「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

鹿児島県奄美大島  「 名瀬港と立神島 」

2017-08-05 11:12:32 | 奄美群島の灯台



名瀬港









名瀬湾にある立神島








名瀬漁港の船着き場












猛烈な台風5号がやって来た奄美大島。
その玄関口というか、中心地が名瀬である。
一時期よく奄美大島に足を運んでいた。

昼間はグスクや灯台を探して山や防波堤を歩き、
夜は酔って名瀬の街中を歩いたものである。



鹿児島県喜界島  「 トンビ埼灯台 」

2014-06-02 04:46:41 | 奄美群島の灯台












































灯台表番号 / 6932 ( F4782 )
ふりがな / トンビさきとうだい
標識名称 / トンビ埼灯台
所在地 / 鹿児島県大島郡喜界町 ( トンビ埼 )
北緯 / 28-22-12
東経 / 130-01-40
塗色 / 白色
灯質 / 単閃白光 毎5秒に1閃光
光度 / 実効光度 110000カンデラ
光達距離 / 18.0海里
地上~頂部の高さ / 19.49m
平均水面上~灯火の高さ / 41.35m 
地上~灯火の高さ / 17.15m
業務開始年月日 / 昭和46年12月3日
現用灯器 / M型点灯制御装置



トンビ埼灯台は喜界島の最北端にある灯台で、海岸を見下ろす丘の上に立っている。
灯台の高さは19mもあり、下のさとうきびの集荷場から見るとエントツのようにも見える。
灯台初点は昭和46年とそんなに古くはないが、これから歴史を重ねていくことだろう。


トンビ埼灯台へのアクセス
トンビ埼灯台へは、喜界島の湾港や空港から西海岸を北に向かって30分ほど走ると
小野津集落がある。そこから海沿いを1キロほど行った右の上になる。
駐車は、灯台前の広くなった場所に駐車できる。


鹿児島県喜界島 「 早町港東防波堤灯台 」

2014-05-30 04:34:41 | 奄美群島の灯台



















































灯台表番号 / 6932.5
ふりがな / はやまちこうひがしぼうはていとうだい
標識名称 / 早町港東防波堤灯台
所在地 / 鹿児島県大島郡喜界町早町 ( 早町港東防波堤外端 )
北緯 / 28-20-00
東経 / 130-00-26
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎5秒に1閃光
光度 / 実効光度 200カンデラ
光達距離 / 6.0海里
地上~頂部の高さ / 12.73m
平均水面上~灯火の高さ / 19.35m 
地上~灯火の高さ / 12.35m
業務開始年月日 / 平成7年2月10日
現用灯器 / LD管制器Ⅱ型



早町港東防波堤灯台は、喜界島の東側にある唯一の灯台である。
灯台のある防波堤は切れ防波堤になっているため干潮時でなければ灯台に近づけない。
そんな灯台の歴史は浅く、平成7年と新しい。


早町港東防波堤灯台へのアクセス
早町港東防波堤灯台へは、喜界島の北東部にあたる早町港入り口の公園の先から
左に入って行った防波堤の先にある。
灯台までは海岸を300mほど歩かねばならない。
駐車は、防波堤入り口の広くなった場所に駐車した。



鹿児島県喜界島 「 湾港導灯 ( 後灯 ) 」

2014-05-28 04:45:41 | 奄美群島の灯台
































灯台表番号 / 6935
ふりがな / わんこうどうとう ( こうとう )
標識名称 / 湾港導灯 ( 後灯 )
所在地 / 鹿児島県大島郡喜界町 ( 前灯の南南東方約500m )
北緯 / 28-19-06
東経 / 129-56-23
塗色 / 白色
頭標 / 白色三角形頭標付
灯質 / 不動赤光
光度 / 200カンデラ
光達距離 / 6.0海里
地上~頂部の高さ / 9.0m
平均水面上~灯火の高さ / 30.78m 
地上~灯火の高さ / 7.38m
業務開始年月日 / 昭和51年3月25日
現用灯器 / 蛍光灯 Ⅰ




湾港導灯(後灯)は、喜界町の公共の施設が集まる場所に立っており、
それは喜界町立第一保育所と給食配膳センターとの境にある。
こちらの導灯も前灯同様に白い塔に赤い頭標と赤いライトが印象的であった。
ただ高さが前灯の10mに対して、こちらは標高が高い分、9mとなっている。
また、前灯がストレートな塔形に対して、下部にハッチが室が設けられていた。


