幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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『頂きはどこにある? 』スペンサー・ジョンソン『順境』には《感謝》『逆境』には《反省と学び》

2009-09-30 | 成功の秘訣



日本だけで370万部、全世界では4600万部も売れたという
チーズはどこへ消えた?』
スペンサー・ジョンソン が新作を出しましたね。

タイトルは『頂きはどこにある? 』



勝間和代さんも推薦の本のようですが、
原題は“Peaks and Valleys”。

つまり「山と谷」ってことですね。

この場合、「山」とは、“ピーク(Peaks)”ですから、
良い意味でありまして、簡単にいえば『順境』のことです。

「谷」は『逆境』をあらわします。


そして、
『順境』には《感謝》を、『逆境』には《反省と学び》を、
と優しい物語の形で教えています。


いたってシンプル。
しかし、実践が難しい。


「『順境』には《感謝》?『逆境』には《反省と学び》?
 そんなこたぁ、ガキのころから分かってるよ!!」

と悪態をつく人もあるかも知れませんが、
その口調からは、《感謝》も《反省と学び》も感じられませんよね(笑)

分かってないから実践できない。
実践しないから、よけい状況は悪化する。


「わかってるんですけど・・・」

は大概分かってない裏返しだったりします。
(もちろん、自己反省です、はい)


数値化された勝ち負けが一番に論じられ、

数値が多い・・・善
数値が少ない・・悪

こんな恐ろしい方程式がしらずしらずまかり通り、

感謝の心や、反省、学びの心は、おまけ程度にしかスポットが
あたっていない、そんな社会が多くなっているのかも知れません。


そんなことを考えていると、この話が思い起こされました・・・・。



赤い椿の花は、血の色ではない
なにも世の中、ビクビクすることはいらぬ

ある働き盛りのサラリーマンが、夜明け方、手洗いに起きて中庭へタンを吐いた。
それが真っ赤だったので、びっくり仰天。てっきり結核と思いこんだ彼は、ヘナヘナと、その場に座りこんでしまった。
いつまでも帰らぬ夫を案じて起きてきた妻が、それを見つけて、ようやく寝室まで連れもどし、頭に手をやると相当の熱だ。
さっそく、医者を呼ぶなどしての大騒ぎ。ワケをきいた妻が、よくよく庭へ出て確かめてみると、散った椿の花の上に、タンを吐いたことがわかった。
真相を話すと、たちまち熱は下がり、ケロリとした本人は、はりきって勤めにでかけた、という話がある。
もし事実がわからねば、本当の病人になっていたかもしれない。

なにも世の中、ビクビクすることはいらぬ。
地球でさえも昼と夜とがあり、月には新月もあれば、三日月も満月もあるではないか。
大海にも、満潮もあれば干潮もある。
栄枯盛衰は世のならい。使う金のないときは定期だから、期限がくるまで待てばよい。

不幸や逆境のドン底にたたきつけられたときは、大きな試練を受けているのだ。
如来は私に、より以上のものを与えようとして訓練していなさるのだ、と思えば愉快ではないか。



順境に恵まれている温室の花より、

寒風凜々たる逆境に鍛えあげられた花は、

香りが高い。



降るもよし、照るもよし。

つまらぬというのは、
その人がつまらぬということだ。



魂の開眼こそ肝要である。




 (光に向かって100の花束


YouTube - 高森顕徹先生 光に向かって
http://www.youtube.com/watch?v=rePfvfsNpfA"target="_blank"



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