○ 鏡男。

2006-05-21 18:43:31 | ♪Weblog
リビングストンをさかのぼるごと30年。ある男が仲間と一緒にアフリカのジャングルの奥地を探検していた。
男たちは出発に先駆け、自分たちの国で使っている色んな生活雑貨を大量に買い込んで原住民への土産と携えていった。ジャングルに入って2週間後、奥地の森がちょっと開けたところにキャンプのテントが張られた。
そこに荷物をおろし、土産物を荷ほどきして整理しようということになった。
持ち込んできた荷物の中に姿見が出来る大きく重い鏡が2枚あった。男たちはちょっとなにか好奇心をもったいたずら心で、そのうちの一枚の鏡を大きな枝が垂れ下がった木に立てかけてみた。
鏡は周りの木の深い緑色を映し出した。しばらくたったとき、突然あたりの静寂が破られた。
原住民と見られる男がものすごい形相で奇声を発していた。その男を手にヤリをもち、じりじりと木の下に近づいていった。そして、NBAの選手みたいに1mくらい飛び上がりキエィーと薩摩の示現流のサムライのような動物的な声を出したかと思ったら目の前の鏡が粉みじんに砕け散っていた。

intermission
いまわたしは上野駅で電車を待っている。そこにちょうどわたしと同じくらい181cm、感じもわたしと同じラガーメン、苦いラーメンではありません、体重も二人とも88kgくらい、二人とも結構カッコいい、そのうちの一人が列車に乗った、もう一人の男はプラットフォームで、ちょうど男と女の恋人みたいにそとで電車の発車をじっと待っていた。電車が発車した。二人の男はまた男女の恋人のように、お互いに手を振り合って別れた。
わたしはこういう光景は初めてだった。どうして男同士でこうなるのかな。男と女の関係と男と男の関係が同じなのかな?それとも男と女の関係を避けてもしくはそれより男男のほうがいいのかな?
どちらにしてもかなり楽しいですね。
一言で言うと、見てていいなと思ったペアが男同士だったということにすぎない。

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