深夜星々のあいだを
冷たい風が川のように流れてゆき
その下の国道を
トラックが過ぎてゆく
たとえば
妻の手作りのサンドイッチを
その運転手がほおばっていたとしても
それはとても自然なことでなの
誰も日記に書かない
深夜ベッドの上で
疲れ切り
寝いっている男が
今でもある女を
死ぬほど愛していて
殺すほど憎んでいて
同時に
その女を
二度と思い出せなくても
それはとても自然なことなので
誰も日記に書かない
その日の星々と
川のように流れている風の他は
冷たい風が川のように流れてゆき
その下の国道を
トラックが過ぎてゆく
たとえば
妻の手作りのサンドイッチを
その運転手がほおばっていたとしても
それはとても自然なことでなの
誰も日記に書かない
深夜ベッドの上で
疲れ切り
寝いっている男が
今でもある女を
死ぬほど愛していて
殺すほど憎んでいて
同時に
その女を
二度と思い出せなくても
それはとても自然なことなので
誰も日記に書かない
その日の星々と
川のように流れている風の他は