮した総合力の賜物です。また、チームメイトのアンドレアも2位表彰台を獲得し、素晴らしいレースウィークになりました。先週金曜に負傷をしたコーリンが、今回のレースで早速復帰して3位表彰台を獲得し、高水準の走りを披露したのも素晴らしいことです。さらに、今回のレースで我々が使用したピット設備を、イギリスGPに間に合うよう竣工したシルバーストーンサーキットの皆様にも、お祝いを申しあげたいと思います。モータースポーツの世界が誇るべき、素晴らしい設備だと思います」

浜島裕英 (タイヤ開発第2本部フェロー)

「まずはじめに、今日のレースは、コースじゅうのいたるところに水たまりができあがる、非常に難しいコンディションであったことを説明しておかなければならないでしょう。水しぶきの量を見れば、路面の濡れ具合も容易に推測がつくのではないかと思います。トップ争いをしていた3選手が転倒した事実を見ても、ミスを誘発しやすい状況だったことがわかるでしょう。そんな状況でも、ケイシーは水量が多いレース序盤から高水準のラップタイムを刻んでいたことは、非常に印象的です。レース終盤には雨の勢いが弱まり、水たまりの水量も減ってきたことから、ラップタイムが向上してゆきました。が、すでにこのころには、トップを走行している選手たちはそれぞれ後続との距離を開いて安全圏に入っていました。
 今日のレースで我々のウェットタイヤが発揮したパフォーマンスには満足をしています。冷たいフルウェット状態のなかで、周回を重ねるにつれ汚れが激しくなってゆく水に対して適切に対応し、ラップタイムも安定をしていました」



WSBK サンマリノ アフターザフラッグ

2011-06-13 21:41:36 | MotoGP WSB BSB JRR




- アフター・ザ・フラッグ -



スーパーバイク世界選手権 第6戦 サンマリノ大会

■開催日:2011年6月12日(月)
■開催地:イタリア/ミサノ(1周4.226km)
■天候:晴れ ■気温:25度 ■観客:61,000人
■PP:T・サイクス(カワサキ/1分55秒197)
■FL:C・チェカ(ドゥカティ/1分36秒520)




SUPERBIKE



決勝レース1

カルロス・チェカが優勝。

 オープニングラップは、ハスラム、ビアッジ、サイクス、チェカ、メランドリの順。
 2周目、ビアッジがトップに出て、それをハスラム、サイクス、チェカが追う。
 4周目、チェカが2番手のハスラムをパス。
 5週目、芳賀紀行はマシントラブルでピットイン。そのままリタイアとなる。ビアッジ、チェカの後方では、ハスラム、メランドリ、サイクス、ラバティの3位争いが熾烈となっていたが、10週目にハスラムが転倒リタイアとなる。
 12週目、ビアッジの背後で隙を狙っていたチェカがついにトップに浮上。それ以降は、終盤まで大きな変動もなく、トップのチェカ、2番手のビアッジ、3番手のメランドリがそれぞれ単独走行となり、そのままゴールした。

決勝レース2

カルロス、チェカがダブルダブルウィン。

 レース2は、波乱のレースとなった。ホールショットはサイクスが奪ったが、すぐにハスラム、チェカ、ビアッジに捕らえられてしまう。
 3周目、チェカがトップに浮上し、ビアッジ、ハスラムが追う。セカンドグループは、メランドリ、サイクス。
 11週目、チェカがビアッジとの差を徐々に広げる。さらに7秒後方にメランドリ、サイクスが続いていた。そしてその周、メランドリとキャミアが転倒し、赤旗にてレース中断。再レースは、14週で仕切り直しとなった。

 第2ヒート。赤旗の原因となったメランドリとキャミアは、規定時間内にピットに戻る事が出来なかったため、第2ヒートの出走は認められなかった。
 ホールショットはビアッジ。ハスラム、チェカ、ラバティ、ギュントーリと続く。芳賀は7番手走行。
 6周目、3番手走行のラバティが転倒。3位争いは、ハスラム、芳賀、バドヴィニが熾烈となっている。
 8週目、ビアッジがコースアウトし、すぐにコース復帰するも、チェカがトップに浮上。二人の差は、1.3秒となる。
 9週目、ハスラムをパスした芳賀が、3位浮上。サイクスは転倒し、すぐにコース復帰するが、最後尾14番手まで後退。
 最終週、1位、チェカ。2位、ビアッジ。3位争いは芳賀とバドヴィニが激しくやり合うが、芳賀に軍配が上がり、3位表彰台を獲得。アプリリアで初の表彰台となった。



ライダース・コメント(総合ランキング順)

※ 順次更新



1  カルロス・チェカ  ESP  (Ducati)  245   (1位/1位)

「なんて素晴らしい結果なんだ!最初のレースは、良いスタートとは言えず、1コーナーで滑らせてしまった。マックスは最初から速くて、彼を抜くのは容易ではなかったけど、良いリズムを見つけてから、小さなアドバンテージを積み重ねて勝つ事が出来ました。最終ラップにはタイヤのスライドが始まっていたし、とても暑かったが、非常に満足のいく結果だった。
第2レースでは、タイヤを変更したのだが、これが正しい選択だったようだ。このレースでもマックスは速くて、私達は良いペースで周回していた。マックスをリードしてからは、差を詰められないように頑張って走り、なんとかダブルウィンを達成できました。5月にここでテストをしたときから、ミザーノで競争力がある事は分かっていました。でも、ダブルウィンを達成できるとは思ってもみませんでした。ミラーでは難しい状況の中で勝利を手に入れたことで、ここでは上手くいくと思っていました。素晴らしい勝利です。」

