パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

忘年会にて

2019年12月19日 | おでかけ
12月19日(木)曇り

 
寒いですね〜
でも大丈夫!ユニクロのベスト見つかりました。
なんと、きちんとハンガーにかけて、クローゼットにしまってた!
びっくりです。酔っ払うと本性が出るといいますから、ぢつはワタクシ、キチンとした人間のようです。
普段、椅子の背にかけるか、布団の上に投げてるか、最悪衣装部屋の床に投げ散らかしてあるのに、
ハンガーでクローゼットにかけられるなんてされたことなかったベスト、その待遇にすっかり驚いたらしく声も出ず、おとなしくコートとチュニックの間におさまってまして、発見が遅れたのでありました。
見つけた時、思わず声立てて笑ったわ。

それはさておき。
日曜日の忘年会の話。
夫の学生時代の友人達は、メンバーの多くが体育会系で高学歴でリーダー格で、明るく元気で、まあ大体が人生における勝ち組というイメージ。
いや、まあ何をもって「勝ち組」というか難しいところで、家庭的な問題(妻やら女性問題絡み)は色々抱えておられる方もいる。
その中で、ワタクシが、初めて会った時、「え?この人も仲間なの?」と驚いたのがマムシさん。
長い髪をひっつめて、ニット帽にくるんと丸めて押し込み、あと10年経ったら「田中泯氏」みたいになるんじゃないかと思われる鋭い顔立ち。
初めて会った時の呑み会の会計の時、確か激安居酒屋で、確か一人2千円とかだった。
「やすっ!」と思いながら夫婦二人分を出そうとしならがふと目にしたのが、マムシさんの分の呑み代まで出すガッツさん。
見方によってはちょっと小ぎれいなホームレスに見えなくもないマムシさんだ。
この人は、2千円も持ってないのか!!!と衝撃やら、少々の侮蔑も感じた。
ワタクシは、奢られ慣れていない。
きっちり綺麗なワリカンで生きてきた。よって人にもそれを求める。
呑み代がないなら呑み会は出るべきではない。
ワタクシの中でマムシさんはマイナスイメージからのスタートであった。

その次に会った呑み会で、マムシさんはべろんべろんに酔っ払い、途中まで同じ方向だったワタクシ達が
同じ電車に乗り、降りるときに起こしてからワタクシ達は降りた。
が、彼はその後、寝入り、散々だったと後日会った時に責められた。
「オレを見捨てて降りて行ったよなっ!」
ちっ!あれほど注意して、起こして、注意して、起こしたのに。
どうも、こいつは好きになれん。マイナス30ポイントじゃ!

次にマムシさんの名前を聞いたのは、夫の友人達と四国旅行をした時だった。
彼らのボスに当たるノシさんの山荘に泊めていただき楽しい夜を過ごしたのだが、ノシさんの奥様が「マムシちゃんがいなかったらこの山荘、いつまで経って出来上がらなかったわ。」
この山荘、ノシさんの実家の「古民家」をノシさんがコツコツ手を入れて、客用ベッドも、囲炉裏も、暖炉も、檜風呂も手作りという素晴らしさなのだが、
なかなか作業が進まないという話を聞いたマムシさんが「じゃあオレ、手伝いに行くよ!」とふらりと四国まで行って、さーーーっと仕上げたらしい。
ワタクシは、ちょっと彼を見直したし、この仲間達は、それぞれの特性というか得意分野を尊重しあって付き合いが続いているんだなあと思った。

なんの話からだったか忘れたが、忘年会の時にガッツさんが
「山上憶良とか、知らねーだろ」みたいな話を振った。
知ってるわ!ワタクシ、文学部ですもの!と思いながら、しかし憶良の歌が一首も思い出せん。
ガッツさん「しろがねも〜」
マムシさん「くがねも玉も」
一同どよめく。
ガッツさん「その後も言えるか?」
マムシさん、スラスラと「何せむに まされる宝 子にしかめやも」

銀(しろがね)も 金(くがね)も玉も 何せむに まされる宝 子に如(し)かめやも

みなさん、言える?これは常識?相当に有名?
ワタクシ、ボランティアで「NHK短歌」をずっと読んできたのに。
今は「短歌新聞」も読んでるのに。
ほんと驚いた。
マイナススタートだったマムシさんのランクが、いっきにプラス10ポイント上がりました。

今日の一枚は忘年会の時の料理。
だし巻き卵が大好きというガッツさんがひとくち食べて、少々困った顔して「・・・オシャレな味がする」には笑った。
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「本絞り レモン」を呑みながら

2019年12月19日 | 当選品&モニター&おタメし
12月19日(木)曇り
今回はこちらのご紹介。    


キリン本絞りチューハイです。
このシリーズ、他にグレープフルーツやピンクグレープフルーツ、オレンジがあります。
ワタクシ的には、レモンがイチオシ。
その昔、チューハイがこの世で幅をきかせ始めた頃、主流はレモンチューハイでした。
それも「生レモン」を自分で絞るという画期的なサービスに女子たちは嬉々として注文したものです。
合コンのスタートでいきなり結末が見えたような時でも、男子の話に相槌打つフリして、レモンを絞ることで無の境地に達していたものです。
その後すぐ「生グレープフルーツ」も登場してきますが、ワタクシはレモンの方が好きかなあ。

と、何十年も昔の合コンを思い出すような、懐かしく、かつ、しっかりとした味なのです。
最近甘めのチューハイにうつつを抜かしておりましたワタクシに、ガツンと喝を入れてくれるような、目がさめるような味。
それもそのはず、こちら、たっぷり果汁とお酒だけでできている。

まずは我が家の男子と呑みましょ。
ああ、彼もまた合コンでは「つまらん話」をして女子に無の境地でレモンを絞らせたタイプだったと思われる。
でも大丈夫!今は優しい妻が、つまみをわしわし食べながら「ねえ。その話、これから面白くなる?」とか言いながら聞いてくれます。
仲良しぃ〜〜ヒューヒュー!

今夜のつまみは、柿の生ハム巻き、蕪を煮たもの、栃尾揚げにネギ味噌詰めたもの、肉吸い、ピリ辛蒟蒻、金平大根の皮。

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