パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

夢の話

2008年10月16日 | Weblog
10月16日(木)快晴
先週だったか、夫が「面白い夢を見た」と言う。
だからぁ~人の夢の話しほどつまらんものはないってばぁ~
気にせず夫は語りだす。
彼としては、夢の中で夢を見たということが、非常に斬新というか、
○○みたいだろ(作家名失念・・・いかに真剣に聴いていないかってことか??)
ということらしいが、
そんなことより、妻は
「柴崎コウと俺が知り合いだと言うと、君たちは信じないんだ。
で、バスの中で待ち合わせをして、
前の席に座っていた柴崎コウが後ろを振り返り俺に手を振るんだ。
で、君たちが『ホントだったんだぁ~』と驚く」というストーリーのほうがウケる。
夫自身「でも、どうして柴崎コウだったんだろう?
そんなに好きってわけでもないんだけどなあ~」と不思議がっている。
夢ってそんなものよね。
ワタクシだって、高校時代、夢にモックンが出てきて困ったことがあった。
「私、フックンのほうが好きなのに・・・」と思いつつも、
ザ☆ベストテンでシブガキ隊を見ながらミョーに照れたもの。

その翌日、娘が「ママ!おもしろい夢を見たよ。
塾の先生達が『羞恥心』なの。」
母「そりゃまた頼りない塾だねえ~って、そうじゃなくて!
ママは、人の夢の話しはつまらんって常々言ってるでしょ。
パパゴンの『柴崎コウの話』くらいだとちょっとおかしかったけど。
このレベル以上じゃなきゃ聞かないよっ」
ってことで、柴崎コウの話を娘に聞かせる。
娘、ゲラゲラ笑いつつも、自分の夢を語りだす。
アホだと思っていた『羞恥心』が、すっごく頭良くてびっくりしたらしい。
「夢って不思議だよね~どうしてこんな夢を見るんだろうねえ~」
ホント、夢って不思議。
だけど、それをいちいち報告するのはやめて下さい。
妻が爆笑するだろう、母が大喜びするだろうという自信がある時のみ
聞くことにします。

今日の一枚は、先日緑道で夫と猫撮影会をし、
同じモデル猫ちゃんたちで勝負したのだが、
ワタクシ勝利を確信した渾身の一枚。


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脱引きこもり宣言エピソード2

2008年10月15日 | 子供ネタ
10月15日(水)曇り
先週の金曜日、冨山和子さんの講演会の後、
二学期班で企画したイベントの打ち合わせに参加。
学校のカウンセラーの先生に講演してもらう、という企画なのだが、
隣のクラスも、そのまた隣のクラスも、ってことで、3クラス合同のイベントになる。
打ち合わせには、8名参加。
カウンセラーの先生のお部屋にて。
この企画の発端は、これからどんどんナイーブになってくるであろう受験生の我が子に
どう接したらよいか、
というのが建前で、ママ達の本音としては(もちろんワタクシも含めて)、
どう接したら、お勉強をガンガン頑張らせる事が出来るかという事だったと思う。
しかし、さすがカウンセラーの先生である。
「まず、主役は誰かっていうことですよね~」
先制攻撃は見事に効き、いかに自分たちが子供のお勉強(受験)に介入しているかの不安を訴え始めるママ達。
ワタクシも、かなりの親ばかで、娘の高校進学を我が事のように楽しみにしているが、もっと重症の方もいらっしゃる。
「私、娘が塾へ行ってる時、のんびりしていられないんです。
私がテレビなんか見てだらだらしてる場合じゃないっっ!って、居ても立ってもいられない気分で、
しょうがないから、川沿いを走ってるんです。
で、娘には「ママだって走ってる、だからあなたも、この一年は死ぬ気で頑張りなさい!」って言っちゃう。」
すごい・・・すごすぎる、その心意気・・・
さすがに彼女の話しには、他のママ達少々引き気味。
しかし、カウンセラーの先生は
「でも、お母さん自身、わかってらっしゃるんですよねえ~
少し介入しすぎてるとか、これは子供の人生だ、とかいうこと」
その後も、先生は
「たかが高校じゃないですか!」
「人生において何が大切かということです。」
「大事なのは、仮に受験に失敗した時、親としてどう接するかです。」
ワタクシ、しみじみと反省しました。
ワタクシだって、ちゃんと分かっているのです。
お勉強も大事だけど、それ以上に大事なものってたくさんある。
強い精神力、たくましく生きる力、優しい気持ち、友情、愛情・・・
何か事件が起きるたびに、そしてその事件が、家庭内でのトラブルから発生したことならなおさら、
「お勉強が全てじゃないのにね~」とか
「親としての愛はないのか!愛は!」とか憤る。
こうして、時々、当たり前の事を、当たり前に諭してもらうのって大事だなあと
あらためてカウンセラーの先生に感謝したのであった。

