○ 焼くと口をパカッと開ける ....。 ①

2010-09-24 01:12:28 | ♪Weblog
京の御所に新在家門という門がある。
ふだんは閉じられいたので 「禁門(きんもん)」と呼ばれていた。江戸末期に起きた大火で、はじめて開けられた。
おそらく公家たちが、家財道具などを運び出したのであろう。

以来、焼くと口をパカッと開ける蛤(ハマグリ) にたとえられ、
このときから、蛤御門と呼ばれるようになる。


烏丸(からすま)通りに面した門は、北から乾(いぬい)御門、中立売(なかだちうり)御門、3つ目がこの蛤御門、さらに南側にもう一つ、下立売(しもだちうり)御門がある。

元治(がんじ)元年(1864)7月19日、御所の一帯では、長州藩兵と薩摩、会津両藩との間で、凄まじい戦闘が繰りひろげられた。
最大の激戦地が蛤御門周辺であったため、
この戰を 「蛤御門の変」、あるいは、「禁門の変」と呼ばれる。

このきっかけとなったのは、ひとつき前 6月5日に起きた、新撰組による池田屋襲撃事件であった。


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