2  マックス・ビアッジ  ITA  (Aprilia)  173   (2位/2位)

「大きなギャップをつけられてしまいしたが、我々は戦いを続けなければならないので、その事について考えすぎてはいけない。現時点で出来る限りの手は尽くしており、また勝利する事ができると確信しています。我々は懸命に仕事を続けており、大きな情熱を持っています。」

3  マルコ・メランドリ  ITA  (Yamaha)  150   (3位/DNS)

「今日は本当に大変だった。忘れてしまいたい一日だよ。転倒のことじゃなくて、それよりも力のなさにがっかりしているんだ。第2レースは転倒してしまったけれど、それがなくても上位争いは不可能だった。本来の速さが出せないんだ。第1レースもマシンを思うように操ることができず、結果的に表彰台を獲得できたけれども、それまでにかなり苦労した。第2レースの前にいくつか変更を行ったが、少しも改善できなくて、初めからグリップ不足に悩まされていた。そして突然、フロントから転倒してしまったんだ」

4  ユージーヌ・ラバティ   IRL  (Yamaha)  123   (5位/13位)

「第1レースのタイヤ・チョイスは賭けだった。そしてそれが、残り4ラップまではとてもうまくいっていたんだ。不思議なことに、右コーナーの多いこのコースで、タイヤの左側がすっかりすり減っていた。そして最後の最後に4位から滑り落ちてしまったことが悔しくて仕方がない。第2レースは、レッドフラッグで中断している間にタイヤを変更し、第1レースと同じものに交換した。すると一気に調子が良くなって、チェカやビアッジともバトルできるかというほどだったんだけれど、それよりも後続を引き離して3位を確実にすることのほうが大切だった。ところがそんな矢先に転倒。本当に残念な結果になった。今日のことは忘れて気持ちを切り替え、次のアラゴンに照準を合わせていかなければならない。あそこは最近、テストをしたばかりなので、きっといい走りができると思う」

5  レオン・ハスラム  GBR  (BMW)  106   (リタイア/5位)

「第2レースで赤旗が振られたので残念でした。僕たちは、最後までタイヤを持たせようとハードタイヤを選択していて、安定して走行ができていたし、良い感触でした。しかし、残念ながらレースは中断されてしまいました。そして、再開されたレースには、ラップ数が少なくなったので、よりグリップを得られるようにとソフトタイヤで臨みました。しかし、それがマシンに影響が出てしまい、グリップは増したが、フィーリングが悪くなってしまいました。フロントタイヤに問題があり、何度も転びそうになりました。それでもレースを完走できたので、満足はしています。レース1のクラッシュは自分のミスです。いくつか問題が発生していたがプッシュし続けていたら、大きくハイサイドをくらってしまいました。右の爪先と手を痛めましたが、幸い重大な怪我とはなりませんでした。」

6  レオン・キャミア  GBR  (Aprilia)  101   (6位/DNS)

「忘れてしまいたい週末だね。まったく良い感触が無かったよ。こんなことは、どのトラックでも起こる事ではない。まぁ、唯一救いなのは、少なくとも今年はこのトラックに戻らなくてもいいと言う事かな。」

7  ミシェル・ファブリッツィオ  ITA  (Suzuki)  95   (リタイア/6位)

「怪我のことだけに限らず、このレースウィーク全体の結果に少しばかりがっかりしている。スーパーポールでの走りもスタートグリッドについても、雨が災いして思うようにいかなかった。公式予選は3位だったがスーパーポール1で13位、このグリッド位置からでは勝ちを狙える展開は難しい。第1レースは、トップにリードを広げられまいと最初から出来る限り前に出て行こうとしたが、攻め過ぎて第3コーナーでハイサイドになりクラッシュして右腕を痛めた。救急で診てもらうと手首の舟状骨が折れているかも知れないと言われたが、1日か2日経たないと詳しい事はわからないということだったので、第2レースは思いきって出場することにした。スタート直後から頑張って何台もパスして、赤旗が出た時点では7位まで上がっていたと思う。その後再開して14ラップでのレースとなり、ベストを尽くして走ったが、やはりスロットルワークに力が入らなかった。それで思うように加速ができず、順位を上げることが出来ないままチェッカーとなってしまった。レースが中断せずに24周回でおこなわれていれば、さらに追い上げて順位を上げるチャンスもあっただろう。もし第1レースでの怪我がなかったら、不利なスタートグリッドからでも表彰台を狙えたと思う。しかし今回は昨日の雨に、今日のハイサイドが追い討ちをかけた。火曜に病院へ行ってレントゲンを撮るが、舟状骨が折れているかどうかにかかわらず、次戦のアラゴンは出場する。ギプスをして走ることになるかも知れないが、とにかく来週のレースも思いきり走る。」

8  ジョナサン・レイ  GBR  (Honda)  94   (DNS/DNS)

