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●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

迷子の羊物語③

2008年07月15日 | 思うこと
↑私が毎日学校まで歩いた簸川平野


さて、私も人並みに高校生になりました。

人生に何の目標も持っていなかったので、薦められるままに強い部活の実業高校。

ナント!当然だったらしいのですけど、もう入学前の春休みから部活は始まるのです。

クラスの授業が始まる頃には、もう学校に飽きていました(笑)。
そんな時に、たまたま隣に座った子が読書好きだったんです。当時、ドクトルマンボウ=北杜夫を読んでいた私に「これ面白いよ~」と紹介されたのが、三浦綾子さんの「塩狩峠」でした。

私にとっては、この実話を元に書かれた本が、生涯を変える本となりました。

私は、涙を流しながら感動して読みながら、なぜ?なぜ??がたくさん出て来ました。

今まで私は、自分のためにしか生きて来なかったので、私には考えられない世界でしたから。

「なぜ?この人は他人のために死ねたのか?」
「この人を変えたキリスト教とは何か?」
「なぜ?反対していたキリスト教を信じたのか?」
「なぜ?今までも自己犠牲の体験は聞いた事はあるのに、こんなに感動してしまうのか?」

それから私は、三浦綾子さんの本を読みあさりました。ほとんど読んだと思います。

それと同時期に、私は朝のラジオ放送「ルーテルアワー心に光を」を聞いていました。って言うか、汽車の時間が早かったので、仕方なく?その時間に聞こえて来たのです。
その番組の中の、ゲストのお話にも感動していました。とても大変な苦境の中を、イエスさまに祈りながら益と変えられたと、喜んでおられたからです。
普通、状況が変わって良くなったから感謝しますって言うなら理解出来ますが、まだその苦しみを負いながらも喜んでおられる姿に、惹かれるものがありました。
しかし、感心はあっても弱みを見せては、私のプライドが許しません。今思えば、クソみたいなプライドでしたが…(後に、その番組に出演する事になるとも知らず・大笑)

でも、まだまだ私がイエスさまに出会うまでには、いろんな出来事を、経なければなりませんでした。