湾港導灯 ( 後灯 ) へのアクセス
湾港導灯 ( 後灯 ) へは、喜界空港ならびに湾港から
喜界町役場を目指して上がって行くと役場の手前に喜界町立第一保育所がある。
その敷地内に隣接している。
駐車は、保育所の駐車場を使用させてもらった。


鹿児島県喜界島 「 シツル埼灯台 」

2014-05-22 04:47:41 | 奄美群島の灯台












































灯台表番号 / 6933
ふりがな / シツルさきとうだい
標識名称 / シツル埼灯台
所在地 / 鹿児島県大島郡喜界町 ( シツル埼 )
北緯 / 28-17-02
東経 / 129-56-50
塗色 / 白色
灯質 / 等明暗白光 明3秒暗3秒
光度 / 実効光度 13000カンデラ
光達距離 / 14.5海里
地上~頂部の高さ / 12.5m
平均水面上~灯火の高さ / 50.0m 
地上~灯火の高さ / 10.5m
業務開始年月日 / 昭和50年3月25日
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型


シツル埼灯台は、喜界島の最南端に位置する灯台である。
灯台は上嘉鉄の港を見下ろす台地の上に昭和50年から立っており、
その役割を果たしている。
赤土の上をなびくサトウキビ畑の緑葉と白い灯台が絵になる場所である。


シツル埼灯台へのアクセス
シツル埼灯台へは、喜界空港または、湾港から右側に進み、
荒木集落を過ぎて道なりにそのまま行くと右側に上嘉鉄小学校がある。
その先の交差点を左に上がった右側にある。
駐車は、灯台付近の広くなった場所に駐車できる。


鹿児島県喜界島 「 湾港導灯 ( 前灯 ) 」

2014-05-20 05:09:41 | 奄美群島の灯台
































灯台表番号 / 6934
ふりがな / わんこうどうとう ( ぜんとう )
標識名称 / 湾港導灯 ( 前灯 )
所在地 / 鹿児島県大島郡喜界町 ( 湾港北防波堤灯台の南方約880m )
北緯 / 28-19-20
東経 / 129-56-16
塗色 / 白色
頭標 / 白色三角形頭標付
灯質 / 不動赤光
光度 / 200カンデラ
光達距離 / 6.0海里
地上~頂部の高さ / 10.28m
平均水面上~灯火の高さ / 12.38m 
地上~灯火の高さ / 8.66m
業務開始年月日 / 昭和51年3月25日
現用灯器 / 蛍光灯 Ⅰ



湾港導灯(前灯)は、喜界島空港から港へ行く途中の道路沿いに立つ導灯である。
白い塔に赤い頭標と赤いライトが独特な雰囲気を醸し出していた。
小さな島の割りに中心部は栄えており、イメージしていたものとかなり違って感じた。
島の不便さはあるだろうが、喜界島はいい場所である。


湾港導灯 ( 前灯 ) へのアクセス
湾港導灯(前灯)へは、喜界空港と港(湾港)の中間部の道路沿いに立っている。
駐車は、導灯前に駐車できる。


鹿児島県喜界島 「 湾港北防波堤灯台 」

2014-05-17 04:59:41 | 奄美群島の灯台



単閃緑光で毎4秒に1閃光の灯器














波が荒れる防波堤の外端に立つ灯台







灯台付近の海の色がスゴクきれい






喜界空港に隣接した公園からの眺望







灯台近くにある奄美大島とを結ぶフェリーの待合所






喜界空港




灯台表番号 / 6936.1
ふりがな / わんこうきたぼうはていとうだい
標識名称 / 湾港北防波堤灯台
所在地 / 鹿児島県大島郡喜界町 ( 湾港北防波堤外端 )
北緯 / 28-19-48
東経 / 129-56-06
塗色 / 白色
灯質 / 群閃緑光 毎4秒に1閃光
光度 / 実効光度 320カンデラ
光達距離 / 7.0海里
地上~頂部の高さ / 11.61m
平均水面上~灯火の高さ / 17.83m 
地上~灯火の高さ / 11.33m
業務開始年月日 / 平成11年3月26日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅴ型緑 )


湾港北防波堤灯台は喜界空港に隣接した公園の向かいに見える
防波堤の外端に立つ灯台でもあり、
また喜界島と奄美大島とを結ぶフェリーの港を守る灯台でもある。
灯台自体の歴史は浅く、初点が平成11年と新しい。


