「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

関門海峡を照らす 「 夜の大観覧車 」

2014-09-30 04:56:41 | 日記 ・ イベント






























門司港から対岸の下関に目をやると
チカチカと点滅する煌びやかなネオンに
目も心も奪われる

潮風に吹かれて
滑るように進む壇ノ浦の船上から望んだ
関門海峡を照らす大観覧車
その時空は
紛れもなく

” 至福の時間 ” だった




今宵も酔わせる 「 スコットランドのウヰスキー 」

2014-09-30 04:55:41 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒






















いつもは泡盛や焼酎を好んで飲むが、
今回は三角形になった瓶の形に惹かれて
久し振りに「 Grant’s 」 という40度のウヰスキーを買った。
原産地はイギリスからの独立を住民投票で物議を醸し出した ” スコットランド ” である。
そのスコットランド産のウヰスキーの40度を感じさせない旨さは癖になる。
今宵もポッキーを当てに飲むとするかな。




沖縄県中城村 「 中城グスクの拝所 」

2014-09-29 04:41:41 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



中城グスクの正門









シライ富ノ御イベ









シライ富ノ御イベの拝所








中森ノ御イベ ( 通称 ・ 着替御嶽 ちげーうたき )









雨乞イノ御嶽







小城( くーぐすく ) ノ御イベ ( 通称 ・ 久高遥拝所 くだかうとぅし )







小城ノ御イベの拝所








御當蔵火神 ( うとぅくらひぬかん ) ( 通称 ・ 首里遥拝所 しゅりうとぅし )








御當蔵火神の拝所








ナミナミノ御イベ ( 通称 ・ 長門御嶽 )







裏門の近くに築かれたミーグスク ( 新城 ) の城壁








ペリーが絶賛した裏門「 城門( ティダが門 ) 」





護佐丸が築いた座喜味グスクや中城グスクの石積みは、
観る者の心を鷲掴みにする。

護佐丸が築いたミーグスクを擁する中城グスク。
ペリーが絶賛したという城門の向こうには
さまざまな拝所が点在する。


豊前銘菓 『 寒 菊 』

2014-09-29 04:40:41 | パン ・ ケーキ ・ お菓子















自分の生まれた町に住んでいながら、
中津市から来ている文化財保護係りの高尾さんから聞いて初めて知った 「 寒 菊 」 。
高尾さん曰く 「 寒菊は京都に持って行っても歓迎されるお菓子ですよ 」 という。

この小さなお菓子に2か月もの時間をかけて作られていると聞いて、
「 しっかりと味わって頂きたい 」 と、思わせた。
そんな寒菊はチョッピリ生姜の利いた上品な和菓子である。

ちなみに 「 寒 菊 」 は、築上町の 「 メタセの壮 」 にて、
10個入りの袋で、600円くらいで販売されている。
箱入りは1500円くらい?だったような・・・
とにかく購入を希望されている方は、行ってみて下さい。


「 メタセの壮 」

住所 福岡県築上郡築上町弓の師765
電話番号 0930-52-3828
営業時間 8:00~18:00(夏季~19:00)
駐車場 無料駐車場あり

熊本県熊本市 「 百貫港灯台 」

2014-09-28 00:07:41 | 熊本の灯台

































































灯台表番号 / 6423
ふりがな / ひゃっかんこうとうだい
標識名称 / 百貫港灯台
所在地 / 熊本県熊本市 ( 盗人島 )
北緯 / 32-48-02
東経 / 130-36-13
塗色 / 白色
灯質 / 単明暗白光 明6秒暗2秒
光度 / 3500カンデラ
光達距離 / 11.5海里
地上~頂部の高さ / 8.70m
平均水面上~灯火の高さ / 13.45m 
地上~灯火の高さ / 8.00m
業務開始年月日 / 昭和27年4月23日
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型



百貫港灯台へのアクセスは、熊本市内から小島下町へ出て、
国道501号線を河内方面に向かい、1キロほど行くと右カーブになった左側に
海岸沿いの集落がある。その集落の裏側に灯台が立っているが、
灯台に行く道は施錠されており、左の丘を上って行かねばならない。
駐車は集落の中の路上に駐車したが、
トラブルにならないように必ず地域住民に声をかけて許可を得るように。


大分県宇佐市 ・ ワッフルとデニッシュが旨い 「 あかれんが 」

2014-09-28 00:06:41 | パン ・ ケーキ ・ お菓子

















































「 あかれんが 」 は、柳ヶ浦駅の近くにあった店だと思う。
灯台の探訪の帰りに、何度かワッフルを買ったことがあるが・・・
この前、店があった場所の前を通ったら、それらしき店がなかったような気がした。

今回、同じ宇佐でも市街地に近い場所にある 「 あかれんが 」 に寄ってみた。
ワッフルはもちろんだが、今回は 「 きりかぶデニッシュやアップルパイ 」 を買った。
これらは、 「 あかれんが 」 の一番人気と二番人気だけあって美味しかった。

