6月7日(火)曇り

先月、pさんと浅草の寄席に行った時、彼女から佐藤多佳子著「しゃべれどもしゃべれども」をお借りした。
寄席に行く日に、電車の中で読む本として、これ以上の本があるでしょうか!
そして、読みかけだったのに(いや、彼女は我が夫と同じように何度も読み返す主義)
ワタクシに貸してくださったのであった。
映画を先に見たので、どうしても登場人物を国分太一や香里奈、松重豊のイメージを持って読み始める。
いやぁ~すごくおもしろかった。
佐藤多佳子さんは天才だ!
「一瞬の風になれ」もすごく好きだった。
女の人なのに、どうしてこんなに魅力的な男の子たちを書けるのだろうか。
身近にそんなモデルがいるのか。
ワタクシが今一番お気に入りの漫画家羽海野チカさんの書く男の子たちもかなり魅力的で、
どの子と付き合えばいいのか迷ってしまう・・・おばちゃんの妄想・・・
イチオシはやはり、それぞれ主人公達であるが、脇役の、いわゆる世間一般的にはイケてない男の子たちもすんごく魅力的。
ん~~~っ、悩むけどやっぱり今昔亭三つ葉にしよう!
と、彼氏も決まったことだし、落ち着いて、今日の結論。
小説・漫画>映画
いや、原作が『大なり』ということを言いたい。
たまに、映画とかドラマが先にあって、そのあとそれが漫画になったり小説になったりするケースは
その脚本が『大なり』と思う。
あくまでワタクシの個人的感想ですが・・・
ワタクシのなかで、原作を超えた映画は「夜のピクニック」くらいである。
これは単に、小説では一昼夜歩き続ける過酷さに自分の学生時代のマラソン大会を思い出し気持ち悪くなっただけである、
映画は多部未華子ちゃんであって、ワタクシではなかったので、歩いても歩いても疲れなかったが、
小説は乗り移ってる自分が歩いているので、吐くかと思うほど気持ち悪かった。
それと、ハリーポッターシリーズは、第一作目の10ページくらいで挫折して映画に手を出してしまい、
もう、小説には戻れなくなった。
きっとすごくおもしろいのだろうが、もう小説にはもどれん。
ハリーもハーマイオニーも、こんなに大きくなってしまってるのだもの・・・
その二冊以外は、原作を超えた映画はない!と思う。
映画の「しゃべれどもしゃべれども」も良かったのである。
でも、小説は、その100倍良かった。
ここは泣くところじゃないだろう?というようなところでも泣けるほど
じんわりと、じっくりと、味わいのある話だ。
決して、奇をてらったような大事件が勃発したり、悲しい事件が起きたりするわけではない。
普通の、いや、少しだけ「生き辛い」と感じてる人間達が、もがきながらも前を向いて成長していく様が描かれている。
読み終わって、「自分も成長したい!」「頑張らなきゃ!」と思えるのである。
明日からは「ちょんまげぷりん」に入ります。

先月、pさんと浅草の寄席に行った時、彼女から佐藤多佳子著「しゃべれどもしゃべれども」をお借りした。
寄席に行く日に、電車の中で読む本として、これ以上の本があるでしょうか!
そして、読みかけだったのに(いや、彼女は我が夫と同じように何度も読み返す主義)
ワタクシに貸してくださったのであった。
映画を先に見たので、どうしても登場人物を国分太一や香里奈、松重豊のイメージを持って読み始める。
いやぁ~すごくおもしろかった。
佐藤多佳子さんは天才だ!
「一瞬の風になれ」もすごく好きだった。
女の人なのに、どうしてこんなに魅力的な男の子たちを書けるのだろうか。
身近にそんなモデルがいるのか。
ワタクシが今一番お気に入りの漫画家羽海野チカさんの書く男の子たちもかなり魅力的で、
どの子と付き合えばいいのか迷ってしまう・・・おばちゃんの妄想・・・
イチオシはやはり、それぞれ主人公達であるが、脇役の、いわゆる世間一般的にはイケてない男の子たちもすんごく魅力的。
ん~~~っ、悩むけどやっぱり今昔亭三つ葉にしよう!
と、彼氏も決まったことだし、落ち着いて、今日の結論。
小説・漫画>映画
いや、原作が『大なり』ということを言いたい。
たまに、映画とかドラマが先にあって、そのあとそれが漫画になったり小説になったりするケースは
その脚本が『大なり』と思う。
あくまでワタクシの個人的感想ですが・・・
ワタクシのなかで、原作を超えた映画は「夜のピクニック」くらいである。
これは単に、小説では一昼夜歩き続ける過酷さに自分の学生時代のマラソン大会を思い出し気持ち悪くなっただけである、
映画は多部未華子ちゃんであって、ワタクシではなかったので、歩いても歩いても疲れなかったが、
小説は乗り移ってる自分が歩いているので、吐くかと思うほど気持ち悪かった。
それと、ハリーポッターシリーズは、第一作目の10ページくらいで挫折して映画に手を出してしまい、
もう、小説には戻れなくなった。
きっとすごくおもしろいのだろうが、もう小説にはもどれん。
ハリーもハーマイオニーも、こんなに大きくなってしまってるのだもの・・・
その二冊以外は、原作を超えた映画はない!と思う。
映画の「しゃべれどもしゃべれども」も良かったのである。
でも、小説は、その100倍良かった。
ここは泣くところじゃないだろう?というようなところでも泣けるほど
じんわりと、じっくりと、味わいのある話だ。
決して、奇をてらったような大事件が勃発したり、悲しい事件が起きたりするわけではない。
普通の、いや、少しだけ「生き辛い」と感じてる人間達が、もがきながらも前を向いて成長していく様が描かれている。
読み終わって、「自分も成長したい!」「頑張らなきゃ!」と思えるのである。
明日からは「ちょんまげぷりん」に入ります。