湾港北防波堤灯台へのアクセス
湾港北防波堤灯台へは、フェリーで喜界島に行くのならば
フェリーの埠頭の目の前になるが、
飛行機の場合は空港を出て左に500mほど行くと派出所がある。
その先を左に入った突き当たりになる。駐車は、港の岩壁付近に止められる。



鹿児島県奄美大島 「 笠利埼灯台 」

2014-05-15 00:01:41 | 奄美群島の灯台
























































灯台表番号 / 6937 ( F4767 )
ふりがな / かさりさきとうだい
標識名称 / 笠利埼灯台
所在地 / 鹿児島県奄美市 ( 笠利埼 )
北緯 / 28-31-46
東経 / 129-41-22
塗色 / 白色
灯質 / 群閃白光 毎30秒に2閃光
光度 / 実効光度 350000カンデラ
光達距離 / 21.5海里
地上~頂部の高さ / 13.1m
平均水面上~灯火の高さ / 59.53m 
地上~灯火の高さ / 12.0m
業務開始年月日 / 昭和37年3月31日
現用灯器 / LB-90



笠利埼灯台は奄美大島の最北端にある高崎山の麓の笠利埼に立つ灯台である。
平均水面からの高さは60mもあり、
太平洋と東シナ海が一望できる景観の素晴らしい場所にある。
そんな灯台は昭和37年3月に初点され、平成9年3月に改築されている。


笠利埼灯台へのアクセス
笠利埼灯台へは、奄美大島の奄美市(旧・笠利町)の最北端になるため赤木名回りでも、
空港回りでもどちらでも行くことができるが、
最終的には用集落から北に一本道になる。
駐車は、写真のように道が切れて行き止まりなので道路の端に駐車できる。



鹿児島県奄美大島 「 赤木名港導灯 ( 後灯 ) 」

2014-05-11 05:00:41 | 奄美群島の灯台


























灯台表番号 / 6937.51
ふりがな / あかきなこうどうとう ( こうとう )
標識名称 / 赤木名港導灯 ( 後灯 )
所在地 / 鹿児島県奄美市 ( 前灯の南方約110m )
北緯 / 28-26-35
東経 / 129-39-42
塗色 / 白色
頭標 / 白色三角形頭標付
灯質 / 不動黄光
光度 / 830カンデラ
光達距離 / 8.5海里
地上~頂部の高さ / 6.0m
平均水面上~灯火の高さ / 24.41m 
地上~灯火の高さ / 4.4m
業務開始年月日 / 平成4年3月19日
現用灯器 / LC管制器 ( 蛍 )


赤木名港導灯(後灯)は、前灯から約150mほど後方にあり、
丘の上にあるだけ前灯に比べて6mと半分の高さになっている。
下から見ると木々に囲まれて見つけにくいが、
前灯方向から見るとその姿を見ることが出来る。
また後灯への道が整備されているので安心して登って行ける。


赤木名港導灯 ( 後灯 ) へのアクセス
赤木名港導灯 ( 後灯 ) へは、赤木名港前灯を参考にしてもらいたい。


鹿児島県奄美大島 「 赤木名港導灯 ( 前灯 ) 」

2014-05-03 05:07:41 | 奄美群島の灯台













































灯台表番号 / 6937.5
ふりがな / あかきなこうどうとう ( ぜんとう )
標識名称 / 赤木名港導灯 ( 前灯 )
所在地 / 鹿児島県奄美市 ( 今井埼灯台南東方約5.3キロ )
北緯 / 28-26-39
東経 / 129-39-42
塗色 / 白色
頭標 / 白色三角形頭標付
灯質 / 不動黄光
光度 / 830カンデラ
光達距離 / 8.5海里
地上~頂部の高さ / 11.9m
平均水面上~灯火の高さ / 12.83m 
地上~灯火の高さ / 10.3m
業務開始年月日 / 平成4年3月19日
現用灯器 / LC管制器 ( 蛍 )



赤木名港導灯(前灯)は奄美大島の北部にある笠利湾の奥深い場所に立つ導灯である。
海に面した堤防の縁に立っている姿は遠くからでも分かるくらい高くそびえている。
高さ12mの導灯から照らされる不動黄光が昼間でもひと際映えていた。