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脱ひきこもり宣言エピソード1

2008年10月14日 | おでかけ
10月14日(火)晴れ
普段から、ひきこもりがちなワタクシである。
仕事をやめてからはさらに拍車がかかっている。
そんな日々を反省した先週のお話。
娘の中学で、冨山和子さんという方の講演会があった。
参加の有無を問う連絡文書が回ってきた時「この方、どなた?」と言うワタクシに、
夫は「有名な人だぞ。この人の研究は、冨山学とまで言われてて~~~云々(中略)
本当に冨山さんが来るのかな。俺も聞きに行こうかなあ。」
それが、先週の金曜日に、体育館で開催された。
仕事を早退してきた夫と共に聴きに行く。
二時間という長さに、果たして中学生が耐えうるのかと思ったが、
講師である冨山先生も「おしゃべりはしないでね、寝ていいから」
これで中学生達もホッとしたのか、寝る子はホントに寝るし、私語もなく、おりこうさんであった。
冨山先生も、最後に「静かに聴いてくれてありがとう」とおっしゃったので、
お忙しい時間を割いてまで来て下さった事に対しての義理は果たせたと、
役員さんでもないくせにホッとする。
以前、能楽師の方の講演会の時、寝てたと言った我がアホ娘のことが気になって
「まじめに聴けよーーー」という念を後ろから送っていたら、
横の夫が、なにやらあたふたしている。
見ると、メモっていた万年筆のインクが漏れて、手もプリントも真っ黒・・・
まったくっ!
慌てて渡したティッシュじゃ間に合わず、結局中座して手を洗いに行く始末。
講演会の終わった後、近くにいたママ達から「パパ、大丈夫だった?」と
笑いをこらえた顔で心配していただく・・・
って、そんなことは、どうでもいい。
こういう方のお話を聞くと、背筋がピンと伸びる。
「水と緑の国、日本」・・・水から学ぶ環境問題・・・というテーマで
お話していただいたのだが、
事前学習も何もなく臨んだため、
ただただ「はは~」「へ~」「ほ~っ!」という感想しか今はない。
しかし、図書館に予約していた彼女の著書「水と緑と土」を昨日入手したので、
今日からガンガン読むことにする。
仕事を早退してまで臨んだ夫は、帰宅後晩酌しながら
「講演を聞きながら、いろいろ甦ってきたよ。
そういえば、『私が、私が』っていう押しのつよいばーさんだった。」
それで、なんだか嫌気がさして万年筆をいじっていたわけね。
そして、彼女が自分の研究結果としている論理は、ドイツでは以前から言われていた事で・・・・
彼は、水が専門の人なので、それから延々と講演の第二部が始まったのであった・・・
ま、誰が言い出したかとか、誰の功績か、なんてことはワタクシには関係ない話しで、
そんなことより、何をするべきかということを考えるのが大事。
そのきっかけは、十分与えていただいた。
ひきこもっていては、何も気づかないし、心は動かない。
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家裁にお世話になった人

2008年10月09日 | おもいで
10月9日(木)晴れ
不覚である。
夕べ、このブログを読んでいた夫が、ぼそっと「字が違うんじゃない?」と言う。
「家裁の人」
きーーーっ、そうだった!「家裁の人」ではなく、「家栽の人」だった!
いつも、植物と絡めたお話なのよね~っ。
知ってたのにぃ~~っ

