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MotoGP : セパンテスト最終日

2011-02-03 23:27:19 | MotoGP WSB BSB JRR
シモンチェリがテスト最終日を締めた!



気温32度。路面温度46度のドライコンディション。

サンカルロ・ホンダのマルコ・シモンチェリが、2分00秒757で初のトップタイイムを叩き出した。

2番手は、ケーシー・ストーナー。 だが転倒をしてしまった。
3番手、ホルヘ・ロレンソ。
4番手、アンドレア・ドビチオーゾ。
5番手、ベン・スピーズ。

青山博一は、2分01秒3537番手。

ヴァレンティーノ・ロッシは10番手まで挽回。

スズキのアルバロ・バウティスタは体調不良によりテストをキャンセルした。

ホンダのテストライダーとして参加していた秋吉はテスト開始早々に転倒しプログラムを消化できなかった。

ヤマハは、藤原と吉川に加え、中須賀がM1を走らせている。

次のオフィシャルテストは、同じくセパンで2月22日の予定だ。





MotoGP Sepang Test, Malaysia

1. Marco Simoncelli ITA San Carlo Honda Gresini 2m 0.757s (42 laps)
2. Casey Stoner AUS Repsol Honda Team 2m 0.811s (42 laps)
3. Jorge Lorenzo ESP Yamaha Factory Racing 2m 0.845s (46 laps)
4. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 2m 0.945s (51 laps)
5. Ben Spies USA Yamaha Factory Racing 2m 1.002s (60 laps)

6. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team 2m 1.241s (44 laps)
7. Hiroshi Aoyama JPN San Carlo Honda Gresini 2m 1.353s (63 laps)
8. Nicky Hayden USA Ducati Team 2m 1.534s (60 laps)
9. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 2m 1.651s (32 laps)
10. Valentino Rossi ITA Ducati Team 2m 1.842s (52 laps)

11. Hector Barbera ESP Aspar Team 2m 2.030s (42 laps)
12. Loris Capirossi ITA Pramac Racing Team 2m 2.057s (48 laps)
13. Randy de Puniet FRA Pramac Racing Team 2m 2.159s (57 laps)
14. Karel Abraham CZE Cardion AB Motoracing 2m 2.645s (29 laps)
15. Cal Crutchlow GBR Monster Yamaha Tech 3 2m 2.717s (44 laps)

16. Toni Elias ESP LCR Honda MotoGP 2m 2.916s (55 laps)
17. Bike #T1 JPN Yamaha Test Rider 2m 2.965s (41 laps)
18. Kosuke Akiyoshi JPN Honda Test Rider 2m 3.452s (3 laps)
19. Bike #T2 JPN Yamaha test Rider 2m 3.621s (32 laps)
20. Nobuatsu Aoki JPN Suzuki Test Rider 2m 4.700s (46 laps)




Fastest day two lap:

Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 2m 0.770s


Fastest day one lap:

Casey Stoner AUS Repsol Honda 2m 1.574s

2010 Malaysian Grand Prix (10th October):

Pole position:

Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 2m 1.537s

Fastest race lap by manufacturer:

Valentino Rossi ITA Yamaha 2m 2.117s
Andrea Dovizioso ITA Honda 2m 2.427s
Alvaro Bautista ESP Suzuki 2m 2.895s
Nicky Hayden USA Ducati 2m 3.062s

Fastest 2010 Sepang test lap:

Valentino Rossi ITA Fiat Yamaha 2m 0.271s (Day 2, Test II)




2011 Moto GP Yamaha Racing Team Jorge Lorenzo & Ben Spies 3rd.Feb Sepang Test

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マルコ・シモンチェリ

「すごく嬉しい。
バレンシアのテストで、ニューマシンはグッドなポテンシャルがあることに気づき、グッドなフィーリングがあった。
それに、ここは僕のお気に入りトラックではない。
昨日からコンスタントに積み重ね、今朝は素晴らしタイムをマークする機会があった。
レースシミュレーションに集中し、コンスタントなリズムで走れた。
終盤は疲れてしまったけど、全体的には360度の満足感だ。
チームは完璧に機能した。全てが良くなった。バイクもチームも僕自身も。
今年は上位に進出できるはずだ。
もちろん、これは最初のテストに過ぎないから、地に足をつけて、仕事を続けなければいけない。」


ケーシー・ストーナー

「クラッシュを喫してしまったけど、今日は決定的にベストな1日だった。
仕様違いのシャーシで、フィーリングを良くしようとトライし、全体的にステップアップを果たした。
消耗したタイヤでバイクが良く機能するようになった。
滑り始めるときに、タイヤがもう少し早く止まるように、トラクションコントロールを試し、コーナーでのスピードが良くなった。
今回のテストで見つかった解決策に大満足。期待していた以上だった。
バイクのパッケージに満足。すごく良いベースセッティングで集中できたのは、僕たちにとってとても重要だった。」


ホルヘ・ロレンソ


「この3日間のテストを終え、すごく満足している。
ベストウインターテストの1つとなった。
通常はフィーリングに問題があるが、バイクの感触はベターだ。
まだ幾つか改善しなければいけないところがあるけど、次のテストで、ステップアップができると思う。
午後、トラック上は暑かったけど、速いラップがあった。
グッドな方向性に進んでいるから、自信を与えてくれた。
ベン(・スピース)はすごく良い仕事をしている。
昨日、バイクのことについて話し合った。グッドなチームメイトだ」