「今大会は、本当に悪い方向へと進んでしまいました。昨日は、転倒して腕を数針縫いました。そして今朝は時速230キロで転倒しました。転倒したコーナーは、シーズンを通じて最も速いコーナーの1つで、骨折してしまいました。そして治すのに時間もかかりそうです。残念ながらアラゴンは欠場します。医者は3週間で腕の骨折は治ると言っていますし、1カ月先のブルノには出られると思います。ブルノは、マシンとの相性がいいので100%の状態で戻りたいです。初めて世界選手権で優勝したレースもブルノでしたからね。昨年も1位と2位でした。今回のケガで、メッセージをくれたすべての人にお礼を言いたいです。とても支えになりました。回復のスピードがアップしたに違いないです」

9  ヤクブ・シュムルツ  CZE  (Ducati)  83   (リタイア/リタイア)

10  シルバン・ギュントーリ  FRA  (Ducati)  72    (7位/7位)

11  アイルトン・バドヴィニ  ITA  (BMW)  72    (8位/4位)

12  芳賀 紀行  JPN  (Aprilia)  70   (リタイア/3位)

「良く知っているこのトラックで、最終的に3位を獲得できて良かったです。チームの熱意が後押ししてくれました。タイヤが消耗していましたが、なんとかバドヴィニを抑える事が出来ました。私達は、まだまだ表彰台を得るためにも挑戦を続けていかねばなりませんが、今回の良い結果が最初のステップとなりました。うまくいけば、来週のアラゴンでも良いパフォーマンスを再現出来るでしょう。」

13  トム・サイクス  GBR  (Kawasaki)  65   (4位/14位)

「得意なサーキットの1つでポールポジションと4位を獲得出来て嬉しい。第1レースはとてもいいフィーリングだった。第2レースのパート1でも、順位をいくつか落としたけれど簡単に取り戻せるペースで走れていた。しかし、レースが中断になった。オイルもなにもなかったので、どうして中断になったのかわからない。レースを中断するものは何もなかったと思う。今日は全体的に強いレースが出来た。第2レースでは、表彰台と自分との間にはハスラムしかいなかった。後続を引き離すことも出来た。再開された「本当の」第2レースで何人かとバトルしたが、それが自分のリズムを崩すことになった。短い周回数だったのでソフトタイヤで賭けに出た選手もいたしね。そして、第3コーナーでザウスのインを突こうと少しタイトに入ったら、白線の内側に入りすぎてフロントを失ってしまった。しかし再スタートして、2ポイント獲得することが出来た。今回はスーパーポールを制し、第1レースではトップ4フィニッシュが出来て、自分にとってもチームにとっても嬉しい週末になった。」

14  ホアン・ラスコルツ  ESP  (Kawasaki)  53    (9位/9位)

「予選は4番手だったのに、スーパーポールでは4列目12番手まで順位を落としてしまった。しかし、第1レースも第2レースも9位でフィニッシュし、ポイントを獲得することが出来た。2レースともにトップ10フィニッシュしたことは、とてもポジティブだった。第1レースはリアグリップに苦しんだ。そのため終盤はいいラップタイムが出すことが出来なかった。第2レースの「2回目のレース」はソフトタイヤを選択したが、フィーリングが良くてプッシュすることが出来た。今大会、予選で4番手タイムを出せたことは大きな自信になった。ウエットのスーパーポールでポジションを落としたが、これからは、ドライでもウエットでも自信を持って走れるようにしたい。」

15  トロイ・コーサー  AUS  (BMW)  49    (リタイア/DNS)

16  ルーベン・チャウス  ESP  (Honda)  44    (11位/8位)

「第2レースはソフトタイヤを装着しました。マシンがスピンしていたのでコントロールするのが大変でしたが、コンスタントに1分37秒台を出すことができました。最後の2、3周は、ラスコルツ(カワサキ)が後ろにいるのが見えたので、ラインをおさえて8位を獲得しました。第2レースの方がマシンは乗りやすく楽しかったです。今年になって、これまでで一番いい状態だったと思います。いいリズムでミサノを終えられました。それにしても、ジョニー(レイ)のケガの状態が心配です。マシンのセットアップを進めるためにも、今は彼の力が必要。自分にとって彼はいい目標ですからね。だから僕のすべてのパワーが、彼に行くことを願っています」

17  ロベルト・ロルフォ  ITA  (Kawasaki)  19    (リタイア/12位)

18  マキシム・バーガー   FRA  (Ducati)  18    (10位/リタイア)

19  マーク・アイチソン   AUS  (Kawasaki)  9    (リタイア/DNS)

20  クリス・バーミューレン   AUS  (Kawasaki)  8     (14位/10位)

「やっと復帰することが出来た。そして全体的に悪くなかったと思う。今週は赤旗中断を含めて数えるとレースが3回あったので、それもレースの感覚を取り戻すのに役立った。今は、少し膝と肘が痛い。今日は両レースで完走してポイントを獲得しようと頑張った。第2レースではトップ10に入ることが出来たし、久しぶりのレースとしては悪くなかった。第1レースはセットアップに少し問題があり、コーナーに入る時のフロントのフィーリングに少し苦戦したが、第2レースはそれを良くすることができた。まだ学んでいる段階だが、走る毎に常に前進している。とにかく、こうしてレースに復帰できてよかった。バイクの調整を引き続きやらなくてはいけないが、タイムはとても僅差だった。予選ではトップとたったの1.6秒差で、4番手とは1秒だった。カワサキは一生懸命頑張ってくれているし、ホアンとトムの走りを見れば、前進しているのは明らかだ。ただ、自分にはベースセッティングを見つけることと、バイクを理解することが必要だ。」