くやしいついでに、さらに不愉快な事も思い出したので吐き出す。
先日、家裁で、少年審判のことやら何やらいろいろ説明を受けたが、
調停とか、調停委員とか、なんだか初めて聞いた気がしない。
そうだ!ワタクシ、過去に、調停離婚なるものを経験しているのだ。
これが、今、思い出しても腹が立つ。
いわゆる前夫から「好きな人ができたので離婚してほしい」といきなり言われ、
生後半年の娘を抱っこしたまま、呆然とする日が続いた。
呆然としてる間に、ヤツは、家を出て行った。
しかし、生活費だけはきちんとくれたので、呆然としながらも、なんとか生きていた。
普通は、こういうときって、不眠症になるのだろうが、
ワタクシの場合は、眠っているときだけが、何にも考えなくてすむという意識からか、
ず~っと眠っていたかった。
しかし、乳飲み子は、おなかがすいたと泣き、
おしっこした、うんちしたと泣き、
眠いと泣く。
しょうがないので、起きて世話をする、そんな日々だった。
今思えば、娘の存在のおかげで、何とか人間らしく生活していた。
娘がいなかったらきっとず~っと眠り続け、体を壊すか、精神を病んでいたにちがいない。
しかし、ワタクシのそんな苦悩の日々を思いやる気持ちもない前夫は、
なかなか進まない離婚話にしびれを切らし、
あろうことか調停に持ち込んだ。
そして、ワタクシは裁判所から、「訴えられた側」として、呼び出されるのである。
娘を親に預け、数回調停に臨んだ訳だが
訴えられた側と訴えた側、それぞれに控え室がある。
「普通、逆だろ?
訴えたいのはこっちだよっ!」と言いたい気持ちで、この控え室に待機するのであるが、
同じ部屋には、訴えられた人たちが、どんよりとした顔で座っている。
いかにも、ワケアリです風なカップルもいる。
実際、調停委員の方達からも「不倫された側の方が訴えられたのは初めてのケースです」と同情された。
しかし、こういうこともあって、さすがにワタクシの気持ちも離婚へ向いていったわけだから、
あながち彼らの作戦は無謀だったわけでもないってことか。
ま、どっちせよ、これで愛想が尽き、ワタクシも前を向いて生きる決心をして、
幸せな今に至っておるわけです。
めでたしめでたし!

今日の一枚は、緑道の野良猫ちゃん達。
名前は、ミッキーと勝手に命名。
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裁判員制度に向けて