赤木名港導灯 ( 前灯 ) へのアクセス
赤木名港導灯(前灯)へは、奄美大島の龍郷町から北へ赤木名方面に進み、
奄美市の手花部小学校の先を左に曲がって500mほど行ったところにある。
駐車は、導灯入り口付近の道路が広くなった場所に駐車した。


鹿児島県奄美大島 「 今井埼灯台 」

2014-04-26 04:56:41 | 奄美群島の灯台



高さが10mの円形灯台








昭和50年の初点になる今井埼灯台






群閃白光で毎7秒に2閃光の灯器







青空に白い灯台が映える







灯台下の道から灯台方向の眺望







今井埼灯台の遠望







灯台上にある 「 今井権現 さん 」







灯台下から笠利湾を望む





灯台表番号 / 6939
ふりがな / いまいさきとうだい
標識名称 / 今井埼灯台
所在地 / 鹿児島県奄美市 ( 今井埼 )
北緯 / 28-28-35
東経 / 129-37-16
塗色 / 白色
灯質 / 群閃白光 毎7秒に2閃光
光度 / 実効光度 5600カンデラ
光達距離 / 12.5海里
地上~頂部の高さ / 10.06m
平均水面上~灯火の高さ / 76.11m 
地上~灯火の高さ / 9.6m
業務開始年月日 / 昭和50年3月28日
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型



今井埼灯台は龍郷町の安木場集落の先に突き出た岬の山に立つ灯台である。
灯台の上には 「 今井権現さん 」 があり、
地元はもとより多くの人たちに崇拝されている。
灯台までは旧道を進んで行かねばならないので探し当てるのが困難であった。


今井埼灯台へのアクセス
今井埼灯台へは、県道81号線を龍郷町の円集落から1キロほど北に走ると
安木場集落があり、そこから右に入って旧道を進むと
峠の頂上付近に左に入って行く道があるので、
それを入って行くと突き当たりに今井埼展望所と今井権現さんがある。
そこからさらに右下に500mほど下って行くと左側に灯台が見える。
駐車は、灯台前に駐車できるが、轍のひどいガタ道なので通行に注意してもらいたい。


鹿児島県奄美大島 「 大熊港D防波堤灯台 」

2014-04-19 04:57:41 | 奄美群島の灯台



大熊港の切れた防波堤の外端に立つ灯台







名瀬港と大熊港を区切るように堤防がある






左の山羊島の右奥に位置する灯台





灯台表番号 / 6941.5
ふりがな / だいくまこうでぃぼうはていとうだい
標識名称 / 大熊港D防波堤灯台
所在地 / 鹿児島県奄美市 ( 大熊港D防波堤外端 )
北緯 / 28-24-12
東経 / 129-30-55
塗色 / 白色
灯質 / 単閃緑光 毎4秒に1閃光
光度 / 実効光度26カンデラ
光達距離 / 3.5海里
地上~頂部の高さ / 4.87m
平均水面上~灯火の高さ / 9.65m 
地上~灯火の高さ / 4.65m
業務開始年月日 / 平成14年10月22日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅱ型緑 )



大熊港D防波堤灯台は、名瀬港から向かって右側の奥にある湾に立つ灯台である。
港自体はそんなに大きくないが、周りを山で囲まれた格好の港だといえる。
そんな港の入り口にある防波堤の外端に設置された灯台の高さは4.9mで、
単閃緑光で毎4秒に1閃光の明りを灯している。


大熊港D防波堤灯台へのアクセス
大熊港D防波堤灯台へは、名瀬市街地から右に海岸沿いを進み、
山羊島トンネルを出てから300mほど行くと左に入る道がある。
その道を入った山の登り口の左側が港になる。
駐車は、手前の防波堤の近くに駐車できる。



鹿児島県奄美大島 「 梵論瀬埼灯台 」

2014-04-17 05:03:41 | 奄美群島の灯台



昭和41年の改築の割りに斬新的なデザインである








石に刻まれた文字は長い年月で消えかかっている






高さが11mの灯台






どことなく聖火台を思わせる






直線と曲線のコントラストがおもしろい






長閃白光で毎10秒に1長閃光の灯器







灯台の下部というよりも公衆トイレの入り口に見える






灯台下の有良集落付近の海




灯台表番号 / 6940
ふりがな / ぼろせさきとうだい
標識名称 / 梵論瀬埼灯台
所在地 / 鹿児島県奄美市 ( 梵論瀬埼 )
北緯 / 28-26-42
東経 / 129-31-24
塗色 / 白色
灯質 / 長閃白光 毎10秒に1長閃光
光度 / 8500カンデラ
光達距離 / 13.5海里
地上~頂部の高さ / 10.76m
平均水面上~灯火の高さ / 113.37m 
地上~灯火の高さ / 10.3m
業務開始年月日 / 大正1年11月1日
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型