ちなみに、きりかぶデニッシュは、クイニアマン。
アップルパイは、パイというよりもアップルパンのような感じだと
思ってもらえればいいだろう。


「 あかれんが 」

所在地 / 大分県宇佐市上田812-1
電話  / 0979-25-5909
営業時間 / 10:00~18:00
日曜日は17:00
定休日 / 木曜日・祝日
駐車場あり / 4台


北九州市門司区 「 夜の門司港西海岸 ( 関門連絡船桟橋 ) 」

2014-09-28 00:05:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



船上から見た夜の門司港西海岸( 関門連絡船桟橋 )






昨夜、門司港の西海岸( 関門連絡船桟橋 ) から出る夜景鑑賞クルーズに行って来た。
まだ写真や動画を整理していないので、触りだけに止めておくが、
整理・編集出来次第随時掲載して行きたいと思っているので、お楽しみに・・・





福岡県築上町 「 勝間田彦六左衛門重晴戦死の碑 」

2014-09-27 05:03:41 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )



尾根にある 「 勝間田彦六左衛門重晴戦死の碑 」









入り口の路標と説明版







池の横に立つ説明版







入り口にある目印になる溜め池







山に入った場所にある路標







山道を約300mほど歩くと尾根に戦死の碑が見えて来る














通称・勝間田越えと言われる峠に 「 勝間田彦六左衛門重晴戦死の墓 」 があるが、
これは、亡骸が入っていない空墓なので、あえて碑と表現させていただいた。

天正15年 ( 1587年 ) 、
この地一帯で黒田長政が豊前の雄である宇都宮鎮房と戦い、
生涯で初めて敗れた 「 峯尾 ( みのう ) の合戦 」 があった。
この時、黒田方の援軍で備前下津井城主、勝間田彦六左衛門重晴が
討ち死にした場所が勝間田越えである。
旧・椎田町六田から西隣の旧・築城町小山田へ抜ける山道であり、
後世の人々はその武勇を称えて 「 勝間田越え 」 と呼んで、
山越えの近道として利用した。今に残る古戦場の道である。

この戦は、豊臣秀吉の九州平定のさいの国割で、
築城など豊前六郡十二万五千石を黒田官兵衛孝高に与えたのが原因である。
このため、領地を伊予に国替えを命じられた宇都宮鎮房が反発し、
これにより、黒田長政は勝間田彦六左衛門重晴とともに兵三千人で、
天正十五年十月九日、岩丸山上で鎮房と対戦したが敗れた。
勝間田彦六左衛門重晴は、岩丸谷と小山田を結ぶ 「 市道 」 、
( のちの勝間田越え ) で、郷士の野刀と椿の六尺棒で討たれ、
宇都宮軍の新貝荒五郎英之に首級 ( しるし ) あげられたという。

勝間田越えは、築上町役場東側の県道・日出野ー椎田線を南に
約5キロほど入った六田集落から右手へ100mほど登り、
ここの分岐点を左へ約300m入った 「 市道 」 の峠近くにある。

この周辺では、椿の六尺棒 ( おうこ・荷負い棒 ) がすぐに無くなるので、
六左衛門の祟りだろうと祠を建てたが、霊験がないため、
現在では誰も作らなくなったという。



「 椿の実 ・ Tsubaki no mi 」

2014-09-27 05:02:41 | 花・鳥・虫・魚・猫









椿の花は首から墜ちる
だから・・・
勝負師の家には
「 相応しくない 」 と言ったが
植木屋は
二本の椿を植えて行った
一本はシロタマツバキ
もう一本が赤いつばき

少し光沢があって
独特な雰囲気を醸し出す
 椿の実

人間も
コンコンと説教されて
油を搾られる
椿も機械で 「 これでもかっ! 」
って言うくらい
トコトン油を搾られて
ツバキ油に変えられる

そんな椿の実に
親近感と愛着を感じる





沖縄県うるま市 「 喜屋武 ( きゃん ) グスク 」

2014-09-26 04:57:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡


大きな岩がゴロゴロしているグスク内









グスクの上り口








マーブ公園として整備されているグスク周辺







グスクから平良川方面の眺望






喜屋武グスクは、安慶名大川按司の四男・喜屋武按司が築き、
子孫三代の居城であったと伝えられる。
また、大城賢雄こと鬼大城(おにおおぐすく)が幼年期を過したグスクだともいわれている。
『夏姓大宗由来記』によると、
「喜屋武グスクは、第一世安慶名大川按司の四男・喜屋武按司の築いたもので、
その子の喜屋武按司、孫の栄野比大屋子(えのびうふやく)と三代の居城となった」と記されている。