21  ジョシュ・ウォーターズ  AUS  (Suzuki)  8    ( - / - )

22  ロレンツォ・ランツィ  ITA  (BMW)  6    (15位/11位)

23  マッテオ・バイオッコ   ITA  (Ducati)  4    (12位/リタイア)

24  アレッサンドロ・ポリータ   ITA  (Ducati)  3    (13位/DNS)

25  バリー・ヴェネマン  NLD  (BMW)  3    ( - / - )

26  ジェームズ・トーズランド  GBR  (BMW)  3    ( - / - )

23  ファブリッツィオ・ライ   ITA  (Honda)  1    ( - / - )

24  ブライアン・スターリン   AUS  (Kawasaki)  1    ( - / - )




監督



A・ドッソーリ (ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム)

「第1レースではマルコが3位表彰台に上ることができたが、それを含めても、今日は非常に厳しい戦いだった。第2レースもその近くまで行っていながら、おそらく路面についていたオイルに乗って転倒。この段階でのノーポイントは非常に残念だ。ユージンのほうは第1レースでリアに問題があって、第2レースの第1パートも本来のポテンシャルを発揮することができなかった。第2パートでは表彰台獲得を目指したが、不運にもフロントから転倒して目標を達成することはできなかった。今回はビアッジとチェカが非常に強く、またドゥカティはこの10年間で70%以上も勝っている。しかしこれからの4戦はヤマハのマシンに、より合っていると考えている。今まで以上に努力し、次のアラゴンでは、先日のテストのデータを生かして競争力を高めたい。今回わかったことは、ふたりとも表彰台を狙えるだけの力を持っているということ。しかしながらその一方で、ポイントを失い、トップとの差が広がってしまったことも事実だ」






Supersport



※ 決勝リザルト順

1 ブロック・パークス KAWASAKI 37:00.851

2 ファビアン・フォーレ Honda +1.933


「1周目は11番手だったのに、こうして2位表彰台に立ててうれしいです。今日は少しセットアップを変え、それがよかったようです。本当に楽しかったです。スタート直後のコーナーで順位をいくつか落としました。その先の4コーナーで、今度はコースから押し出されてしまいましたが、落ち着いてコースに戻ることができました。それからはとても快適でした。ここはパッシングが簡単ではありませんが、順位を上げることができました。シーズンのスタートがあまりよくなかったので、あまり危険をおかしたくありませんでした。スタートがよくなかったので、表彰台に立てるとは思っていませんでした」

3 サム・ロース Honda +2.890

「表彰台に立てたけれど、悔しいレースでした。マシンは優勝できる力がありましたからね。今日はスタートに失敗して集団に巻き込まれてしまいました。それからなかなか抜けなくて、どこでパスしたらいいのか分かりませんでした。それで最初の10周は苦しみました。しかし、後半の10周は最高でした。マシンのフィーリングがよくなって前進することができました。今回はフィリップアイランド以降初めて100%の体力で戦えたレースでした」

4 デビッド・サロン KAWASAKI +3.262

5 イラリオ・ディオニジ Honda +4.976

6 チャズ・デイビス Yamaha +7.024

7 ジェームス・エリソン Honda +7.344


「今回のレースのために、電子制御のセッティングを少し変えたのですが、それでペースを取り戻すことができた。予選ではバックマーカーに少し苦戦しました。でもいいペースで走れていたし、いいレースをする自信がありました。レースでは周回遅れにひっかかり、グループから離れてしまったけれど、マシンのフィーリングは最高でした」

8 ロビン・ハームス Honda +16.093

「今週末はずっといい状態でしたので、今日はトップ5、もしくはトップ3で戦えるんじゃないかと思っていました。でも残念ながらスタートでストールしてしまい、それからもずっとグリップを見つけるのに苦戦しました。自分の望むグリップにはなりませんでした。10回くらいフロントから転びそうになりました。終盤はスライドが激しかったです。今日は現状のポテンシャルを出しきって走りました」

9 ロベルト・タンブリーニ  Yamaha +16.353

10 ジノ・レイ Honda +16.427


「雨のためにセットアップの時間をたくさんムダにしました。いいレースをするためにも、いいグリッドに並びたかったです。結局後方の16番グリッドからのスタートになった。スタートは悪くなかったけれど、なかなか追い上げることができませんでした。予選でいい状態を作れなかったのがすべてでした」



Standings

1 ブロック・パークス  KAWASAKI 85
2 チャズ・デイビス   YAMAHA 80
3 ルーカ・スカッサ   YAMAHA 70
4 ファビアン・フォーレ HONDA 56
5 デビット・サロン   KAWASAKI 55
6 ロビン・ハームス   HONDA 51
7 サム・ロース   Honda 43
8 フローリアン・マリーノ Honda 31
9 ジェームス・エリソン Honda 28
10 マッシモ・ロッコリ KAWASAKI 26



