ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

変な癖

2010年06月23日 | 四方山話
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 私、ものすごく妙な癖がある。
え!! 深酒したら前後不覚になって財布はどこへやったかわからなくなるわ、どこをどう帰ったのか気がついたら 裸でベットに寝ているわ、のような”記憶にござんせん”状態になる?のかって?
もぅ!違います。それはどこかのノー天気野郎です。

自己管理がしっかりしている(ホントかいな)私の困った癖は、新聞や、週刊誌でみかけた面白そうな記事を、次々と切り抜きしてしまうことなのです。
「お?これは面白そう、今忙しいから後でゆっくり読もう。」と流し読みして頭に入れず それを切っては空箱に入れておく、毎日の事だからドンドン貯まる。
保存しただけで読んだ気になり、、そのまま忘れてしまい、とどのつまりは未読のものが知恵蔵ならぬ死蔵になってしまうのだけど。それでもやめられない。

毎日更新を心がけているこのブログを書きながら、ふと、そういえば今日の日記の関連記事 切り抜きしていたよなぁと、箱を開けて探すのだけど、どこに行ったのかさっぱりで、求めるものに出会えるケースは稀なのだ。
保存したつもりでいて、実は切り抜くことをわすれていることも多い。
そんな時「イリコさん、一昨日の読売ある?」と探してもらう。でもそれは記憶違いで読売でなくて他紙の事のほうが多いのだ。
イリコさんも心得たもので、その時は全紙持ってくる。
あれだけ 熱心に読んで、よし、これは切り抜いておこうと決め、中国新聞だったな、と覚えていても違う新聞とは、いかに私の頭の海馬が狂っているのか・・
そんなことなら初めからキチンとスクラップノートに整理しておけば?とだれもが思うけど、そこは生まれつきのズボラ、そんな面倒くさいことはできない。

たまたま今日、箱からはみ出しそうになった切り抜きを捨てようかな?と整理していて面白い記事に出会った。もうすでにセピア色に変色していたが、『余録』と書いてあるから毎日新聞だろう。そして日日はわからないが、4年前のWカップサッカー予選敗退の後だと思う。

9年前、日本のW杯フランス大会が決まった後に、作家の村上龍さんが、中田英寿選手に言った。「あなたは幸運にも2002年にも必ず出られるわけだし、次の06年は多分キャプテンで出場して、最後はリベロになれば4回も出られる」これに中田選手は「ハハハ、2010年までですか。長いですね。」と答えた。誰しも未来はわからない。だが中田選手は後に代表選手でただ一人3度のW大会全試合に出場する。自らのサッカーの幕引きをしたのは、その直後だった。1993年のU17、世界ユース選手権に出場してベスト8入りに貢献したのが、16の時だった。それから02年の日韓W杯をはさんだ13年間、中田選手は日本サッカーのかってない盛り上がりをけん引する役割を果たすことになる。時代はそれが変わる時、その変化を体現する個性を歴史の舞台に押し出すようだ。日本選手の欧州移籍はいずれ誰かが扉を開けていただろう。だが、自らの胸で異文化を自在に呼吸しながらプレーする中田選手のようなスタイルははたして生まれたであろうか。
気がかりなのは、中田選手が引退の決意を胸にピッチに涙を浮かべて横たわったその時、次の何年かかの日本サッカーの変化を予感させる若い世代の顔がまだ見えてこないことだ。「ヒデ引退」は、待ったなしの世代交代を迫ることとなった。
ひとの「出処進退」の出と進は人の助けが要るが、処と退は自らなすべきだという、幕末の河井継之助の言葉だ。
あぁ・・疲れた・・

本当ですよねぇ・・
W杯の野球も、同じように野手で初めて大リーグで成功し、今なおその大リーグ記録を塗り替え続けているイチローがいたからこそ、チームがまとまったような気がする。、
それに比べて今行われているW杯サッカーには 中田のような経験豊かな選手が不足しているような気がする。でも全員サッカーでカバーすれば何とかなるかも。
開催地南アフリカは、「虹の国」と言われている。ネルソン・マンデラ元大統領の演説からそう言われるようになったとか。(白人も、黒人も、アジア系も、肌の色を越えて虹のように融合し合い、ともに国家建設に力を合わせようと訴えた演説から)
日本の侍ブルーも16色の虹の色に加わってほしい。
デンマーク戦は金曜日、頑張れニッポン!!

しかし 昔も今も変わらない私。
子供のころは、大掃除の時の畳をあげたときに出てくるセピア色に変色した新聞紙、掃除の手を止めて夢中になった。「忙しいのになにしているの」としかられたけど、そんなわけでしゃがみ込んで読んだ思い出が頭をよぎる。

暇な時、読みものがない時、時々このスクラップの入った箱のふたを開けて、切り抜きを読む楽しさは、何物にも代えがたい。だから捨てられないのだ。困ったことに・・

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