マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

地域通貨「カレー券」という選択

2012年01月15日 07時18分43秒 | ひとりごと
最近の寒波は我がうどん屋には神風となり、売り上げは赤丸急上昇である。従業員の士気も高く、毎日元気である。持病のすい炎も安定し、良くはならないもののこれ以上悪化することもなさそうだ。やれやれなのである。

しかし最近はやや元気がでないのだな。どうしてかと考えると、やはり政治でしょう。
野田首相にはもともと期待することなど何もないが、出来たら何もしないでほしいのが本音である。
新自由主義という構造改革で自民党は政党としての信用を失った。今度は消費税を決めることで民主党も国民の信任を失う。そうまでして金が欲しいのだから彼らを選んだ国民はその不満・怒りをどういやせばいいのだろう。

いずれにしても支配者達の飴と鞭はそれほどすさまじいもので、私たちもその立場になればそうせざるを得ないだろうとあきらめるしかない。河村市長はたった5%の市民税減税を実現するためにどれだけ苦労したのか?上げるのは簡単で、下げることはほとんど無理なのだ。
我々が出来ることは少ないが、なるべく脱税ではなく節税法を編み出すことと、消費税のいらない新しい物々交換の仕組みを皆で考えることだ。
究極の物々交換は貨幣だがこれは政府にしか認められない。唯一合法的な方法は商品券だな。
日本中、いやもっと狭く、名古屋市内だけで通用する「名古屋カレーうどん引換券」を作るんだ。
この券は名古屋市内のどの店でも「カレーうどんの価格」と等価交換できますとすれば後は紙幣と同じ使い方をすればいい。
カレーうどんを税込き500円として1ドンとする。単位は丼(ドン)とする。税込100万円で車を買う時は2千丼で支払うのである。
物々交換だから消費税は考える必要はない。カレー券はそのまま紙幣と同じ感覚で支払いに回せばいい。ただし銀行は受け取らないだろうから決済とか預金はできないが・・・・。
で、最後に誰かが換金せねばならないが、市町村がそれをすることになる。
市町村は一定の準備金を用意すれば、その準備金の数100倍のカレー券を発行する権利を得る。市民は消費税のいらないカレー券を購入し消費する。市はカレー券一ドンを額面500円とし、市民へは450円で販売する。問題はこの差額50円をどう負担するかだな・・・。
まず、カレー券はただの紙切れである。コストは限りなくゼロだ。市は刷れば刷るほどお金が入ってくるからそれを企業やいつも金欠病の財務省に貸し出そう。もうひとつ、日銀券に換金する場合には450円にする。・・・・・・うーん、これ以上は私の脳の構造上の問題で対処できん。あとはおつむだけは上等の高級官僚の仕事だろう。お任せします。
この制度はいわゆる「金本位制」ではなく、「カレーうどん本位制」と呼びます。

しかし、もしそうなると街中にカレー券があふれかえり、我がうどん屋は毎日カレーうどんを求める客が殺到する。そんなぁーちょっと困るな…60歳の年寄りなのだよ。そんなに多くの客、無理だよ・・・・。
あーあ、こういうこと考えるの楽しい、みなさんも消費税のいらない方法を考えてみましょう。良い方法があれば「減税日本」に協力してもらい次期衆院選のマニフェストに乗せてもらえばいい。河村さんはとてもいい人だから聞いてくれると思うよ。反乱はまず小さいところから始めなければね。

消費税の法案を成立させようとすれば民主党は必ず分裂する。そして郵政解散と同じことが起こるのか、あるいは自民党を買収し、成立させてから解散するのか…、私にはわからないが、いずれにしても解散総選挙が現実問題になってきた。民主党も自民党も変わりはないのだから有権者はどちらにも入れたくないだろう。
結局、小沢氏・鳩山氏が離党し新党を作るしかないのだ。絶対に勝てる。小沢氏が代表になれば、鈴木宗男、亀井静香、田中康夫・・・色々な人が集まるだろう。
うん、なんか元気が出てきた。早く民主党を分裂させようぜ。