BeidouのICDが出ない限り,航法メッセージのデコードは
出来ないのですが,それでもビット列を眺めていれば,
preambleくらいの手がかりはあるのではないかと思い,
ソフトウェア受信機で信号追尾をしてみました.
あわよくZ-countのようなカウントアップの動作が見つかれば,
送信時刻が推測でき,疑似距離が生成できることになります.
相変わらず信号強度は低いのですが,航法メッセージによる
BPSK変調は観測できます.
予想外だったのがビットの長さ.GPS C/A信号では,1ビットの
長さは20ms(C/Aコード20個分)です.しかし,Beidouでは
1コード(1ms)ごとに変調されているようです.
これで充分なBERが確保できるとは思えないのだが…
FECでも使っているのでしょうか?
航法メッセージを16進数で表示してみると,どうも同じような
パターンが並んでいるだけです.
航法メッセージが放送されていないのか,デコードの方法が
間違っているのか,どうなのだろう?
【追記】
InsideGNSSに掲載されていた記事によると,Beidouの航法
メッセージの構造はGPSとほぼ同じらしい.
InsideGNSS:More Compass Points
やっぱり時刻カウンタの位置は特定されているんだ.
これで受信機によってはBeidouの疑似距離を出力できる
理由に納得.
【追記2】
ふと気付いたのだけれども,同じようなパターンはすべて
20ビット長である.もしかして,secondary codeで変調
しているのだろうか?
出現頻度の高いFD958と026A7は,丁度ビットが反転している
関係にある.
【追記3】
早速Google先生に質問してみたら,secondary codeに関する
参考文献を教えてくれた.
InsideGNSS:Initial Observations and Analysis of Compass MEO Satellite Signal
2007年とか,どれだけ周回遅れなんだ…
勉強不足.
出来ないのですが,それでもビット列を眺めていれば,
preambleくらいの手がかりはあるのではないかと思い,
ソフトウェア受信機で信号追尾をしてみました.
あわよくZ-countのようなカウントアップの動作が見つかれば,
送信時刻が推測でき,疑似距離が生成できることになります.
相変わらず信号強度は低いのですが,航法メッセージによる
BPSK変調は観測できます.
予想外だったのがビットの長さ.GPS C/A信号では,1ビットの
長さは20ms(C/Aコード20個分)です.しかし,Beidouでは
1コード(1ms)ごとに変調されているようです.
これで充分なBERが確保できるとは思えないのだが…
FECでも使っているのでしょうか?
航法メッセージを16進数で表示してみると,どうも同じような
パターンが並んでいるだけです.
航法メッセージが放送されていないのか,デコードの方法が
間違っているのか,どうなのだろう?
【追記】
InsideGNSSに掲載されていた記事によると,Beidouの航法
メッセージの構造はGPSとほぼ同じらしい.
InsideGNSS:More Compass Points
やっぱり時刻カウンタの位置は特定されているんだ.
これで受信機によってはBeidouの疑似距離を出力できる
理由に納得.
【追記2】
ふと気付いたのだけれども,同じようなパターンはすべて
20ビット長である.もしかして,secondary codeで変調
しているのだろうか?
出現頻度の高いFD958と026A7は,丁度ビットが反転している
関係にある.
【追記3】
早速Google先生に質問してみたら,secondary codeに関する
参考文献を教えてくれた.
InsideGNSS:Initial Observations and Analysis of Compass MEO Satellite Signal
2007年とか,どれだけ周回遅れなんだ…
勉強不足.