2008年10月08日 | おでかけ
10月8日(水)雨
昨日は、Aちゃんママに誘われて、家庭裁判所での「模擬裁判」を傍聴に行く。
裁判員制度を迎えるにあたっての企画だろう。
それゆえ、もし、「裁判員に興味がある」とか前向きであると認識され、来年度いきなり選出されたらどうしよう・・・
こんな優柔不断な人間なのに。
自分のことですら、どちらが良かったか悪かったか、人生の選択すら迷い続けているというのに。
ひと様の人生に関わるような度量は持ち合わせておりません。
しかし、ちょっとだけ、面白そうな企画ゆえ、まさしく興味本位だけで、参加。
1時半開廷に、なんと、1時25分に、霞ヶ関の駅に到着。
ぜーぜー息を切らして駆け込むと、ワタクシ達がラスト2名ってことで、
傍聴席一番前と一番後ろに2席空いている。
Aちゃんママを一番前に押しやり、ワタクシは一番後ろに座る。
模擬審判は、複雑な家庭(出た出た!)の少年が、家出を繰り返し、
万引きで逮捕、保護観察処分を受けるも、
また家出して万引きをして捕まったという設定。
裁判所にお務めの方々がキャストなので、劇がたどたどしいのはご愛嬌。
TBSに共同通信、朝日、毎日、○○日報などなど、報道関係者のフラッシュが
パチパチたかれ、気が散ってしょうがない。
最前列のAちゃんママなんて、カメラに意識が行き過ぎて、
審判の内容をほとんど聞けなかったとか。
第一回審判終了後、別室で「試験観察」等の説明を受ける。
そして、その試験観察が終わった後の第二回審判という設定で開廷。
少年は、試験観察中に、義父との仲も改善され、少年院に収容される事なく、
家庭において更正を図りましょうという判決に。めでたしめでたし。
質疑応答の後、希望者は法廷見学できるとのこと、当然見学に行く。
をを~っ、こちらは、裁判官席が高い位置にある、テレビドラマでよく見る光景。
先ほどの模擬裁判でも裁判官を演じた方が、黒い法服で登場。
まだペーペーですみたいなことをおっしゃるが、本物の裁判官であった。
Aちゃんママ曰く、「カメラ写りの良い人をチョイスしたわけね。」
ワタクシは、堤真一を柔和にした感じに思え、
Aちゃんママは、安住紳一郎アナみたいだという。
社会学を専攻し、卒論で少年審判をとりあげているという大学生女子が
家裁から地方裁に移される~云々の質問をしたりするなか、
隣のAちゃんママが「この裁判官のかたに、いつ、裁判官になろうと思ったか、
どこの大学を出たか、どういう育ち方をされたか聞いてみようかしら。」とささやく。
Aちゃんママ「だめ?やめたほうがいい?」
ワタクシ「うん」
Aちゃんママ「そうよね~、じゃ、後から個人的に聞いてみよ~っと」
ワタクシ・・・ホッとする。
しかし、裁判官は、その後すぐ、裁判官席のすぐ後ろにあったからくり屋敷のどんでん返しのようなドアから退出してしまった。
その後は、法服を着ての撮影会をして、
クリアファイルに、マーカー付きボールペン、シャーペン、メモ帳、ペンケースの入った、エコバッグをいただき解散。
Aちゃんママと、日比谷公園内の日比谷松本楼へ行く。
そこで、延々と喋り続け、気がつけば外は暗くなっている。
電車で帰宅し、自宅前でもまだ喋り続け、やっと自宅に帰り着き、
大慌てで夕食の準備をしていると、張さんから電話。
「わ~~~~っ!今日、ウォーキングの日だったっ!」と内心焦るワタクシに、
張さん「ちょっと今日体調が悪いので、ウォーキングお休みにしていい?」
いいですいいです、また来週ね!
それにしても、今日は、まったく縁のなかった空間をのぞき見れた気がして、
おもしろかったな。
「家裁の人」をまた読みたくなったな。
でも、裁判員には、なりたくないな。
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年金特別便

2008年10月06日 | Weblog
10月6日(月)雨
先週、ワタクシにも舛添大臣よりお手紙が届いた。
ちょびっとドキドキする。
職場は数回変わってるし、無職の時代もあるし、名前も数回変わってるし・・・
などと思いながら開封。
ひと月のブランクもなく納めているではないか!
思わず「もしかして、社保庁、ワタクシのデータ改ざんしてくれた?」
夫にも見せると「君、偉いね~」と誉められる。
ワタクシが、最初に無職になった頃って、
「私たちの老後なんて、年金もらえそうにないから払わないわ!
その分、保険会社の個人年金のほうに払うの。」という考え方が出てきていた。
各保険会社も、いろんな年金型の新商品をどんどん出し始めていた。
いつも、「将来、年金、もらえるのかなあ~」
と不安に思いながら、それでもずっと納め続けてきた。
それは、心のどこかで、ワタクシは日本国を信じているからだ。

・・・と、ここまで書いて、それより先に、「これでオッケーでっす!」とお返事を出さなきゃ!といそいそとまた取り出す。
もう一度、自分にほれぼれしながら年金記録を眺める。
あれ?この数字とこの数字のズレは何?
加入月数と納付月数?
へ?加入イコール納付じゃないの?
厚生年金を外れると、無条件に国民年金への加入がカウントされるの?
で、納付はしてないときがあったってこと?
さっきまで、信じきっていた日本国に対して、一気に募る不信感・・・
いつよ!
いつ、ワタクシ、納付してなかったっていうのっ!?
鼻息荒く、今から年金特別便専用ダイヤルに電話するのだ!

