日々を笑いと共に

日々楽しかったことを綴っていこうかな

AERUで外乗

2014-11-24 16:58:49 | 馬関連
今旅行の最大のイベントかな?AERUでの外乗はエゾ鹿コース120分一部エンデュランスで使っていたコースを通るそうだ。朝行った放牧場のすぐわきにこじんまりとした乗馬受付事務所がある。そこで簡単に誓約書にサインをして馬場へ。そこでレベルをチェックされてから外乗に向かうのだが、過分な申告だったため???な顔をされて奥さんが正直に今いるクラスについて喋ってしまった。。。駈歩さえ出れば普通に走れるし、外乗出たら前の馬について行くか先導者の合図で動くのだからそこは誤魔化せばいいのにね。。。でも実力を量られるっていやだなぁ。





コースはJRAの敷地を通ったり、小川を通ったり、エンデュランスコースに入ったり、バラエティに富んで飽きないコースではある。エゾシカも8頭位見たかな、繁殖シーズンだと50頭位固まっている事もあるらしい。さすが北海道、さらには熊に出くわす事もあるという。事実この日も熊除けの鈴をカランコロン鳴らしながらの外乗だった。駈歩も前半と後半の2回入ったが、2回目も快調に走っている時に後ろから『何か落ちたよ~』と声が聞こえてきた。何と走りながら振り向いて腰のカメラケースを見ると蓋が開いて中身がない!この時すでに体制が崩れていたのだろう、そこに手綱を引いたからラウが怒って2度跳ねて前方に投げ出され空中で半回転。何も出来ないまま頭から落ちて左肩を打ったが、起き上がってみるとどこも痛くない。走って落ちたカメラを拾いにいくと泥の中に埋もれてるTT買ったばかりのカメラでショックだけれど急いで腰のケースにしまって再開(ホテルに戻って掃除したが落ち方がよく被害がなかった)。その後は駈歩が入らなかったが斜面を登るとき2頭とも駈歩が出てしまった。その時指導員が『元気良すぎるなぁ』とポツリ。たぶんこれが原因で駈歩をやめたのだと思う。

JRAの敷地を通る時、当歳馬の放牧場のすぐ横を行くのだか嘶いたかと思うと、ぞろぞろ寄って来た。巻き込まれると危ないから暫く止まっていたが、一向に離れないのでゆっくり歩き出すと柵沿いを着いてくる。好奇心旺盛な歳でその様子が可愛いのだが走り出したら厄介との事だった。

外乗中にいろいろな話を聞けたがこの時の話が一番印象的だったかな。最近は夜間放牧が主流だそうだ。雨が降っても風が強くても厩舎に入れないそうだ。一番凄い厩舎は台風の時も放牧していたらしい。何故こうするかと言うとこの旅行で見てきた放牧中の馬の様子がなるほどと思わせる。理由の一つ目は、GPSを付けて夜間の様子を調べた結果夜目が利くので昼間以上に走ったり動き回っているそうだ。運動量が多いので自ずと筋力をはじめ身体のバランスが良くなる。そして2つ目が圧倒的に病気や故障が減って丈夫な子が増えたそうだ。これは分からなくもないな。人間の子供でも最近の傾向として抵抗力が非常に低下している。これはこの話とまったく逆の方向に行っているのが原因であろう。つまり保護し過ぎる事によって逆の結果が出てしまうと言う事だ。”過ぎたるはなお及ばざるが如し”昔の人は知っていたんだね。

いや~しかし誕生日の日にこんなアクシデントが起こるなんて何てことだ。でも、一つ教訓になったかな。ヘルメットはデザインよりも機能で選んだほうが良いと言う事。


自分を乗せてくれたラウ。おじいちゃんだがとても真面目な子だった。


放牧場見学の時からこの子に乗りたいと言っていたカラトン。性格も面白い子で既に引退後の引き取り先が決まっているそうだ。
幸せだね^^

北海道旅行②

2014-11-24 10:34:16 | 旅行


2日目は朝食を済ませた後、前日到着時には見られなかった敷地を散策…するほどの目を引く物はないので、乗用馬・功労馬の放牧を見に。皆広い所に少数でのびのび放牧されているが、もう殆どなくなった牧草を休む間もなく食べ続けている。先に功労馬の3頭であるニッポーテイオー、ヒシマサル、ウィニングチケットを見たが3頭仲良く食べ続けている。翌日見る事になる種牡馬達も含め当たり前の事だが名前知らなければ皆普通のお馬さんだなぁ。。。ニッポーテイオーを除いて。まずウィニングチケットが水飲み場まで来たので、軽く触ってみたが大人しい子でダービー馬の凄みというのは全くない。ところがそこにニッポーテイオーが近づいてくると一種の威圧感を感じる。ブフゥと鼻を鳴らすとチケットが慌てて譲って逃げていく。近くでマジマジと見ても手を伸ばして触ろうとも思わない。それ程の迫力があったな。そう言えば東武の方のブログでシンボリフォルテが通ると他の馬が大人しくなると言うのを読んだ。おそらく群れのリーダーになる資質を持った馬達ってこういう感じなんだろうな。まぁ、フォルテのお父さんがお父さんだから。。。


ウィニングチケット。小柄でやさしそうな子、とてもダービー馬とは。。。


あまりに威厳のあるニッポーテイオー。たまたま撮れた可愛い顔を載せとく


ヒシマサル。結局古馬としては活躍できなかったけれど、功労馬として生きる場所が見つかってよかった^^

次に乗用馬の放牧場へ。こちらも食べてばかりだが、暫く見ていると食べながら徐々に近づいてくる子がいる。これは興味を持たれているなと思いそのまま待っていると、ついに目の前まで来て顔を上げた。おやつを持っていないか確認に来ただけかもしれないが、なでなでしてさせてくれた。何も貰えないと分かると再び草をむしり食べ始めた。こちらも引き上げようと柵に沿って歩き始めるとこの子も食べながらついて来る。なのでもう一度柵越しに呼んでみると顔をあげたので再びなでなでした。人が好きな子なのかもしれない。



食べながら近づいてくる

午前中はあとはちょっと離れた電気屋に行って買い物、急ぎ戻って軽食を食べた後午後からのこの旅行のメインイベント2つのうちの1つ外乗を楽しんだ。その後はAERUで夕食を頂いたが、メニューがほぼ貝づくしで貝の苦手な7474necoはやや閉口気味。山菜&貝が苦手でも旅行の時はほぼ食べる事にしているが、さすがに貝好きの奥さんでも残すくらい、否寧ろ自分の方が食べた位の量。。。せめて海鮮づくし位にしておいて欲しい。欲を言えば一切れでも肉があれば完食出来たかもしれない。でも、浦河は札幌から離れているし、観光と言っても襟裳岬位しか近くにないからトップシーズンでも混んでると言うのは1,2回位しかないらしい。ウィニングチケットもインパクト薄いしニッポーテイオー世代はライト層のいない時代だしな。。。余り贅沢は言えないかな。ただ、7474neco家はこういう時間のゆったり流れる感じは大好き。食事以外は満足のいく2日間で3連泊でも良かったくらい。5月頃の緑の多い時期かもう1か月早い紅葉の時期にくれば景色は凄いだろうなぁ。また来ようかな^^