OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

NavSparkのオンラインストア

2014-05-07 12:00:45 | RTKLIB
indiegogoで資金を集めていたNavSparkが,オンラインストアをオープンした.

NavSpark Store: http://navspark.mybigcommerce.com

搬送波位相が出力されるNS-RAWは,indiegogoのサイトではS1315Fをベースに
していると説明されているが,オンラインストアの製品は他のモジュール同様に
Venus822Aを搭載している.

NS-RAW: CARRIER PHASE RAW MEASUREMENT OUTPUT GPS RECEIVER

RTKLIBが対応しているみたいなことを書いているけれど,フォーマットは
S1315Fと同じなのかな?

しかし,GPSのrawデータしか出力されないのか.これで$80はちょっと高い.
Venus822Aの機能的には,GPS+GLONASS+Galileo+BeiDouのすべてに
対応しているようなので,今後のfirmwareのアップデートに期待.

あと,気になるのがフロントエンド.NavSpark-GLとBDに搭載されている
謎のフロントエンドはどこのものだろう?



とりあえずCAN 5125Mで検索したけれど,ヒットなし.情報求む.

【追記】ちなみに,NVSの新しいNV08C-CSMとファームウェアもGalileoと
BeiDouに対応している.これもrawデータを出力してくれないかな.

NVS Technologies AG: New HW and FW release for NV08C-CSM series

【追記2】NavSparkのコミュニティーサイトもオープンしている.

NavSpark Community: Home

Blogの写真が面白い.モップの上にパッチアンテナをテープで
留めて基地局にしている.ローバーは壊れた椅子の上にポールを
立てて,アンテナをテープ留め.まるで大学の学生実験のようだ.

NavSpark Blog: Welcome to NavSpark Community



【追記3】NavSpark-GLとBDのフロントエンドのデータシートを発見.

http://www.simteek.com/index.php/technical-support/download-center

メーカはCanaanTekという上海の会社らしいが,データシートをアップしているのは
Simple(西博科技)という別会社.このあたりの関係は良く判らない.

CAN5125にはGPS+GLONASSとGPS+BeiDouの2種類があり,残念ながら
マルチGNSSとはいかないようだ.
コメント
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