のび太の砂漠 4

2006-01-07 03:01:59 | ♪のび太の砂漠
中央アジアからロシアにかけての人達は、赤とか緑のキレイな色の布をおなかに巻きつけて町の中を颯爽と歩く風習がある。


のびお もスマトラから持ってきたアカフンを、腰に巻きつけてみた。

それを見ていた教え子のイワンが興味深そうにかれに聞いた 「それ、俺たちのと、ちょっと違うけど、なんて、言うの」

のびおは、耳をヒクヒクさせながら、得意そうに
「これはねー、日本じゃ大変 高価なもんで、オビ と言うんだよ。」


それから、のびおのことを ひとつのオビということで
-オビワン- というようになった。


もうひとつ、
かれは、doc.Nobio ということで、クノービ ちょっと呼びにくいので 'ケノービ'


タジキスタンはロシア語圏なのですぐにロシア語っぽい発音になってしまう。


のび太の砂漠 3

2006-01-06 17:00:33 | ♪のび太の砂漠
のびおは宣教師の見習いみたいな感じでタジキスタンに行く前1年間スマトラ島に仲間と一緒に行っていた。

彼は海で泳ぐことが好きでミッションのかたわらよく泳いだ。
また、この海はサメが多くあぶないところだった。

これを知っていたわたしは彼がスマトラに発つ前に彼にわたしが学校で使っていたのと同じオフィシャルスイムギアーの

アカフン -赤い褌- である。

を彼にプレゼントした。

アカフンは真っ赤で幅1フィート長さ6フィートつまり、6尺、180cm
日本でフカ除けの最良グッズで三越でも売っている。

平家が壇ノ浦の合戦で負けて海に落ちた武士の中でアカフンが海の中にたなびいてフカに食われなかったことから。

動物は本能的に自分より大きい物は襲わない。


のびおは大事にしていたアカフンをタジキスタンに持っていった。


ああ、その前に奥地に入っていった友達の宣教師は、行方不明になったとかれから聞いた。

よく聞いてみると、
そのジャングルの奥に入っていった友達の宣教師は、のびおと同じで、そそっかしくて、その人が考えてることの反対のことをすぐやっちゃうようなタイプのようだった。




のび太の砂漠  2

2006-01-05 06:13:40 | ♪のび太の砂漠
のびお 181センチ 72キロ。 29才。

ハワイとか、西海岸がながいせいか、

LAあたりで町をあるいている連中を同じ感覚で、

かるく、陽気で、楽しい。

かれのまわりに すぐ輪ができる。

そういえば、おととし、日本に帰ってきていたとき、かれの後輩がハワイから

5,6人きていたが、そのなかのひとり名前はカラカウワ アーキエンジェル 大

きな天使とかいった名前でかれにぴったりだ。調度、K1のマークハントとか、

レイセフォーを

ちょっとちいさくした感じで、目がまんまるでやさしい、からだはでっかくって

人なつっこい。

いつも、会うたんびに

”How'sit . Bro! "

ハウジット ブラ

”How is it, Brother!"

きょうだい、どうだい?


broといえば、12月にみた映画DOG TOWNでは 「12月11日のわたしのsite」

Jayがしんいりにたいして

"what'sup Bro!"

