手持ちの2馬力船外機を復活させたくて始めたような今回のカヤック作りでした。
カヤックとしては随分使いづらい物になってしまいましたが、何とか当初のの軽量仕上げは達成できました。
最後は2馬力エンジンを搭載して無事走れるか?を試して見ます。
まず何よりもエンジンが生きているかを確認しなければなりません。
テストベンチの下に水を張った水槽を置き回して見ます。
水冷2サイクルなので冷却水が回ってくれなければアウトです。
取水口はペラの直ぐ上にあり当然水没してます。
エンジンが掛かって冷却水が回れば中間にあるパイロット口から水が出てきます。
この船外機は丸2年動いていませんのでさてどうなるやら!
少々手こずりましたが、ご覧の通りぶじ掛かりました。
冷却水も回っていることが確認出来ました。
キルスイッチ(赤いカールコード)で停止も確認しました。
暫く時間を置いてから再度スタートさせると今度は一発で掛かりました。
あとは満タン(1250㏄)にして走らせて異常が出ないか確認しますが、それは来週になります。
と言うわけでエンジンマウント作りに入ります。
ほぼ出来てしまいました。
こんなエンジンでも力は結構あってマウントには強烈なねじり上げの力が掛かります。
なのでその力をガンネルで受ける形にしました。
船外機の向きを180度回してバックも出来ますが、このマウントはバックは考慮してません。
浅いところに行ってしまったときなどの為のチルトも一応出来ます。
操縦は何処でするのかですが、試しに一番後ろに座って見ましたが窮屈で無理でした。
重心的にもこのエクステンションバーを付けてスウォートに腰掛けるスタイルになると思います。
このバーを取付に少し工夫が必要になりそうです。
以前使ったとき途中で抜けてしまった事がありました。
抜けない取り付けを何か考えます。