梵論瀬埼灯台の初点は大正元年と歴史は古く、
いかにこの場所に灯台が必要だったかが窺い知れる。
そんな梵論瀬埼灯台は昭和41年に現在の形に改築されており、
オリンピックの聖火台を思わせるような斬新的なデザインで造られている。


梵論瀬埼灯台へのアクセス
梵論瀬埼灯台へは、名瀬の朝日小学校がある大熊地区から
県道81号線を北に進むと奄美カントリークラブがある。
そこか約2キロほど行くと海岸に突き当たる。
その手前を左に約250mほど登ったところにある。
駐車は、灯台の入り口付近の広くなった場所に駐車した。


鹿児島県奄美大島 「 名瀬港沖防波堤仮設灯台 ( 許 ) 」

2014-04-15 06:30:41 | 奄美群島の灯台


























名瀬港沖防波堤仮設灯台は立神島の東、名瀬湾のほぼど真ん中に
一文字にある防波堤の東側外端に設置された仮設の灯台である。
現在は防波堤が工事中のため仮設になっているが、防波堤工事が完了すれば、
何れは正式に灯台として設置されることとなるだろう。


名瀬港沖防波堤仮設灯台へのアクセス
名瀬港沖防波堤仮設灯台へは、名瀬港東防波堤灯台からが一番近くに見える場所である。
切れ防波堤なので、竣工後に渡船のチャーターにて上堤しなければならない。



鹿児島県奄美大島 「 名瀬港立神灯台 」

2014-03-27 06:54:41 | 奄美群島の灯台



ピラミッドのような島の頂部に灯台が立つ







沖にある三角形の島は興味をそそる







名瀬港沖防波堤の向こうに立神島が見える







50cmほど高さの手すりの鎖を頼りに細い道を上って行く







頂部に近づくにつれて断崖は険しく狭くなる







頂部に近づくと灯台が目の前に見える







立神島頂部と灯台下部







初点が昭和12年とあるが当時はかなり困難であったろう







灯質が群閃白光で毎6秒に2閃光の灯器







登りはそうでもなかったが下りはシビレた馬の背ほどの幅の道







下から見ると壁のようにそそり立つ岩壁







途中のヘアピン付近からの光景







立神島の周りは青い海が広がる





「 鹿児島県立大島高等学校 」 の校歌

立神を 繞 ( めぐ ) りて清き
新潮 ( にいしお ) の 香にたつあした
相和 ( あいわ ) して われらうたわん
夢若き 自律の調べ
研学の 理想に燃えて
見よ挙 ( こぞ ) る 大島高校

上の歌詞は、先日、春の選抜高校野球大会に出場した
鹿児島県立大島高等学校の校歌であるが、
その歌い出しに出て来る 「 立神 」 にある灯台である。



灯台表番号 / 6941
ふりがな / なぜこうたちがみとうだい
標識名称 / 名瀬港立神灯台
所在地 / 過去島県名瀬市 ( 名瀬港立神島 )
北緯 / 28-24-30
東経 / 129-29-55
塗色 / 白色
灯質 / 群閃白光 毎6秒に2閃光
光度 / 実効光度640カンデラ
光達距離 / 8.0海里
地上~頂部の高さ / 8.87m
平均水面上~灯火の高さ / 39.03m 
地上~灯火の高さ / 8.38m
業務開始年月日 / 平成12年2月1日
現用灯器 / LD管制器Ⅱ型


名瀬港立神灯台は、憧れの灯台である。
「 あの場所に行ってみたい 」 そんな思いで見ていた灯台であった。
名瀬港のシンボル的な島にある灯台の初点は昭和12年と古い。
その当時にあの島の頂上に灯台を作ることは困難であったと思われる。
それゆえに灯台まで辿り着いた時は感慨ひとしおだった。

この島まで来ることに協力して頂いた森崎さんに心から感謝を申し上げたい。
本当にありがとうございました。


名瀬港立神灯台へのアクセス
名瀬港立神島灯台へは、近くの浜辺や防波堤から遠望を撮るか、
瀬渡しで島に上陸するかのどちらかである。