尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」

不思議の森へあなたを訪ねて下さい。
「人生は正しいのです、どんな場合にも」(リルケ)
2005.10/22開設

ランプ

2006年06月18日 23時16分46秒 | 詩の習作
僕の身体は
ランプの火屋(ほや)である
炎は言葉である
言葉が揺らめくと
景色が
獣のように廻るのだ

またどこかで
火事だ
言葉は燃えやすい
放火ではない
引火だ

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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セシルさんへ (まこと)
2006-06-20 21:07:43
ありがとう!

最後の一行を変えてみますね。

最後の行が勝負なのに、

理屈っぽすぎるからね。
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Unknown (セシル)
2006-06-19 22:59:45
この詩面白かった!身体がランプの火屋だとは!(ほや、という漢字初めて知りました。小さいころ、ランプの火屋磨きをしていたけど。)最後の2行の「言葉」の重複が気になるけど、まことさんならきっと上手く処理するでしょうね。「言葉は燃えやすい」はブラボーの表現!(いつも偉そうにごめんなさい・・)
返信する

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