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WSBK イタリア・イモラ アフターザフラッグ

2011-09-27 20:55:16 | MotoGP WSB BSB JRR


Superbike World Championship 2011

Round 11.   Imola



- アフター・ザ・フラッグ -



スーパーバイク世界選手権 第11戦 イタリア大会

■開催日:2011年9月25日(日)
■開催地:イタリア/イモラ(1周4.959km)
■天候:晴れ
■気温:第1レース(25℃)、第2レース(28℃)
■コースコンディション:ドライ
■観客数:78,000 人
■PP:カルロス・チェカ(Ducati /1分47秒196)
■FL:芳賀紀行(Aprilia /1分47秒960)





SUPERBIKE



決勝レース1

レアが復活の優勝!芳賀紀行、僅差の2位!

 気温25度、路面温度36度のドライコンディション。




リタイア

F.ライ (クラッシュ - Turn 15)
M.バーガー (ピットインリタイア)
M.バイオッコ (リタイア)
J.フォーレス (ピットインリタイア)
L.ハスラム (クラッシュ後ピットインリタイア - Turn 7)



決勝レース2

チェカ、優勝。芳賀、連続の2位!

 気温28度、路面温度44度のドライコンディション。




リタイア

R.ロルフォ (テクニカルトラブル)
J.シュムルツ (クラッシュ - Turn 19)
H.ラスコルツ (リタイア)
T.サイクス (ピットインリタイア)
T.コーサー (ピットインリタイア)
M.バイオッコ (ピットインリタイア)
M.バーガー (リタイア)
M.ファブリッツィオ (ピットインリタイア)
J.レア (ピットインリタイア)
A.ポリータ (テクニカルトラブル)



ライダース・コメント(総合ランキング順)



1  カルロス・チェカ  ESP  (Ducati)  417   (3位/1位)


2  マルコ・メランドリ  ITA  (Yamaha)  320   (8位/6位)

「第1レースはマシンのリア部分に激しい振動があり、エンジンブレーキもうまくいかなかったのでペースを上げることができなかった。第2レースでも下りのブレーキングは良くなかったけれど、周回を重ねるに連れて、タンクが軽くなってきたこともあって少しずつマシンが扱いやすくなってきたんだ。それで表彰台獲得を期待して頑張ってみたけれど、やっぱりちょっと遅かったね。最後は気持ちを切り替えて6位をしっかり守りきることにしたよ」

3  マックス・ビアッジ  ITA  (Aprilia)  281   ( - / - )


4  ユージーヌ・ラバティ   IRL  (Yamaha)  256   (5位/4位)

「第1レースは悔しい結果になった。マシンはとても順調に走ってくれていたのに、自分のつまらないミスでコーナーではらんでしまい、表彰台獲得のチャンスを逃してしまった。第2レースは好スタートを切ることができたけれど、そのあとチャタリングが出てしまってハイペースをキープするのが難しくなった。レース中盤になってハンドルバーについているボタンを調整したら、エンジンブレーキの状態が変わってタイムが上がってきたんだ。今日はセッティングが完璧でなかったし、路面温度が高くて難しいレースになったけれど、第2レースの4位には満足しているよ」

5  レオン・ハスラム  GBR  (BMW)  187   (リタイア/5位)


6  レオン・キャミア  GBR  (Aprilia)  171   (15位/3位)


7  シルバン・ギュントーリ  FRA  (Ducati)  158    (6位/7位)

8  芳賀 紀行  JPN  (Aprilia)  155   (2位/2位)

「多くのサポーターの前で結果を出すことができ本当に嬉しいです。第1レースはスタートが悪かった。レイには上手くラインを閉じられてしまった。第2レースは更に悪いスタートで、勝利を逃す結果となった。来週のマニクールで、もう一度トライしてみよう。」

9  アイルトン・バドヴィニ  ITA  (BMW)  147    (9位/10位)

10  ミシェル・ファブリッツィオ  ITA  (Suzuki)  141   (リタイア/リタイア)

「今日の結果にはとてもがっかりで、また苛立たしい。スターティンググリッドの位置も理想的とは言えなかったが、自分としてはレースペースも良く、トップ争いに食い込めるチャンスだと思った。第1レースはスタートも良かったが、シケインで少しアグレッシブに突っ込み過ぎたようで、エンジンの左側が縁石にぶつかって転倒した。一瞬の出来事で、リカバリーはできなかった。マシンに駆け寄り、再スタートしようとして壊れたフェアリングの一部を外してみたが、ダメージが大きく、レースに戻るのは諦めた。第2レースは手堅いスタートから着実に順位を上げようと思い、用心深く攻めていった。しかしながら、間もなくシフトダウンにトラブルが生じて、しばらく走り続けたが、段々フィーリングが悪くなったので、最後はコースサイドに寄った。前回のニュルブルクリンクでもがっかりしたが、今日はそれ以上にアンラッキーも重なってとても残念な結果だ。自分の走りそのものは非常に調子が良いのだが、このところの4戦ではそれを発揮できないでいる。次戦のマニクールでは流れを変えて、ぜひとも良い結果を出したい。」

