やっと、立冬の嵐がおさまった和木です。この一連の突風で、北海道では大惨事になり、９人も亡くなったらしい。
江津も一晩中 風が吹き、雨が降り、雷が鳴り、睡眠を妨げられた。
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季節(秋）がらなのか、それとも加齢のせいなのか、このごろよく子供の頃にもう一度戻りたいと思う。
戻れるなら 断然中学時代だ。
小学校は少々わけありでね。
「思春期」とか「春機発動期」（古いね私も・・）とか言われたよね。顔中ニキビだらけだった頃の事。私は背中にまでニキビが出てたけど。あの若いホルモン（青春の）のにおいのはちきれる頃の事。
今思い出しても、訳もわからず生意気言って身悶えするほど、恥ずかしい思いをしたことも多々あるけど、往往にして、貧しかったけれど、のんびり友達とも楽しく、憧れの映画スターの話をしたり、青春歌謡曲を歌ったりして、そういえばそうそう、学校で歌謡曲を口ずさむのを禁止されていたのに、私は水原弘の「黒い花びら」を歌ったのが見つかってしまい、終礼の時、黒板の前に立たされて歌わされた事を思い出してしまった。けど、今思えばどうして、休み時間に歌ったのに、いけなかったんだろう、変なの・・
話は変るが、その難しい「思春期」の真っ最中の者同士がゴロゴロして、生活の大半を学び舎で過ごすのだから、近ごろの中学校は、先生も生徒も大変だね。
つい先日は、岐阜の女子中学生が自殺して遺書の中で自分が自殺したのにかかわった４人の友達の名前も書いてあり、亡くなった子供も悲しいが、４人の友達も、その親も悲しい。小さな悪意の雪のボールがだんだんと転がして雪だるまのようになって、取り返しのつかない大きな玉になったような悲劇だ。
またここのところ新聞を賑わしている話題に、いじめにより、自殺予告した男子学生もいた。
早く気がつき関係者が何とか対処していたら、元々は素直な子供達（どこで曲がってしまったんだろう？）ただただ抱き合って、泣きながらごめんね、ごめんねと言えたんじゃないだろうか。
人はみな、多かれ少なかれ 人を傷つけたり、淋しい思いをしたり、辛い思いをしたりして成長して来たのではないのだろうか？と思う。
私も、実は小学生の頃 いじめと言うには大袈裟すぎるかもしれないけど、ある日突然クラスのみんなに無視された事がある。
小学校の４年生の終わりに、下府小学校から浜田の原井小学校に転校してきた。
そのクラスにボスがいてＯ下さんと言った。
なにか気に入らない事があったのか、転校して一週間くらい過ぎたある朝、登校したら皆が寄ってたかってひそひそ私のほうを見ながら噂をしている。それから無視され続けた。
ところが私は転校ばかり繰り返していたので、一人ぼっちでも全然平気だった。
むしろ このほうが居心地がよく、気が楽で、帰宅すれば映画館に遊びに行き、本を読み、無視してくれたこの学校がとても気に入ってしまったのだ。
ただ そんな中でも仲良くしてくれた、Ｎ口さんと言う友達が、５年生の時北朝鮮に行ってしまったことが一番ショックで今でも時々思い出す。
で、いじめのほうは？あまり私が平気なので、その内みんなが話をしてくれるようになった。
いつの時代にも 子供達の諍いや葛藤というものはあるが、私たちが子供だった頃と、今の子供達の状況は新聞やテレビの報道で知る限りでは、明らかに陰険でレベルが違いすぎると思う。
被害者、加害者と決め付けてしまうのも悲しい事だと思うが・・。
さて、世の中はいつもこうだ！
湯沸かし器が故障した。急に寒くなり必需品。
いつものガス屋に修理を依頼したけど、修理不可能らしい。「この春まで使っていたのに？パロマだから？」といってみたがどうにもならない。
仕方なしに取り替えてもらう事にした。
１１年使っているらしい。知らない間に月日は過ぎているんだ。
「これが次に故障するまでは もうこの木馬はないかもね。」そういったらその場に丁度 居合わせたトンボが「いいや、えっちゃんは、コメカミにこう薬を貼って、さらにその口に磨きをかけて『ころくな客はおらん！』とかなんとか悪態ついているよ。」もう～いつもこれなんだから、私はお客様にこんなに感謝しているのに。
晴れ 昨日とうってかわって、暖か。２２℃ どうなっているんだろう。