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新田原エアフェスタ2013_ファントム

2013-12-07 22:45:49 | MotoGP WSB BSB JRR
新田原エアフェスタ2013



航空自衛隊 第301飛行隊 創設40周年記念塗装機 F-4 ファントムⅡ







第301飛行隊発足から40周年を記念した鮮やかなスカイブルーの特別塗装機が、12万人の観客を前に飛行展示及び地上展示をおこなった。








第301飛行隊は、F-4EJ戦闘機の最初の部隊として、1973年に百里基地の第7航空団隷下部隊として編成された。
1985年、新田原基地の第5航空団隷下に移動。
1991年には、F-4EJ改戦闘機へ機種改編され現在に至る。








対領空侵犯措置の実働任務に加えて、パイロット養成を担当するマザースコードロンとしての任務を負う。








ファントムⅡは、1971年にF-4Eを日本向けに改修したF-4EJの完成機2機をマクドネル社から輸入、続く8機を部品で輸入し三菱重工業でのノックダウン生産、それ以降は同社がライセンス生産をおこなった。1981年に生産が終了するまで、輸入したRF-4Eを14機を加えて154機を調達した。








現在、日本でF-4を戦闘機部隊で運用しているのは新田原基地第5航空団の第301飛行隊、百里基地の第7航空団第302飛行隊の二個飛行隊である。
RF-4E/EJ改を運用している百里基地偵察航空隊第501飛行隊は、偵察型に改修したF-15Jに更新する計画となっている。








F-4EJは、米空軍のF-4Eを改造した戦闘機で、日本での運用には不必要な装備を取り除き、データ・リンクを載せて要撃戦闘機タイプにしたものです。昭和56年度に生産は完了、その後、航空自衛隊の防空能力の向上・近代化の一環として、F-4EJの改修に着手した(F-4EJ改)。そして、56年度から6年間、試改修・実用試験を行い、量産改修された。 改修の主な内容は、レーダー、FCS(火器管制)システムの近代化、航法、通信能力の向上、搭載ミサイルの近代化、爆撃機能の向上など。








初飛行から50年以上経過して開発国のアメリカでは全機退役しているが、現在でも多くの機体が現役のまま運用されている。








F-4 Phantom II

用途:戦闘機
分類:艦上戦闘機、戦闘爆撃機(マルチロール機)
製造者:マクドネル・エアクラフト(マクドネル・ダグラス)
初飛行:1958年5月27日
運用開始:1960年12月30日
生産数:5,195機








F-4EJ(改)

主要スペック

分類 戦闘機
乗員 2人(縦列複座=タンデム型)
全幅 11.7m
全長 19.2m
全高 5.0m

エンジン

搭載数 2基
推力 8,120kg(A/B使用)/1基
型式 アフターバーナー付ターボジェット・エンジン
全備重量 約25.9t

性 能

離陸重量 約26t
最大速度 マッハ約2.2
戦闘上昇限度 約17,200m
行動半径 ・短距離要撃 約100nm(約180km) ・長距離要撃 約450nm(約800km)
最大航続距離 約2,500nm(約4,600km)
離着陸滑走距離 750~1,000m
武装 ・M-61A1 20mm機関砲×1門 ・空対空レーダーミサイル×4発 ・空対空赤外線ミサイル×4発