10月10日(水)晴れ
中学校のPTA新聞で取り上げる「トイレアンケート」の集計を頼まれ、
3年生分を引き受ける。
ただ項目別に集計する簡単なことなので、ちゃっちゃとやっちゃえ~と
昨日2時間ほどかけて集計作業。
夫は先にご就寝。
集計作業終了5分ほど前だったかメールの着信音がして、
作業完了後に開くと・・・
「アンケートの件、男女別々に集計して」
まさに、が~ん!とはこういう時に使う言葉ね・・・
もう一度、一からやり直す気力は残っていないので、明日に延ばし、よろよろと寝室へ。
ぐーぐー寝ている夫を無理矢理起こし、訴える。
しばらくは眠そうな声で生返事をしていたが、
妻がぐぢぐぢぐぢぐぢぼやき続けるうちに、とうとうはっきり目が覚めたらしく、
「あ~まぁた最初っからやり直しだわ」とぼやく妻に
「もう全体出てるんだったら、男子か女子どちらかだけやって、全体から引けばいいだろ!」
「おっ!さっすがあなた!頭良いわねぇ~
それにしてもさぁ、「正」の字で集計するって方法考えだした人、頭いいよね~」
すっかり目が覚め、いつものシニカルというかあまのじゃく的というか
論争好きな夫に戻り(・・・寝入りばなを起こしておきながら、そういう言い方っていかがなものかと思うよ・・・)
「そうかぁ~?」
夫曰く、別に正の字じゃなくても、縦線2本横線2本でもいいじゃないか。
妻「4のかたまりなんて、数えにくいじゃないのっ!5の倍数だからじゃかじゃか数え易いんだよ。」
夫「九九やってんだから、4のかけ算できるだろ。」
妻「九九だから、4×9までしか、パッとは出来ないでしょ!(って言い切る自分も情けないが)その点、5の倍数だと延々言えるよ。」
夫「それなら十画の文字の方がカウントしやすいんじゃないか?」
妻「だめよぉ~13とか18とかの端数がわかりにくいじゃん。
正の字だと、パッと見て3とか4とかわかるけど、
10画の文字のうち、6画目だか8画目だか分かりづらいと思うよ。」
・・・夜中に白熱するような話題でもないと思うのだが、結構盛り上がる。
負けず嫌いな夫「オマエ明日、下のスーパーの前でアンケートとれ!
日本人だけじゃなくてちゃんとインド人にも聞くんだぞ。
絶対インド人10の方がカウントしやすいって言うはず!」
ということで、今からスーパーに行ってきます・・・って、そんなアホなことはしません。
そんなことしなくたって、今回の夫婦討論の勝敗は火を見るより明らか。
夫も、最後のあたりでは、もう「イマドキ正の字で集計するって、クラス委員選出くらいじゃないのか?
生徒会役員選出レベルでも、もう使わんだろう」と、「正」の字論争からじわりじわりと的を外してきたくらいだからね。
でも、私は、この、集計するという理数的作業に、漢字の正の字を用いるという国語的なことが加わるという点がとても好ましいのだ。
何かって言うと妻から「あなたは理系だからねっ!」と吐き捨てるような捨て台詞を吐かれる夫は「どうしていつも理系文系って分けたがるんだよっ」と怒るけど、
やはり、脳の中身が理系的思考の人と文系的思考の人って違いがあると思う。
理系的思考に憧れつつも、どうしても手が届かない歯がゆい思いがいつもくすぶってて(私の中では自虐的に理系が文系の上に位置している。)
そんな時にこの「正」の字が励ましてくれる気がする。
なんて素敵なカウントの方法なのっ!
・・・だからぁ、正の字でカウントできるようなレベルの集計を理数的作業とは言いませんってばぁ~
中学校のPTA新聞で取り上げる「トイレアンケート」の集計を頼まれ、
3年生分を引き受ける。
ただ項目別に集計する簡単なことなので、ちゃっちゃとやっちゃえ~と
昨日2時間ほどかけて集計作業。
夫は先にご就寝。
集計作業終了5分ほど前だったかメールの着信音がして、
作業完了後に開くと・・・
「アンケートの件、男女別々に集計して」
まさに、が~ん!とはこういう時に使う言葉ね・・・
もう一度、一からやり直す気力は残っていないので、明日に延ばし、よろよろと寝室へ。
ぐーぐー寝ている夫を無理矢理起こし、訴える。
しばらくは眠そうな声で生返事をしていたが、
妻がぐぢぐぢぐぢぐぢぼやき続けるうちに、とうとうはっきり目が覚めたらしく、
「あ~まぁた最初っからやり直しだわ」とぼやく妻に
「もう全体出てるんだったら、男子か女子どちらかだけやって、全体から引けばいいだろ!」
「おっ!さっすがあなた!頭良いわねぇ~
それにしてもさぁ、「正」の字で集計するって方法考えだした人、頭いいよね~」
すっかり目が覚め、いつものシニカルというかあまのじゃく的というか
論争好きな夫に戻り(・・・寝入りばなを起こしておきながら、そういう言い方っていかがなものかと思うよ・・・)
「そうかぁ~?」
夫曰く、別に正の字じゃなくても、縦線2本横線2本でもいいじゃないか。
妻「4のかたまりなんて、数えにくいじゃないのっ!5の倍数だからじゃかじゃか数え易いんだよ。」
夫「九九やってんだから、4のかけ算できるだろ。」
妻「九九だから、4×9までしか、パッとは出来ないでしょ!(って言い切る自分も情けないが)その点、5の倍数だと延々言えるよ。」
夫「それなら十画の文字の方がカウントしやすいんじゃないか?」
妻「だめよぉ~13とか18とかの端数がわかりにくいじゃん。
正の字だと、パッと見て3とか4とかわかるけど、
10画の文字のうち、6画目だか8画目だか分かりづらいと思うよ。」
・・・夜中に白熱するような話題でもないと思うのだが、結構盛り上がる。
負けず嫌いな夫「オマエ明日、下のスーパーの前でアンケートとれ!
日本人だけじゃなくてちゃんとインド人にも聞くんだぞ。
絶対インド人10の方がカウントしやすいって言うはず!」
ということで、今からスーパーに行ってきます・・・って、そんなアホなことはしません。
そんなことしなくたって、今回の夫婦討論の勝敗は火を見るより明らか。
夫も、最後のあたりでは、もう「イマドキ正の字で集計するって、クラス委員選出くらいじゃないのか?
生徒会役員選出レベルでも、もう使わんだろう」と、「正」の字論争からじわりじわりと的を外してきたくらいだからね。
でも、私は、この、集計するという理数的作業に、漢字の正の字を用いるという国語的なことが加わるという点がとても好ましいのだ。
何かって言うと妻から「あなたは理系だからねっ!」と吐き捨てるような捨て台詞を吐かれる夫は「どうしていつも理系文系って分けたがるんだよっ」と怒るけど、
やはり、脳の中身が理系的思考の人と文系的思考の人って違いがあると思う。
理系的思考に憧れつつも、どうしても手が届かない歯がゆい思いがいつもくすぶってて(私の中では自虐的に理系が文系の上に位置している。)
そんな時にこの「正」の字が励ましてくれる気がする。
なんて素敵なカウントの方法なのっ!
・・・だからぁ、正の字でカウントできるようなレベルの集計を理数的作業とは言いませんってばぁ~