栄野比大屋子は、鬼大城の父であり、
古典音楽の祖と謳われる湛水親方(たんすいうぇーかた)こと幸地賢忠(こうちけんちゅう)は、
七代目の子孫だといわれている。

旧具志川市では、もっとも高い場所に築かれ、別名を 「 喜屋武マーブ 」 あるいは、
「 仲嶺マーブ 」 とも呼ばれており、17世紀半ばまで烽火台として設置されていた。
石垣や城門は道路工事のさい、骨材と使用され、昔日の面影は何も残していない。
現在は、 「 喜屋武マーブ公園 」 として整備されている。



喜屋武グスクへのアクセス
喜屋武グスクへは、県道75号線の上平良川交差点を県道36号線へ喜屋武方向へ右折し、
喜屋武交差点を 「 マーブ公園 」 の方 ( 右 ) へ入ると右手にグスクがある。
駐車は、マーブ公園の駐車場が利用できる。


「 百里基地みやげ 」

2014-09-26 04:56:41 | 戦闘機 ・ 自衛隊関係













茨城特産落花生を使った豆菓子を隊員から頂いた。
これで今夜は旨いビールが飲めるぞ!




やんばるを走る 「 国道449号線 ( 名護 ー 本部 ) 」

2014-09-25 05:03:41 | 沖縄



国道449号線から見る名護湾の夜明け








本部からの帰り : 国道449号線 名護 ー 本部 ( 部間あたり )













瀬底大橋の入り口にある 「 健堅大親の墓 」 や
本部の街中にある 「 大米須親方の墓 」 の写真が撮りたくて
名護から本部半島へと車を走らせた。
ここは右に砕石所、左に名護湾を見ながらほぼ直線の広い道がハイウエイのように続く。
しばらく走るとダイビングのメッカ 「 ゴジラ岩 」 や瀬底島が左手に見えて来る。
瀬底大橋や本部大橋が見えるとワクワク感が増して来る。
それは何度見ても通っても変わらない感覚であり、感動である。



大分県中津市 「 道の駅・なかつ 」

2014-09-25 05:02:41 | 探訪 ・ ドライブ



道の駅・なかつ ( JAおおいた直売所・春夏秋冬 )


















とにかく車を駐車するのも大変なくらいの混みようだった。
空いた駐車スペースを、まるで ” 椅子取りゲーム ” のように素早く奪い合う。
サバイバルの末、やっと手に入れた駐車スペース
ごった返す店内ではスーパーよりも明らかに高めの野菜が並ぶ。
それが不思議と飛ぶように売れていた。

必死で駐車したので、何も買わないで出るのも 「 損した気分 」 というか、
その気持ち半分と、この建物 ( 施設 ) に対して申し訳ないような気持ち半分で、
結局、官兵衛の和菓子を買って帰った。

「 こんなんやったら、宇佐か中津の菊屋で買えばよかった。 」 とも思ったが、
「 まぁ、こうしたブログのネタにいっぺん入って見るのもいいだろう。 」 だった。



沖縄県中城村 「中城グスクのウフガー ( 大井戸 ) 」

2014-09-24 05:04:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



中城グスク内にあるウフガー ( 大井戸 )








説明版の横を下って行く







少しだけその姿を見せる







香炉が置かれ拝みの対象になっている







石囲いの奥に水が溜まっている






ウフガー(大井戸)は、中城グスクの表門から左に入った西の郭の拝所の前にあり、
城壁に沿うようにガー道が続いている。
水量は少ないものの透明度の高い水がシダ葉の下で潤っていた。


グスクの城壁も大事だが、
それと同じくらいに重宝されているのが飲み水を確保するための井戸である。
香春岳城のように水の元を止められて落城した城も多い。
これは内地も琉球も同じで、城づくりの必須条件となっている。
ガー ( 井戸 ) には水神を祭っているため、香炉が置かれているのを各所で見かける。
南山を滅ぼした尚 巴志ではないが、嘉手志川 ( カデシガー ) の存在を重視した行動は、
河川が少ない沖縄にあって当然のことだったのかも知れない。



鹿児島県南九州市 「永鏡橋」

2014-09-24 05:03:41 | 鹿児島の石橋



周りを分厚いコックリートで固められている








上流部の方がコンクリートの被る比率が少ない







輪石もだが壁石の積み方がきれいである







橋のすぐ横にある桑代営農研修館





所在地 / 鹿児島県南九州市知覧町桑代 ・ 麓川
架橋  /  不明
石工  /  不明
長さ   /  8.40m  幅   /  4.78m
拱矢  /  2.91m  径間  /  8.10m


永鏡橋は別名、集落の桑代から付いた桑代橋とも呼ばれており、
地元の人々に親しまれている。
そんな橋の架橋は不明だが、石の組み方や石肌の感じから言えば
そんなに古くないように思われる。
橋は補強のためほとんどコンクリートで覆われており、その姿を露出されていないが、
側面から覗けばシッカリとした石組みを見ることが出来る。


永鏡橋へのアクセス
永鏡橋へは、県道23号線の桑代バス停から
知覧方面に向かって左に80mほど入った所にある。
駐車は、橋のすぐ横に駐車できるスペースがある。