OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

ベースバンド処理のLE数

2011-10-29 22:09:31 | FPGA
UNSWのサイトからダウンロードしたverilogのソースコードを,
とりあえずそのままコンパイルしてみました.

警告はいくつかでるものの,あっさりとコンパイル完了.
NAMURUがAlteraのCyclone IIIで動作しているわけですから,
当然といえば当然.

LE数を見てみると,12チャンネルのベースバンド処理で,全体の
半分にも満たない程度.Nios IIのLE数は2k程度なので,まだまだ
余裕があります.

さすがに倍の24チャンネルは無理でも,18チャンネルくらいは問題
なさそう.フロントエンドにMAX2769を2個搭載して,GPS+GLONASS
受信機にするのも良いかも.

夢が広がる.



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フロントエンド基板の設計

2011-10-29 15:30:02 | FPGA
DE0-Nanoに信号が問題なく取り込めることが確認できたので,
フロントエンド基板の設計を始めました.

搭載するフロントエンドは,RAKONのGRM7520というモジュールに
なります.すでにディスコンですが,サンプル品が手元に余って
いますので,有効活用します.

リフローのためにマスクを製作しないといけませんが,それでも
基板と実装費込みで1枚3000円程度には収めたいです.

20枚くらい製造しないと割りに合わないけど,需要あるのかな…



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フロントエンドの接続

2011-10-29 14:58:07 | FPGA
SiGe社のフロントエンドICであるSE4110Lの評価基板が
手元にあったので,とりあずDE0-Nanoに接続して信号を
取り込んでみることにしました.

DE0-Nanoに取り込んだ信号は,ラッチした後にGPIOピン
から出力し,それをカメレオンUSB FX2でPCに取り込み,
ソフトウェア受信機で受信を確認します.



数年ぶりのFPGAで,たったこれだけに一時間も掛かって
しまいました…

module signal(CLK, SGN, MAG, CLK_Out, SGN_Out, MAG_Out);
   input CLK, SGN, MAG;
   output CLK_Out, SGN_Out, MAG_Out;
   reg SGN_Reg, MAG_Reg;
	
   assign CLK_Out = CLK;
   assign SGN_Out = SGN_Reg;
   assign MAG_Out = MAG_Reg;
	
   always @(posedge CLK)
   begin
      SGN_Reg <= SGN;
      MAG_Reg <= MAG;
   end
endmodule


PCに取り込んだ信号は,ソフトウェア受信機で無事に受信が
確認できました.FPGAに信号が正常に取り込まれてさえいれば,
後はソフトウェア受信機の相関処理と同じデジタル信号処理です.

がんばってNAMURUを移植しよう.

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