WSBK サンマリノ 決勝

2011-06-13 00:31:03 | MotoGP WSB BSB JRR



Superbike World Championship 2011

Round 6.   Misano - San Marino   12 - Jun



スーパーバイク世界選手権 第6戦 サンマリノ大会

■開催日:2011年6月12日(日)?
■開催地:ミサノ・サーキット



SUPERBIKE

RACE 1 - RESULTS


1. Carlos Checa?(Althea Racing)?Ducati 1098R?39'03.132
2. Max Biaggi?(Aprilia Alitalia Racing Team)?Aprilia RSV4 Factory?39'04.116
3. Marco Melandri?(Yamaha World Superbike Team)?Yamaha YZF R1?39'20.256
4. Tom Sykes?(Kawasaki Racing Team Superbike)?Kawasaki ZX-10R?39'21.784
5. Eugene Laverty?(Yamaha World Superbike Team)?Yamaha YZF R1?39'22.061
6. Leon Camier?(Aprilia Alitalia Racing Team)?Aprilia RSV4 Factory?39'24.135
7. Sylvain Guintoli?(Team Effenbert-Liberty Racing)?Ducati 1098R?39'26.074
8. Ayrton Badovini?(BMW Motorrad Italia SBK Team)?BMW S1000 RR?39'26.249
9. Joan Lascorz?(Kawasaki Racing Team)?Kawasaki ZX-10R?39'34.861
10. Maxime Berger?(Supersonic Racing Team)?Ducati 1098R?39'37.598
11. Ruben Xaus?(Castrol Honda)?Honda CBR1000RR?39'39.815
12. Matteo Baiocco?(Barni Racing Team S.N.C.)?Ducati 1098R?39'40.824
13. Alessandro Polita?(Barni Racing Team S.N.C.)?Ducati 1098R?39'41.116
14. Chris Vermeulen?(Kawasaki Racing Team)?Kawasaki ZX-10R?39'44.148
15. Lorenzo Lanzi?(BMW Motorrad Italia SBK Team)?BMW S1000 RR?39'46.646

RT. Mark Aitchison?(Team Pedercini)?Kawasaki ZX-10R?33'06.509
RT. Roberto Rolfo?(Team Pedercini)?Kawasaki ZX-10R?23'17.725
RT. Leon Haslam?(BMW Motorrad Motorsport)?BMW S1000 RR?14'45.600
RT. Troy Corser?(BMW Motorrad Motorsport)?BMW S1000 RR?8'23.610
RT. Noriyuki Haga?(PATA Racing Team Aprilia)?Aprilia RSV4 Factory?6'39.721
RT. Jakub Smrz?(Team Effenbert-Liberty Racing)?Ducati 1098R?5'00.563
RT. Michel Fabrizio?(Team Suzuki Alstare)?Suzuki GSX-R1000?1'45.959

DNS Jonathan Rea (Castrol Honda) CBR1000RR




SBK Race 1 - Misano 2011

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RACE 2 - RESULTS

1. Carlos Checa?(Althea Racing)?Ducati 1098R?22'44.117
2. Max Biaggi?(Aprilia Alitalia Racing Team)?Aprilia RSV4 Factory?22'45.601
3. Noriyuki Haga?(PATA Racing Team Aprilia)?Aprilia RSV4 Factory?22'51.889
4. Ayrton Badovini?(BMW Motorrad Italia SBK Team)?BMW S1000 RR?22'51.973
5. Leon Haslam?(BMW Motorrad Motorsport)?BMW S1000 RR?22'53.831
6. Michel Fabrizio?(Team Suzuki Alstare)?Suzuki GSX-R1000?22'54.894
7. Sylvain Guintoli?(Team Effenbert-Liberty Racing)?Ducati 1098R?22'54.992
8. Ruben Xaus?(Castrol Honda)?Honda CBR1000RR?22'57.600
9. Joan Lascorz?(Kawasaki Racing Team)?Kawasaki ZX-10R?22'57.693
10. Chris Vermeulen?(Kawasaki Racing Team)?Kawasaki ZX-10R?23'02.079
11. Lorenzo Lanzi?(BMW Motorrad Italia SBK Team)?BMW S1000 RR?23'06.885
12. Roberto Rolfo?(Team Pedercini)?Kawasaki ZX-10R?23'08.652
13. Eugene Laverty?(Yamaha World Superbike Team)?Yamaha YZF R1?23'36.012
14. Tom Sykes?(Kawasaki Racing Team Superbike)?Kawasaki ZX-10R?23'48.251

RT. Maxime Berger?(Supersonic Racing Team)?Ducati 1098R?13'16.439
RT. Jakub Smrz?(Team Effenbert-Liberty Racing)?Ducati 1098R?8'14.979
RT. Matteo Baiocco?(Barni Racing Team S.N.C.)?Ducati 1098R?5'01.447