そして、あっという間に、電話口で
「昭和○年の△月から3ヶ月、平成□年の*月から~▽月までが未納です」と即答される。
ふ、ふん!なんだかんだ言われてても、ちゃんとやってるんじゃん、社会保険庁!
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憧れの高校、公開授業

2008年10月04日 | 子供ネタ
10月4日(土)晴れ
今日、夫は久々の休日出勤。
ワタクシと娘は、第一志望である某高校の公開授業を見に行く。
3、4限の授業が見られる。
その後、学校説明会があるらしいが、夏休みに説明は聞いたから、
もういいよね。
受付をすると、「学校説明会も聞かれますか?」
ワタクシ「あの・・・夏休みに一度お話を聞きにきたのですが、
同じではないのでしょうか?」
先生「夏休みには、まだ入試のお話が出来ないのです。
10月に入ると、説明できることになっております。」
そうだったのか・・・
だから、やけに今回、授業参観に来てる親子が少ないと思ったよ。
みんな、もう少し後の時間に来て、学校説明会まで聞くつもりなのね・・・
詰めが甘いのはいつものことです。
資料だけいただき、一年生のクラスを見て回る。
いい感じの授業態度、面白そうな先生の授業。ますます好感度はアップする。
アンケートを記入して、ふと見上げると、学食を開放してあるとのこと。
渋る娘を説得し、学食でランチ~
母はあんかけ焼きそばにするわ。
娘「じゃあ、カレーでいい・・・」
母「カツカレーにしなさい!入試にカツ!ってことで。」
さすが学食、値段は安いわ、ボリューム抜群ってことで、
少食母娘はアップアップ・・・
娘「もう無理!カツひと切れ食べて!」
母「ったく!○高の神様が見てるよっ!減点されるよ。」と言いつつカツを食べると、
あら~チキンカツだったのね~
そうこうしてるうちに、ワタクシもギブアップ。
娘が「落ちたら、ママのせいだからねっ!」
満腹のおなかをさすりつつ、学校をあとにする。
入試の説明会まで聞いたほうが良かったかなあ~と今頃反省。
しかし、授業を見ただけでテンション上がりまくってる娘を見ると、
「結局のところ、こいつのやる気、頑張り次第だからねえ~
親がいくら、説明会に足しげく通ってもねぇ~
私立だと、行けば行くほどお得らしいけど、
どうせ、都立だし~」と自分をなぐさめる。
そして、渋谷で途中下車して、109へ。
途中の生地屋さんも、激安で、久々に創作意欲がもりもり。
109前では、ボディクリームの試供品ももらい、その後、ヘロヘロになるまで
ウィンドウショッピングを楽しむ受験生とその母。
○○高の神様が、「ったく、こいつら、何しに来たんじゃ!?」と思ってませんように。


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実りの秋

2008年10月03日 | Weblog
10月3日(金)曇り
今朝の朝食には、イワシの丸干しを出した。
いつもなら「え~っ、私いらな~い。ししゃもなら食べるけどぉ~」と言う娘。
中間テストを2週間後に控えているからか、
はたまた先日の模擬試験での惨敗から立ち直っていないのか、
「私、食べます!頭良くなるために!」
と、がぶり頭から食らいつく。
母「えらいぞぉ~。青魚にはDHCが含まれているからねっ!」
娘「ドコサヘキサエン酸!」
母「あれ?DHC?あれ?」
黙々とイワシを食べてた夫「DHAだろ」
「がっはっは~DHCって、ドモホルンリンクルだね~っ。
あれ?違う?・・・」
娘「通販だよ!通販とかコンビニとかで売ってる化粧品じゃない?」
ウケる母娘、朝機嫌の悪い無反応な夫・・・