ワッツァップ ブロー
新入りがレジェンドから兄弟と言われ感激したシーンを思いだす。



どっちにしても、

のびお は のび太に
みえる。

ものの本で、のび太
は、アメリカで、ロ
ポット工学を、学ん
で日本に帰ったとか
聞いたが、

いつも、「のび太く
ん、宿題やった?」
と1日に3回言われ

ていたのび太は難し
いなんとか工学よりは

人とか猿を眺める民
族学の方があってる
だろう。



のび太の砂漠 1

2006-01-04 05:11:48 | ♪のび太の砂漠
『こんにちは、ケノービ。

このインスタントラーメンうまいね。』


この国は、いつも、このようだ。

ノビオの家に、いつも、黙ってきて、食べてる。


05年5月のこと。


ノビオは、キルギスタンの大きな町、ビシュケクにきて、3年。

けっこうこの国にも、慣れてきたようだ。

砂漠の国というか、狩猟民族の国といるのか、

たいへんな自然のなかでひとりで生きられない。

きて、食べているのは、ノビオが教えているこの町の大学の日本語学科の学生だ。

彼らは、いったん友達になると、家族といっしょだ。

あなたのものは、わたしのもの、 わたしのものは、わたしのもの。

区別がまったく無い。家のドアーは、風が吹いてきたときに、はいらないためで、

いつも、自由にひとの家を往来する。

楽しい連中だ。

ただ、ひとつ、困るのは、みんながひとつの仲間だから、日本語の試験をだして

も、教えあって、答えがみんな、同じになってしまう。


ノビオは4年前、マノアのハワイ大学を卒業して、しず美ちゃんと結婚した。

majorは、民俗学でdocをとっていた。












ジャイアンからの荷物 2

2005-12-26 13:30:09 | ♪のび太の砂漠
「一重は、二重、八重に比べて、格段に香りがいいっすよ。一重は従来からのもので、香りが強い、 二重は一重の突然変異の中から生まれたもので、花びらにパワーを取られてしまって香りはあまりしないっすよ」


もらったストックは、一重と八重だったつねちゃんと駅前のS亭できのうあった。 彼は大きな鼻をピクピクさせながら得意そう言った。

彼は花を育てる時、割と、信長型かな。「こりゃ、咲かねえと、切っちゃうからな」といった具合、そうすると咲く。
褒めることもある。「よく咲いたな~いいぞ」

そういえば、花は裏のみんなに見えないところのを、玄関におくと、途端に綺麗になる。人間でも同じだ。

親戚に19年目のゆず があったがあんまり実がならなかったのでそこの人が頭の中で 「今年ならなかったら切っちゃうぞ」思ったたら200個くらいゆずの実がなった。ところが翌年はまたゼロ。


植物は人間と同じように頭脳と感情を持っている。

だけど、どこで考えているんだろう。





ジャイアンからの荷物。 ①

2005-12-26 05:24:00 | ♪のび太の砂漠
ちっちゃいものもらいが できた。なぜか、もらいものの季節はできる。
くろい猫さんが、おおきな荷物をもったきた。

開けてみると、中から、40センチくらいの
2鉢の、白、ピンク、パープルの混じった、ストックがあった。
花というよりは、おおきな香り箱といった感じ。
すごく迫力のあるいい香りがあたりを一杯にする。

つねちゃんからだ。年齢、29才、6feet 92kg,
小学校2年生のいたずら坊主が、そのまま、大人になったというかんじで 
ジャイアンはもともと彼だったたんじゃないかと、いまでもおもっている。
かれは、関東平野の真ん中で、花をつくっているおおきな農家の2代目で、
けっこうイギリスのわたしも好きな、Qガーデンなんかに いって花つくりに
気合がはいっている親友のひとりだ。あ、それと、彼には、娘さん、おっとと、妹がいる、だけどどうみてもおやじと娘といった感じ。18才でかわいくて、ちょうど、しずかちゃんみたいだ。

そういえば、2ヶ月まえ、かれの親友が結婚した。
大宮で、パーティーをやった。
広い大宮のコンコースの真ん中に待合場所のおおきなモニュメントの下で
待ち合わせした、時間になったのでいってみた、そこには、わかい女性や、高校生
女の子が300人くらい集まって、何かキャーキャーいっている場所があった。
なかのほうが、よく見えなかったが、だんだんと前のほうにいってみた。
そこには、1m80cm 90kgで、つんつるてんの半ズボンに、ちっちゃなシャツ
を着て、ランドセルをしょって、あたまに幼稚園の園児がかぶる、黄色に帽子、顔をみると、両方のほっぺたには、赤い5センチ大にまるくぬって、また、鼻には、5センチ大のよくピエロがつけている真っ赤なたまを つけて目をむいて立っていた。
もうひとり、いや、一頭は、1メーター90センチくらいで、首から上ににゴムの
おおきな馬のマスクをかぶった異様な物体がそこに動いていた。
わたしも、会場に行く300m、馬になったが、馬は目が悪いのか、あまり、前がみえなかった。

あんまりマスクが窮屈だったんで顔がノビタしまった。