SBK Race 2 - Misano 2011

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SUPERSPORT

RACE - RESULTS

1. Broc Parkes?(Kawasaki Motocard.com)?Kawasaki ZX-6R?37'00.851
2. Fabien Foret?(Hannspree Ten Kate Honda)?Honda CBR600RR?37'02.784
3. Sam Lowes?(Parkalgar Honda)?Honda CBR600RR?37'03.741
4. David Salom?(Kawasaki Motocard.com)?Kawasaki ZX-6R?37'04.113
5. Ilario Dionisi?(Honda Italia Improve FG)?Honda CBR600RR?37'05.827
6. Chaz Davies?(Yamaha ParkinGO Team)?Yamaha YZF R6?37'07.875
7. James Ellison?(Bogdanka PTR Honda)?Honda CBR600RR?37'08.195
8. Robbin Harms?(Harms Benjan Racing Team)?Honda CBR600RR?37'16.944
9. Roberto Tamburini?(Bike Service R.T.)?Yamaha YZF R6?37'17.204
10. Gino Rea?(Step Racing Team)?Honda CBR600RR?37'17.278
11. Florian Marino?(Hannspree Ten Kate Honda)?Honda CBR600RR?37'30.076
12. Miguel Praia?(Parkalgar Honda)?Honda CBR600RR?37'36.368
13. Alessio Velini?(Velmotor 2000)?Honda CBR600RR?37'37.039
14. Roman Stamm?(MACH Racing)?Honda CBR600RR?37'37.219
15. Alexander Lundh?(Cresto Guide Racing Team)?Honda CBR600RR?37'42.041
16. Vladimir Ivanov?(Step Racing Team)?Honda CBR600RR?37'45.162
17. Vladimir Leonov?(Yakhnich Motorsport)?Yamaha YZF R6?37'49.210
18. Balazs Nemeth?(Team Hungary Toth)?Honda CBR600RR?37'58.987
19. Marko Jerman?(MD Team Jerman)?Triumph Daytona 675?37'59.592
20. Imre Toth?(Team Hungary Toth)?Honda CBR600RR?38'09.125
21. Ronan Quarmby?(Suriano Racing Team)?Triumph Daytona 675?38'11.410
22. Iuri Vigilucci?(Vigi Racing Team)?Yamaha YZF R6?38'30.269
23. Oleg Pozdneev?(RivaMoto)?Yamaha YZF R6?37'47.237
24. Stefano Cruciani?(Puccetti R. Kawasaki Italia)?Kawasaki ZX-6R?38'15.009

RT. Mirko Giansanti?(Puccetti R. Kawasaki Italia)?Kawasaki ZX-6R?34'06.062
RT. Vittorio Iannuzzo?(Lorenzini by Leoni)?Kawasaki ZX-6R?32'25.336
RT. Valery Yurchenko?(RivaMoto)?Yamaha YZF R6?33'59.620
RT. Eduard Blokhin?(RivaMoto)?Yamaha YZF R6?19'43.860
RT. Luca Marconi?(Bike Service R.T.)?Yamaha YZF R6?13'56.994
RT. Massimo Roccoli?(Lorenzini by Leoni)?Kawasaki ZX-6R?10'16.255
RT. Yves Polzer?(Team MRC Austria)?Yamaha YZF R6?10'46.480
RT. William Marconi?(Marconi Racing)?Yamaha YZF R6?7'11.495
RT. Danilo Dell'Omo?(Suriano Racing Team)?Triumph Daytona 675?3'35.790
RT. Ondrej Jezek?(SMS Racing)?Honda CBR600RR?1'40.054
RT. Pawel Szkopek?(Bogdanka PTR Honda)?Honda CBR600RR

NS. Giuliano Rovelli?(Yamaha ParkinGO Team)?Yamaha YZF R6
NS. Mitchell Pirotta?(KUJA Racing)?Honda CBR600RR




SSP Race - Misano 2011

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MotoGP : イギリス 決勝

2011-06-13 00:29:55 | MotoGP WSB BSB JRR
BRITISH GRAND PRIX

Silverstone



MotoGP 第6戦 イギリスGP 決勝


■開催日:2011年6月12日(日)決勝結果
■開催地:イギリス/シルバーストーン(5.902km)
■周回数20周(118.04 km)
■観客数:72,544人
■コースコンディション:ウエット
■気温:11度 ■路面温度:10度
■PP:C・スト―ナー(2分02秒020/ホンダ)




MotoGP RACE

気温11度。路面温度10度のレインコンディション。

ストーナーが、圧倒する速さで独走、通算150戦目を優勝で飾りポイントリーダーに再浮上した。
ドビツィオーソが、トップから15秒差の2位。
エドワーズは、骨折した右鎖骨の痛みに耐えながら、2年ぶりの表彰台となる3位を獲得。
ヘイデンは、4位。
バウティスタは、5位。
ウォームアップ走行で転倒を喫したロッシは、6位。
カレル・アブラハム、トニ・エリアスが続いた。
青山博一は、9位。
カピロッシが、10位となった。

シモンチェリ、ロレンソ、スピーズは、転倒リタイアしている。

チャンピオンシップは、ストーナーがロレンソを抜きランクトップに再浮上した。



1. ケーシー・ストーナー AUS (Repsol Honda Team - Honda) 47'53.459
2. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA (Repsol Honda Team - Honda) +15.159
3. コーリン・エドワーズ USA (Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha) +21.480
4. ニッキー・ヘイデン USA (Ducati Team - Ducati) +26.984
5. アルバロ・バウティスタ SPA (Rizla Suzuki MotoGP - Suzuki) +35.569
6. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA (Ducati Team - Ducati) +1'04.526
7. カレル・アブラハム CZE (Cardion AB Motoracing - Ducati) +1'32.650
8. トニー・エリアス SPA (LCR Honda MotoGP - Honda) +1'51.938
9. 青山 博一 JPN (San Carlo Honda Gresini - Honda) +1'52.350
10. ロリス・カピロッシ ITA (Pramac Racing Team - Ducati) +2'03.312
11. エクトール・バルベラ SPA (Mapfre Aspar Team MotoGP - Ducati) 1 Lap
12. ランディ・ド・ピュニエ FRA (Pramac Racing Team - Ducati) 1 Lap

