ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

シャボン玉

2008年05月08日 | 四方山話
   

 ここに来て、ご近所の方々もこのブログを毎日読んでくださってて、「花が咲いたよ。」と教えてくださる。本当にうれしいことだ。写真の腕が伴わないけど、こうしてみんなに愛されるというのが、幸せというか、平和を一番感じるというか、貧しくてもいい、皆仲良く楽しければ・・という言葉が、すっからかんの私の脳裏を掠める。
というわけでご近所の花畑に並んで咲いていた「シラー ぺルビアナ」です。
太い茎の先に星のような花をピラミッド状にたくさんつけ、まるで小さな銀河系のようです。でもよく見ると、線香花火のように花をつけた枝が風車のように広がっている。

 風車で思い出したんだけど、五月晴れの孫と遊んだ日。
スーパーで、シャボン玉セットを買った。(尤も100均だったけど・・最近はお懐かしいオモチャ100均で結構売っているんだね。)
中庭に腰掛けさせて、遊ばしていた。

最近のシャボン玉って、シャボン玉製造機のようなものがついていて、次から次へとジャンジャン大量に大小さまざまなシャボン玉が出てくるのだ。
次々出てくる泡の玉は、五月の陽射しをうけて虹色に輝きながら、あたり一面に広がっていく。... きれい!思わず見とれる、孫たちじゃなくて私。

孫たちは目を輝かせ、大声で笑いざわめき、両手でシャボン玉を捕まえようとする。キチィちゃんの形をくりぬいたようなものにシャボン液とつけて吹くと、その形に出来上がるのだ。
 
 突如、目の前に現れたメルヘンの風景に私は戸惑う。
光を反射して美しいだけじゃない、ちょっと怪しい味もいあったりして、う~ん楽しい。私が一番大声出したりして・・・

シャボン玉かぁ~・・
私達の子供の頃は、あんな道具などなくて、麦の穂でストローを作り、石鹸液を溶かして作っていたなぁ。
昔の手作りシャボン玉は、今のより表面が厚くて、中々割れなかったような気がする。
ゆっくり息でふくらませて大きくしてはじけたり、飛ばしたりして遊んだ思い出が蘇った。

♪ シャボン玉飛んだ、屋根までとんだ~・・といい年してばかみたいに大声で歌った。

 そういえば、この童謡は実は悲しい歌なんだよね。
野口雨情の子供が急死して、その時の悲しい気持を「飛ばずに消えた」「こわれて消えた」という詩に託したって、いつだか中国新聞の童謡のコーナーに書いてあった。(因みに今日の新聞は茶摘の歌だった。)

そんな事考えながら、マゴマゴに歌って聞かせたけど、覚えてないだろうね。

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