●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

掛け替えのない命

2006年11月23日 | 思うこと
一昨日からとても疲れています。それは、あんなに大きな出来事があったのですから、仕方がないと思っています。

でも、そうではなくて実家のみんなが、被害者の方が亡くなられて、何かこの問題が終わってしまったかのように、いろいろ話している事に私は怖さと言うか、疲れを感じて来ました。相手の家族の方にとっては、いくらおばあさんだったとしても、とても大切な人だったんです。それは、お孫さんの一つ一つの態度や言葉からも、伝わって来ました。
一人の命が失われたのに、何か「終わったこと」「済んだこと」として、家族が軽く話しているように聞こえたので、私はとても疲れてしまいました

意識不明の時には、甥が自暴自棄にならないように励ますために、「いろんな事があるから大丈夫だから」と言って来ました。甥は純真なところがあるので、真摯に受け止めて生きて行くとは思いますが、回りは忘れようとしている…と言うか、軽く考えようとしている気がするんです。もちろん私の家族に、一生苦しんで生きろ!と望んでいるのではありません。

気丈なおばあさんだったから、これからが被害者のご家族にとっては大変なんです。一人の「命の尊」さと言う物が、飛んでしまっているように感じて苦しいんです。

でも、そう言う私も実家から離れて、今こうして葬儀が終わってしまったら、その事は忘れてしまいます。

ただ甥と妹には、これからも被害者の方やご家族への思いを込めた歩みをして欲しいと祈っています。

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2 コメント

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こんばんは (ゆい)
2006-11-24 01:35:43
読んでいて、いろいろ考えたよ。

とっても身近なことだと思うから。
いつだって、起こるかもしれないことだから。

そして、甥っ子さんが、自暴自棄にならずに
良かった。
自分を責めてしまいすぎて、とっても辛いと
思うけれど、それでも、亡くしてしまったものは
とってもとっても大切なものだった。
だからこそ、ちゃんと生きないといけないよね・・。

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ゆいちゃん、ありがとう! (ぴーち)
2006-11-24 20:00:51
本当にそう・・・。
誰にでも起こる可能性があるよね。みんなが被害者にもなりうるし、加害者にもなり得る。。。

でも、甥が無用心だった(未熟だった)事は、今になっては言える事なんだ。でも、彼にはこの事をとても大切な事として、亡くなったおばあさんや、ご家族の方の前にも、精一杯誠実に生きて欲しいと思っているよ。
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