それはさておき。
年に一回くらい、同じ事をグチグチ愚痴るのであるが、
今年は、今日愚痴る。
あらためて、カミングアウトするほどのことでもないが、
ワタクシ人間としての器がかなり小さい。
お金が絡むと、なおさらである。
ずいぶん前に、夫の友人であるご婦人に数十万円お貸しした。
大層立派な、借用書も送られてきた。
しかし、それに記されている返済日を数年過ぎた今でも、返していただいていない。
ワタクシが怒っているのは、お金を返してもらえないことではなく、
返すのが遅れているお詫びの言葉がないことである。
いっそ、逃げ隠れでもしてくれて、音信不通になっていただいたほうが、
ワタクシの精神状態にはよろしいのだが、
彼女、時折、エラソーなお手紙だの、選挙の誰それさんをお願いねだの、
新聞だか雑誌だかに掲載された投稿文だのを送りつけてくる。
人間が出来ている夫は、そういう連絡をとり続けることが
「お金のこと、忘れてないよ」という彼女なりのアピールではないかと言う。
人が良すぎますっ!
私にはすっかり忘れてるように思えてしょうがないんですけどっ!
そして、昨日、彼女から「魚沼産こしひかり5キロ」が届く。
今度こそ、詫びの一筆くらい入れてるだろうねっ!
バリバリバリっと包装を破き、開封すると、A4サイズの紙に印刷された手紙。
季節の挨拶のあと、昨今の日本の食文化を憂う文章が続く。
事故米事件のことを
「どうしてこんなことが起こるのか、日本人として考えられません。」と怒ってらっしゃる。
しかし、ワタクシは「きーーーーっ!わたしゃ、おたくのほうが、日本人として考えられませんよッ」
国の行政を叱咤し、国民は真実を見抜く力を持たねばいけないと
めっちゃ、上から目線で、申される。
「自分の事として考えましょう。」ですってぇ~~~
最後のあたりに「4年前の地震から低迷しておりましたが、漸く元気に新米の刈り入れができました。
その節は本当にお世話になりました。
感謝に耐えません。
みなさまのご健康を~~~」とか
「遊びにきて下さい」という儀礼的挨拶でしめくくられている。
懐の大きな我が夫が「感謝してる」って言ってるじゃないかと言い出すのではないかとハラハラする。
(そんなこと言ってごらんよ。妻のこめかみの血管は切れるよ)
そもそも、この印刷による手紙って、どーよ!?
いや、もしや、我が家だけでなく、いろんな人から借金してて、
まとめて印刷したこの手紙をみんなに送りつけてるのか?
この件に関しての喧嘩になると、夫は、農業という現金収入のむつかしさとか、
彼女の人となりとかで、応戦するが、
ワタクシはそういうことをごちゃごちゃ言ってるのではない。
そりゃお金を返してもらえない怒りもある。
我が家の家計は決して楽な方ではないのだ。
しかし、それ以上に、人間関係を壊すようなことをされた怒りのほうが大きい。
私は、こう見えても、情には厚いのだ。
筋の通ってない事が嫌いなのだ。
ったく!日本の食文化の心配より、まずは「お金の返済、遅れてごめんなさい」だろ!
もう、この件で夫と喧嘩する気力はないので、
なんとか、自分の気持ちを切り替えよう。
そこで、ワタクシの妄想・・・
数年後、魚沼産こしひかりの大ブレイクor大豊作、あるいは彼女の裏山から金が出るなりして、
彼女が大金持ちになる。
彼女が「ずいぶん長い間、お金を返せずにいたのに、
一度も催促することなく待っていただいたnさんには
本当に感謝しています」
という手紙と、倍返し、いや、いっそ切りよく100万円の札束が送られてくる。
あるいは、「成功した女達」(仮題)というテレビ番組に彼女が出ることになり、
恩人として、我が夫も出演、というのもいいねえ~
もちろん夫には「あなたのご友人の大変なときですものと、妻が理解してくれていましたから、
陰で彼女を支える事が出来たのです。」と言ってもらう。
いいわねっ、あなたっ!
間違っても、「妻と何回喧嘩したことか」なんて言わないのよっ!
・・・付き合いきれん・・・
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「好き」の気持ち

