現在は宮平集落を抜ける道路と化した宮平馬場
多くの観客が競馬を観戦した琉球松が生えた丘
馬場跡を調べてもらった 「 田場登記測量事務所 」
南風原町の宮原集落は南風原間切最大の村だった。
18世紀後半に作成された琉球国惣絵図には、
宮原集落の外れに大きな馬場が描かれている。
明治13年の沖縄県統計概表によると、
馬場の直線の長さは二・〇四町 ( 約222m ) となっている。
戦前の宮原集落地図を見ると、北側には那覇 ~ 与那原を結ぶ
ケービン ( 沖縄軽便鉄道 ) の与那原線・宮原駅があった。
その地図に載っていたウスクドー橋が馬場の手がかりになった。