RT. マルコ・シモンチェリ ITA (San Carlo Honda Gresini - Honda) 10 Laps
RT. ホルヘ・ロレンソ SPA (Yamaha Factory Racing - Yamaha) 12 Laps
RT. ベン・スピーズ USA (Yamaha Factory Racing - Yamaha) 13 Laps



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 11º / Ground: 10º / Humidity: 85%

Records:

Pole Lap: Casey STONER 2'02.020 174.1 Km/h
Fastest Lap: Lap: 17 Nicky HAYDEN 2'21.432 150.2 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Jorge LORENZO 2'03.526 172.0 Km/h
Best Lap: 2011 Casey STONER 2'02.020 174.1 Km/h

2010 British Grand Prix (June 20):

Pole position : Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 2m 3.308s
Fastest race lap : Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 2m 3.526s




Moto2 RACE

気温11度。路面温度12度のレインコンディション。

ステファン・ブラドルが、2位に7.601秒差のアドバンテージを広げ、2戦連続4勝目を挙げた。
28番グリッドのブラドリー・スミスは、猛烈な追い上げで2位に入った。
ミケーレ・ピロは3位。
ジュール・クルーセル、スコット・レディング、エステベ・ラバットが続いた。
高橋裕紀は、7位。
ケナン・ソフォーグル、ヨニー・エルナンデェス、シモーネ・コルシがトップ10入り。

マティア・パシーニは、6ラップ目にトップに浮上したが、7ラップ目に転倒。
ポールポジションのマルク・マルケスは、12番手走行中の7ラップ目に転倒。

チャンピオンシップは、ブラドルが127ポイントとなり、ランク2位のコルシに62ポイントと差を広げた。
高橋は、ランク5位から3位に浮上した。



1. ステファン・ブラドル GER (Viessmann Kiefer Racing - Kalex) 44'10.236
2. ブラッドリー・スミス GBR (Tech 3 Racing - Tech 3) +7.601
3. ミケーレ・ピロ ITA (Gresini Racing Moto2 - Moriwaki) +12.241
4. ジュール・クルーゼル FRA (NGM Forward Racing - Suter) +17.271
5. スコット・レディング GBR (Marc VDS Racing Team - Suter) +23.531
6. エステベ・ラバト SPA (Blusens-STX - FTR) +28.661
7. 高橋 裕紀 JPN (Gresini Racing Moto2 - Moriwaki) +32.391
8. ケナン・ソフォーグル TUR (Technomag-CIP - Suter) +34.662
9. ヨニー・エルナンデス COL (Blusens-STX - FTR) +37.181
10. シモーネ・コルシ ITA (Ioda Racing Project - FTR) +38.981
11. ランディ・クルメンナッハー SWI (GP Team Switzerland Kiefer Racing - Kalex) +39.657
12. マックス・ノイキルヒナー GER (MZ Racing Team - MZ-RE Honda) +51.622
13. ケブ・コブラン GBR (Aeroport de Castello - FTR) +54.810
14. アレックス・バルドリーニ ITA (NGM Forward Racing - Suter) +56.242
15. トーマス・ルティ SWI (Interwetten Paddock Moto2 - Suter) +1'00.769
16. アンドレア・イアンノーネ ITA (Speed Master - Suter) +1'06.198
17. マイク・ディ・メッリオ FRA (Tech 3 Racing - Tech 3) +1'19.530
18. アレックス・エスパルガロ SPA (Pons HP 40 - Pons Kalex) +1'27.092
19. バビエル・フォレス SPA (Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter) +1'29.849
20. ドミニク・エガーター SWI (Technomag-CIP - Suter) +1'30.338
21. ラファエル・デ・ローサ ITA (SAG Team - FTR) +1'57.792
22. ヴァレンティン・デビーズ FRA (Speed Up - FTR) +2'11.104
23. ロベルティーノ・ピエトリ VEN (Italtrans Racing Team - Suter) +2'29.168
24. マシェル・アル・ナイミ QAT (QMMF Racing Team - Moriwaki) 1 Lap
25. ナッサー・ハサン・アル・マルキ QAT (QMMF Racing Team - Moriwaki) 1 Lap