11  ジョナサン・レイ  GBR  (Honda)  138   (1位/リタイア)

「ケガをしてから、ここまで来るのは長い旅だったので、第1レースでは結構感情的になりました。昨シーズン、僕はここでシーズンを終えてしまいました。だから、こうして優勝できるまで僕の力になってくれた家族や友人、ガールフレンド、そしてチームに感謝したいです。昨年の失望を、今日は大きなモチベーションにしました。第2レースも悪くなかったので、完走できなくて残念です。僕の後ろにいるライダーたちがプッシュしているのは知っていましたが、僕はトップを快適に走っていまた。しかし、ここまでの長い道のりを考えたら、第2レースのことは考えないことにします。原因は、1ユーロのバッテリーコネクターでしたし、心の中では本当にいいレースができたと思っています。今大会での好走の一番の要因は、これまで開発を続けてきた新しい電子制御でした。開発を続けながら、チームが持ち続けてきた僕への信頼に対して本当に感謝しています。電子制御だけでなく、ほかの部分でも引き続き前進していきたいです。そして、自信をもって来週のフランス・マニクールに挑みたいと思います」

12  トム・サイクス  GBR  (Kawasaki)  127   (4位/リタイア)

「今回はドライコンディションの中、第1レースで4位になれたが、表彰台を逃してしまったのは残念だった。第2レースでも表彰台を狙える戦いが出来た。とにかく、この2戦の進化は嬉しい。このままの勢いでフランスへ向かいたい。今日は第2レースで残念ことにブレーキトラブルが出てしまった。フィーリングが良くなかったのでリタイヤすることにした。大きな決断だったけれど、それを除けばドライでスピードもあったし、いい走りもできた。チームとしてとてもいい仕事をしている。安定して毎週トップ5に入っているし、確実に前進していることを感じる。」

13  ホアン・ラスコルツ  ESP  (Kawasaki)  125    (10位/8位)

「今日は激しいバトルが続いた。しかし、そのバトルでパスするのはとても難しかった。今回はブレーキの感触が良くなくて、フリー、予選とこの問題に苦しんだ。安定性がなくて、特に下りのブレーキングでタイムをロスした。第1レースに比べると、第2レースはフィーリングが少し改善された。第1レースはいいスタートが切れず、追い上げるのも難しかった。第2レースはオープニングラップ、2番目のシケインでコースアウトしたためにタイムをロスした。第2レースのペースは悪くなかった。このペースを次のレースに生かしたい。」

14  ヤクブ・シュムルツ  CZE  (Ducati)  118   (7位/リタイア)

15  トロイ・コーサー  AUS  (BMW)  71    (12位/リタイア)

16  ルーベン・チャウス  ESP  (Honda)  49    (17位/11位)

「先週のテストと、ここイモラで続けてきた新しい電子制御のおかげで、いい走りができると信じていましたが、ケガのために2カ月間バイクから離れていたことで、ペースを上げることはそう簡単ではありませんでした。チームメートのジョニーがいい結果を出しているときに僕が苦しんでいるのはつらいですが、プロフェッショナルとして、できる限りがんばろうとしました。レース2は、エンジンブレーキングなどのセッティングを変えたらフィーリングがよくなり、ラップタイムを上げることができました。レースタイムで15秒くらい上げられました。まだまだ十分ではありませんが、大きな進歩でした。来週のマニクールでは、もっと前進できるようにがんばりたいです」

17  マキシム・バーガー   FRA  (Ducati)  45    (リタイア/13位)

18  ロベルト・ロルフォ  ITA  (Kawasaki)  39    (18位/リタイア)

19  マーク・アイチソン   AUS  (Kawasaki)  36    (11位/9位)

20  ジョン・ホプキンス  USA  (Suzuki)  20    ( - / - )

21  クリス・バーミューレン   AUS  (Kawasaki)  14     ( - / - )

22  ジェームズ・トーズランド  GBR  (BMW)  13    ( - / - )

23  ロレンツォ・ランツィ  ITA  (BMW)  10    ( - / - )

24  ジョシュ・ウォーターズ  AUS  (Suzuki)  8    ( - / - )

25  フェデリコ・サンディ   ITA  (Ducati)  7    (13位/12位)

26  アレッサンドロ・ポリータ   ITA  (Ducati)  5    (14位/リタイア)

27  マッテオ・バイオッコ   ITA  (Ducati)  4    (16位/リタイア)

28  バリー・ヴェネマン  NLD  (BMW)  3    ( - / - )

29  ジョン・カーカム  GBR  (Suzuki)  3    (14位/15位)

30  ハビエル・フォーレス  ESP  (BMW)  2    (リタイア/14位)

31  ヴィクトール・キスパタキ  HUN  (Honda)  1    ( - / - )

32  アレキサンダー・ロウズ  GBR  (Honda)  1    ( - / - )

