給食費を払っているんだから「いただきます」は言わなくてもいい・・・という親のことは随分有名になった。
けれどもお恥ずかしい話だが、ついこの間まで私は「いただきます」の意味を間違えていた。
勿論、感謝の気持ちは込めていた。
牛や豚などの動物や魚たちは命をいただいていると思っていたが、お米や野菜たちは、作ってくださっている農家さんたちに感謝!だったのだ。
だから、ベジタブル&フルーツマイスター(ベジフル)の授業で、講師が「野菜にとって食べて欲しくない時が人間にとっての食べごろ」と話された時は頭の中は???で理解できなかった。
そう!私は野菜を食べ物と思っていたのだ!
情けない話、勉強をしていくうちに野菜たちも一生懸命に生きているんだ!人間に食べられるためでは無く、子孫を残すために生きている生き物なんだ!ってことを知りました・・・反省と共に感動!
実際、ベジフルでの勉強は知って感動!知らなくて反省・・・の連続だった。
私たちは、さまざまな命に、そしてそれらに関わった沢山の人たちに感謝を込めて「いただきます!」を言うのだということを改めて思い知らされた。
今は生産の場と消費する場である家庭とが隔絶しているので、中々食べ物が生き物であるという実感が湧きにくい。
この歳になってから本当の意味がわかった私が言うのもなんだが、これからは子供たち、いえいえ私のような大人たちにも、本当のいただきますの意味を伝えていきたい。
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