パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

パパと呼ばないで

2005年03月08日 | Weblog
去年の五月に11歳の娘を連れて再婚した。
相手は初婚、45歳。
結婚までの間、遠距離ということもあり娘と彼は2度ほどしか会っていない。
しかし何の根拠もないのだが大丈夫だと結婚に踏み切った。
最初だけは遠慮のあった娘だがすぐに打ち解け、
今では母より信頼をおいている様子。
しかしそんな彼女も、どうしても彼をおとうさんと呼べない。
私には「お父さん、今日は帰り遅いかなあ?」とかは言うのだけど
直接は呼びかけられない。
初め冗談っぽく「何て呼ぼうかなあ、パパで良い?」という質問に
どうみてもパパというキャラクターでない彼が「それだけは勘弁してくれ。」
それ以来彼女は「ね~ね~」としか呼べない・・・
いつになったら彼女は彼を「お父さん!」と呼びかけられるだろうか!?

3月7日(月)快晴
雪マークの続いた東京だったが、今朝は久々の快晴!
ここ12階の部屋の窓に朝日が差し込む気持ちのいい朝。
8時に彼と娘が続けて出て行く。
いつもと変わらない朝の風景。
私は洗濯と布団を干す。
東向きのこの部屋は朝日が差し込み、気持ち良いのだが
お昼前には太陽が隠れてしまい、せっかく干した布団もぬくぬくほかほかとまではいかない。
彼に言わせると東京だからだよというが本当だろうか?
南国から来た私には、夜寝る時に太陽の匂いがする布団が懐かしい。
3時に娘帰宅。おやつを食べて(今日のおやつはじゃがバター)そろばん塾へ行き6時に帰宅。
せっせと転校した前の学校のお友達にメールを送っている。
パソコン使用の約束時間は30分なので大変らしい。
今夜の夕食は関西風おでん、鯛のかぶと煮、春菊のじゃこ煮・・・
こんな風に文字にすると結構おいしそうじゃないの!
しかし夫はめったに褒めない。
新婚なんだから少々まづくてもべた褒めするくらいの心意気が欲しいものだ。
ま、九州男児だからしょうがないか。
9時に夫帰宅。
早速娘がまとわりつく。
図工で作った猫のテープカッターを披露したり
友達と共同制作してる小説の感想を聞いたりしてる様子。
彼女の書く小説というのが、まったくもってミラクルでファンタジーなミステリー小説なので
母には理解不能。
しかし夫は根気強く最後まで読み、きちんと感想を述べる。
もし将来彼女が作家にでもなった日には印税の半分は彼にあげてもいいくらい
この作業は母には拷問に思える。
そうこうしてるうちに、10時。
娘の就寝時間だ。
今日も彼女はおとうさんと呼べなかった。
コメント
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