33  ファブリッツィオ・ライ   ITA  (Honda)  1    ( - / - )

34  ブライアン・スターリン   AUS  (Kawasaki)  1    ( - / - )





監督



A・ドッソーリ (ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム)

「予想通り、我々のR1にとっては厳しいコースだった。そのことが今日は成績にも表れている。そのなかでユージンは両レースでよく頑張ったと思う。ウイークを通して懸命に仕事に打ち込み、金曜日の18位から大きく前進したのだ。今日は両レースでいいペースをキープしていたが、チェカ、芳賀、リーらがわずかに速さで優っていたということだ。チームはユージンの努力とその走りにとても満足している。
マルコのほうは第1レースでかなり苦労したようだ。コーナー進入に自信が持てず、リアまわりのセッティングに悩んでいた。第2レースになるとセッティングが良くなりペースも上がったのだが、グリッド3列目からのスタートでは、あれ以上は難しかったのだろう。懸命にポジションアップを図るなかでミスをしてはらみ、逆に後退してしまった。しかしそこからの追い上げは素晴らしかった。タンクが軽くなっていたこともあってペースが上がり、最終的には再び6位を取り戻すことができた。R1はこのコースで苦労したが、このことで今後に必要なものが見えてきた」



manufacturer standings

1. Ducati 441
2. Aprilia 376
3. Yamaha 375
4. BMW 232
5. Kawasaki 192
6. Honda 162
7. Suzuki 158




Supersport



※ 決勝リザルト順

1 ファビアン・フォーレ  HONDA  35:56.214

「決勝に向けて大きな変更をしました。最初はあまりいいフィーリングではなく、思いきりプッシュすることができませんでした。まるで初めてのマシンに乗るような気分でした。でもだんだん、そのフィーリングに慣れ、プッシュすることができて、トップグループに追いつくことができました。こうして、また優勝することができてとてもうれしいです。今週末は奇妙でした。金曜日はすべてうまくいっていたのに、昨日は厳しい一日になりました。そして今日、優勝できるマシンに仕上げてくれたチームに心から感謝したいです」

2 サム・ロース  HONDA  +0.166

「初日の予選でセッションのほとんどを無駄にしてしまったことで難しい週末となりました。しかし、チームはすばらしい仕事をしてくれましたし、決勝までにマシンをよくしてくれました。思い通りのスタートはできませんでしたが、集中して戦うことができました。予選8番手から2位になれて本当にうれしいです。来週のマニクールが楽しみです」

3 ブロック・パークス  KAWASAKI  +2.499

4 フローリアン・マリーノ  HONDA  +3.833

「今日はできる限りプッシュしましたし、最後まで限界ギリギリで走れてとてもうれしいです。これ以上の走りはできませんでした。何度もコースから飛び出しそうになりましたからね。ファビアンが僕をパスしたとき、彼についていくことはできないと思いました。でも、できるだけついていこうとがんばりました。マシンのいい感触を取り戻してくれたチームに感謝したいです。今シーズン、あと2回表彰台に立つチャンスはあります。一生懸命がんばってこの目標を達成したいです」

5 デビッド・サロン  KAWASAKI  +6.325

6 ジェームス・エリソン  HONDA  +21.872

「予選の15番手というポジションを考えると、最終的に6位まで追い上げることができてうれしいです。厳しい戦いで、なかなか前にいけませんでしたが、ほかのライダーが疲れてくるのを待ってからグループを抜きました。自己ベストラップをラスト3周か4周の時に出せました。予選のポジションがもっとよかったらと悔しかったです。今回はフロントのフィーリングがよくなくて、予選ではアタックに失敗しました。そのため、決勝まで思うようにペースを上げられませんでしたが、何とか最後に調子を上げることができました。次のマニクールは好きなサーキットなので楽しみにしています」

7 ヴィットリオ・イアンヌッツォ  KAWASAKI  +25.826

8 ミゲル・プライア  HONDA  +27.553

「いいレースでした。とてもいいスタートが切れて、順位をかなり上げることができました。そしてペースもよかったです。レース中盤に少しタイムが落ちて、前のグループから離されてしまいました。でも、19番手からスタートして、シーズンベストタイの8位でフィニッシュできたことはとてもうれしいです。今日はうまく乗れました。この結果をチームスタッフに捧げたいです。彼らがマシンに施してくれたセッティングによってこの結果が出せました。本当に感謝しています」

9 ステファノ・クルチアーニ  KAWASAKI  +30.044

10 ダニロ・デローモ  Triumph  +31.140




Standings

1  チャズ・デイビス  YAMAHA  171
2  ファビアン・フォーレ  HONDA  136
3  デビッド・サロン  KAWASKI  123
4  ブロック・パークス  KAWASKI  120
5  サム・ロース  HONDA  109
6  ルーカ・スカッサ  YAMAHA  96
7  ジェームス・エリソン  HONDA  72
8  フローリアン・マリーノ  HONDA  71
9  ジノ・レイ  HONDA  67





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