3月10日(土)晴れ
先日は久しぶりの対面朗読。
お一人の視覚障害の方に、二人の朗読者で、二時間、依頼された本を読む。
今、「銀河鉄道の父」を読まれており、だいぶ後半の部分を読む。
二時間分しか読んでないが、単なる親子の物語として感じたことであるが、他人事とは思えない感じで身につまされる。
いずこも親バカなり。
と、そんなことはどうでもよい。
この視覚障害者の方が、もうすぐお誕生日だという世間話から、もうひとかたの朗読者Sさんも同じ66歳ということが判明。
それはよいのだ、だいたいそういう感じのお年だと思っていたから。
その後だ。
Sさんが「nさんっておいくつ?私達と同じくらいかしら?」
はぁ〜〜〜???
冗談かと思いきや、Sさん、いたって真面目顔。
n、引きつりながら「あたしは、もすこし若いんですよ。」
Sさんの方が恐縮するかもと、気を遣って「このボランティアの会のメンバーの人たちって年齢不詳ですよね〜」
実際、最高齢の方は、ワタクシの母よりも年上の80歳。
それでもパソコンやらアイフォンやらバリバリ使いこなされる。
真っ赤なワンピースを素敵に着こなすふんわりボブがお似合いの○さんも、70超えたわぁ〜とおっしゃってるし、
口の悪い会長と丁々発止のやり取りが気持ちいいきっちりボブのTさんも、ワタクシに少し上かなあ〜と思ってたら「私、鎌田實と中学の同級生なのよ」とおっしゃって。
思わず「鎌田實さんっておじいさんじゃないですかっっっ!」と言ってしまったくらいだ。
そんなこと思い出したりしてたらSさんが「そうかしら?ま、どっちにしても私は若手の方ね!」と自信満々におっしゃった。
この気持ちの持ちようがこの先の若さの秘訣に繋がって行くのか!と目から鱗。
というのも・・・
この会では、ワタクシはずいぶん長いこと最年少であった。
しかし、二年前に若い方がお二人入られて、最年少の座は奪われた。
Gさんに至ってはお子さんがまだ小学生というからだいぶお若いわね〜なんて思っていた。
そのGさんとおしゃべりする機会があり、年齢の話になる。
Gさん「おんなじくらいですよぉ〜」
n「そんなことないわ。」←鼻から相手にしていないていで話す
しばらくまた別の話になり・・・
Gさん「大台に乗るとやはり体にガタが来ますよね〜」
n「大台?大台って?あなた幾つなの?」
Gさん「ですから、あたし、nさんとおんなじくらいですって!バリバリたのきん世代ですから。」
たのきん世代って!!!
たのきん世代ど真ん中のn、大爆笑。
n「子供さんが小さいってのは得だわね〜」
いや、ワタクシ、顔が童顔だったし背も低かったから、どちらかというと若く見られてきた。
花も恥じらう20歳の時に「中学生?」と従姉のフィアンセに言われた衝撃は今でも忘れず恨んでいる。
娘を抱っこしてた時には「子供が子供を抱っこしてる」と言われたこともある。
だからずーーっと年より若く見られている気になっていた。
しかし、童顔の男の子がそのまま可愛いおじさんになる例はないように、童顔の女も単なるへちゃな年相応のばばあになるってことですね。
ましてや、童顔ということに甘えて、お肌やら髪やらに気を使わず、白髪も気にせずにいたら、そりゃ年相応どころか66歳に思われても仕方ない。
化粧かぶれしたこともあり、化粧品関係のモニターを敬遠していたけど、このショックをバネに少し努力することをここに誓います。
平成三十年三月十日!
今日の一枚は!
先日郵便局で偶然見かけた切手シート「身近な動物シリーズ」
62円と82円の二種類あり、思わず2シートずつ、計2880円也。
文通してるわけでもないのに、あほじゃ!