2008年10月02日 | 子供ネタ
10月2日(木)晴れ
毎日きちんと目を通すわけではないが、「ほぼ日刊イトイ新聞」はおもしろい。
どうして、皆さん、こんなにおもしろい文章が書けるんだろう(あるいは、じ~んとくる文章)と、
いつも感心する。
大好きな『いいまつがい』のコーナーにしても、ネタとしては普通なことが、
その投稿者の文才によって、めちゃくちゃ爆笑ネタになったりしている。
これまた、好きなコーナーに「小ネタ劇場」というのがあって、
「こども」のネタだったり、「ミラクル」な事のネタだったり、夫(あるいは妻)のネタだったりする。
昨日の子供のネタ(もう翌日には次のネタになるので、読み返せない。うろ覚えですが・・・こういうのも無断転載になっちゃう?)
「幼稚園児の子供を連れて行ったお店の、子供を遊ばせるコーナーに、
同じ幼稚園のお友達がいた。
しばらく仲良く遊んでたが、このお友達が『お前のこと大嫌いだ、大嫌いだ」と
嫌いを連発。
親としてせつない気持ちで聞いていたら、
息子「ぼくはお前のことが好きだ」ってな事を言う。」
そして、彼女は言う。「うちの息子、いいやつでしょ」
う~っ、ワタクシの文では伝わらないなあ~
もっと素敵で、可愛いくて、ほのぼの、じ~んとくる話しだったんですっ!
こういう息子に育てたあんたがえらいっ!と誉めたくなるくらい、
良い小ネタ劇場でした。
それに似た話し。
我が娘が保育園の頃。
我が娘は、保育園の先生もうらやむほど、男の子にモテモテだった(過去形というのが悲しいが)
ひろたんもその一人。
娘と一番の仲良しだったまーちゃんは、このひろたんが大好きで、
バレンタインデーだといっては告白し、
まさに、ひろたんのうしろを追っかけ回していた。
いつものように、積極的にまーちゃんが、ひろたんに
「わたしはひろたんが好きなんだけど、ひろたんは誰が好き?」と聞くと、
「○ちゃん」(我が娘の名)と、きっぱり。
さすがにまーちゃんのママは、かわいそうに思い、
「まーちゃん、ひろたんは○ちゃんの事が好きなんだから
あきらめて、ほかの男の子にしなさい」と言った。
すると、まーちゃんは、
「え~っ?どうして?
私だって○ちゃん好きだよ!ひろたんと一緒!」と言ったというのだ。
まーちゃんのママは「わかってないというか、なんというか・・・」と
複雑な顔でワタクシに教えてくれたが、ワタクシは、感動した。
優しい子に育てたあなたがえらいっ!と思った。

そして、月日は流れ・・・
誰でも人生で一度だけモテモテの時期があるというが、
それを、保育園時代で使い切ってしまった我が娘は、
浮いた噂ひとつなく、
もっぱら、誰それがかっこいいだの、
塾の先生が素敵だの、
あげくに、「ハンカチ王子と結婚したい」だの言っている。
そして、母は「おそらくハンカチ王子は巨人に入るであろう。
彼と接触するには、女子アナになるのが近道だ」と
適切なアドバイスをしてあげるのであった。
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トキ

2008年10月01日 | Weblog
10月1日(水)曇り
小雨の合間をぬって、スーパーに水を汲みにいく。
猫ちゃんがたくさんいる緑道なので、いつもきょろきょろしながら
チャリをこぐ。
今日は、昼間の猫集会だったのか、一カ所で10匹、
少し離れたベンチの上で1匹見かける。
顔がまだあどけなく、毛の色もとても綺麗な猫ちゃん達であった。
またも、キャットフードを常備していなかったので、
ごめんよ~と謝りながら写真だけ何枚も撮らせてもらう。

ちょうど一週間ほど前だったか、人口繁殖させたトキが、佐渡の空に放たれたニュースを見た。
日本のトキは絶滅させてしまい、中国生まれの親からの人工繁殖である。
「トキ」と聞くと、必ず思い出すことがある。
プロジェクトXで、この人工繁殖計画が取り上げられた。
それに出ていた、中国からきていた女性研究者の一言。
中国においてきている幼い息子に、何になりたいかと聞いたら、
「ボクはトキになりたい」と言ったというのだ。
せつない・・・
今はもう、すっかり大きくなり、きっと母親の仕事の成果を誇りに思っているだろう。
しかし、いつものことながら、ピントのずれたところで涙するワタクシは、
この一言を聞き号泣したのであった・・・
そして、「トキ」とニュースで聞くたびに、この少年の事を思い出すのであった。

人間の子も、野良猫の子も、トキのヒナも、元気に大きくなってほしいなあ~
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