RT. ポル・エスパルガロ SPA (HP Tuenti Speed Up - FTR) 2 Laps
RT. アンソニー・ウェスト AUS (MZ Racing Team - MZ-RE Honda) 4 Laps
RT. ケニー・ノエス USA (Avintia-STX - FTR) 4 Laps
RT. クラウディオ・コルチ ITA (Italtrans Racing Team - Suter) 5 Laps
RT. アレックス・デ・アンジェリス RSM (JIR Moto2 - Motobi) 7 Laps
RT. ザビエル・シメオン BEL (Tech 3 B - Tech 3) 8 Laps
RT. カルメロ・モラレス SPA (Desguaces La Torre G22 - Moriwaki) 10 Laps
RT. ラタバー・ウィライロー THA (Thai Honda Singha SAG - FTR) 10 Laps
RT. マルク・マルケス SPA (Team CatalunyaCaixa Repsol - Sute) 11 Laps
RT. マティア・パッシーニ ITA (Ioda Racing Project - FTR) 12 Laps
RT. ミカ・カリオ FIN (Marc VDS Racing Team - Suter) 12 Laps
RT. ジョルディ・トーレス SPA (Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter) 15 Laps
RT. アクセル SPA (Pons HP 40 - Pons Kalex) 0 Lap



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 11º / Ground: 12º / Humidity: 82%

Records:

Pole Lap: Marc MARQUEZ 2'08.101 165.9 Km/h
Fastest Lap: Lap: 16 Stefan BRADL 2'25.096 146.4 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Thomas LUTHI 2'09.886 163.6 Km/h
Best Lap: 2011 Marc MARQUEZ 2'08.101 165.9 Km/h




GP125 RACE

気温11度。路面温度11のレインコンディション。

ジョナス・フォルガーが終始レースをリードし初優勝を飾った。
ヨハン・ザルコは2位。
エクトル・ファウベルは、125に復帰後初の表彰台となる3位。
ルイス・サロン、エフレン・バスケス、アドリアン・マルティン、サンドロ・コルテセが続いた。
ニコラス・テロールは8位。

マーベリック・ビニャーレスは、転倒リタイヤ。

チャンピオンシップは、テロールが128ポイントで依然トップを維持するが、フォルガーが2位に浮上し35ポイント差に接近した。



1. ジョナス・フォルガー GER (Red Bull Ajo MotorSport - Aprilia) 43'48.862
2. ヨハン・ザルコ FRA (Avant-AirAsia-Ajo - Derbi) +3.885
3. エクトール・ファウベル SPA (Bankia Aspar Team 125cc - Aprilia) +14.951
4. ルイス・サロム SPA (RW Racing GP - Aprilia) +17.164
5. エフレン・バスケス SPA (Avant-AirAsia-Ajo - Derbi) +17.403
6. アドリアン・マーチン SPA (Bankia Aspar Team 125cc - Aprilia) +19.236
7. サンドロ・コルテセ GER (Intact-Racing Team Germany - Aprilia) +21.609
8. ニコラス・テロール SPA (Bankia Aspar Team 125cc - Aprilia) +25.167
9. ヤクブ・コーンフェイル CZE (Ongetta-Centro Seta - Aprilia) +32.345
10. ダニー・ケント GBR (Red Bull Ajo MotorSport - Aprilia) +32.971
11. ダニー・ウェッブ GBR (Mahindra Racing - Mahindra) +54.704
12. テイラー・マッケンジー GBR (Phonica Racing - Aprilia) +1'03.969
13. ルイス・ロッシ FRA (Matteoni Racing - Aprilia) +1'35.316
14. アレックス・マスボー FRA (Caretta Technology - KTM) +1'43.383
15. ジョン・マクフィー GBR (Racing Steps Foundation KRP - Aprilia) +1'45.973
16. ニクラス・アジョ FIN (TT Motion Events Racing - Aprilia) +1'46.339
17. アルベルト・モンカヨ SPA (Andalucia Banca Civica - Aprilia) +1'52.836
18. ズルファミ・カイルディン MAL (Airasia-Sic-Ajo - Derbi) +2'25.969
19. ホアン・ペレーロ SPA (Matteoni Racing - Aprilia) +2'36.732
20. アレッサンドロ・トヌッチ ITA (Team Italia FMI - Aprilia) 1 Lap

RT. マルセル・シュロッター GER (Mahindra Racing - Mahindra) 3 Laps
RT. セルジオ・ガデア SPA (Blusens by Paris Hilton Racing - Aprilia) 5 Laps
RT. マーヴェリック・ビニャーレス SPA (Blusens by Paris Hilton Racing - Aprilia) 6 Laps
RT. ペター・セバスチャン HUN (Caretta Technology - KTM) 6 Laps
RT. ジュリアン・ペドーネ SWI (Phonica Racing - Aprilia) 6 Laps
RT. シモーネ・グロツキー ITA (Phonica Racing - Aprilia) 7 Laps
RT. ジャスパー・イウェマ NED (Ongetta-Abbink Metaal - Aprilia) 7 Laps
RT. フランシスコ・マウリエロ ITA (WTR-Ten10 Racing - Aprilia) 11 Laps
RT. ストゥーラ・ファーガーハウグ NOR (WTR-Ten10 Racing - Aprilia) 0 Lap

DNS ハリー・スタッフォード GBR (Ongetta-Centro Seta - Aprilia) 0 Lap



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 11º / Ground: 11º / Humidity: 79%

Records:

Pole Lap: Maverick VIÑALES 2'14.684 157.8 Km/h
Fastest Lap: Lap: 8 Adrian MARTIN 2'32.946 138.9 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Pol ESPARGARO 2'13.781 158.8 Km/h
Best Lap: 2010 Pol ESPARGARO 2'13.781 158.8 Km/h