ベン・スピーズ

「2日目も3日目も安定した形でグッドなタイムをマークしたから大満足。バイクのコンスタンシー(一貫性)を証明した。
幾つかの点に関しては、まだやるべき仕事がある。
セッティングが違う2つのエンジンを試し、僕たちが望む方向性が分かった。燃料消費の電子制御を試し、良い解決策が見つかった。決定的にここでやるべきことをやった。
ホルヘの横で上手く走れた。僕たち2人は、チームが仕事を継続することができる内容の濃い情報を提供するために懸命に働いた。」



ダニー・ペドロサ

「全体的なテストの進み方に満足。ベストニュースは、腕が回復したこと。心配していた痙れんも力不足もなかった。
午後には連続12ラップを走り、良かった。バイクの仕事にも満足。
沢山のことをステップ・バイ・ステップで試し、サスペンションに関しては、ハッキリしたアイデアを持って、マレーシアを発つ。
シャーシとエンジンに関しては、ここに戻って来るときに決める。
今回は10年型に集中した。2度目のテストでは、今年型を試す時間があるだろう。
オーリンズは一緒に改善できる新たなパーツを持って来るだろう。
望んでいた一つであるブレーキングの安定感に関して、重要な前進を果たした。」




ニッキー・ヘイデン

「沢山のやるべき仕事があった重要な3日間だった。
もちろん、上位陣から遠いことが気に入らないけど、1日毎にギャップを詰めた。
今日は何時でも雨が降りそうだったから、午前中に沢山走り、幾つか気に入ったことが見つかった。
チャタリングの発生を理解するために、多くの時間を費やした。
昨年もこのトラックで同じような問題があった。
他のトラックでは発生しなかったから、GP11に関連する問題ではないかもしれない。
このトラックにおける特殊な問題かも。
まだやるべき仕事が沢山ある。まずは僕自身から。
ここに戻ってくるときには、上位陣とのギャップをさらに詰めよう」



ヴァレンティーノ・ロッシ

「ベリーパッヒーだ。
ここに来る前は、1日に20~30ラップしか走れないだろうと思っていたけど、2日目には40ラップ、今日は50ラップも走れた。
もちろん、最後はすごく疲れた。
違った身体の使い方をしなければいけなかったし、左腕を特別に動かしたけど、肩の状態には満足。
肩は日増しに良くなっている。MotoGPマシンを限界に走らせても問題はなかった。
あとは、パワーの問題だけだ。動きは良くなっているし、身体の限界で1秒落ちしているとは思わない。
ブレーキングとコーナーの進入で、コンマ5、6秒落ちと言ったところだろう。
今日僕たちは良い仕事をした。大量のデータを収集する能力があり、チャタリングの問題を解決した。
当然、やるべきことは沢山あるけど、テストのスタート時と比較すれば、僕たちが追及しているベースセッティングに向けて、決定的に的中していた。
デスモセディチのキャラクターを変更する必要はない。スタビリティとエンジンというベストキャラクターを活かさないと。
そして、他の分野、特にコーナーでのパフォーマンスを改善しなければいけない。
テストにおける全体的な進歩は、決定的に良かった。今日はベストライダーたちから1秒差。
それに、午後にはレースタイヤで走り、その差はコンマ7、8秒となった。
他の分野を理解するために、もっと走り込む必要があるけど、僕自身のライディングスタイルも少し変更しないと。
ドゥカティがさらに気に入った。」

アルバロ・バウティスタ


「体調が良くない。回復の兆しがない。
初めての2分00秒台にトライするために、午前中のグッドなトラックコンディションを利用しようとしたけど、走り始めて直ぐに、不可能だと気がついた。
チームに申し訳ない。がっかりだ。
チームは、グッドなタイムを出しても、ポイントもプレミアムもないことを思い出させてくれた。
この2日間沢山の仕事をしたから、大きな問題ではないと思う。
それに、ノブがグッドな仕事をしてくれた。沢山のテストをしてくれたから、次回のテストに役立つことを期待する。
とにかく、僕は11年型のポテンシャルとチームに満足。2週間後が楽しみだ。」


ポール・デニング(スズキ・チームマネージャー):

「アルバロの体調に問題がありましたが、我々はここでの仕事に満足しなければいけないです。
スズキは常にマレーシアでグッドなポテンシャルを発揮することから、大きな結論を出すのは難しいです。
従って、テストの全ての結果を保証することに注意を払い、中古タイヤで沢山の周回を重ね、大量の仕事を消化しました。
アルバロの2日間は素晴らしかったです。
そして、ノブは非常に細かい仕事をしてくれたことから、今日1日を失ったとは思いません。
チームにとってタフな冬を過ごしましたが、全員が2011年に全力を尽くすことを約束しています。」




トニ・エリアス

「難しい3日間になってしまった。
暑さと時差ぼけ対策のため、テストの1週間にマレーシア入りしたけど、テストの3日前から体調を崩してしまった。
抗生物質の服用を強いられ、体調は良くなかった。このバイクを走らせるには、完璧なフィジカルコンディションが要求されるんだ。
体調が悪かったけど、生産的な3日間だったと思う。
信頼と安定感を追及するために、異なったセッティングを試した。
まだやるべき仕事は沢山ある。適したセッティングを見つけるのに苦労しているけど、今はRC212Vに適応中だから、これはノーマルなこと。
2009年には、2分01秒で走れたから、上位陣とのギャップを詰める自信がある。」








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