アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

父の日あたりに…本能欠落は、永久隔離だね

2021年06月20日 | Weblog
  「イクメン」と呼ぶのだそうで…。「育児をする父親」の通称名。気に入らない言葉の一つに「イケメン」があるが、「イクメン」は、「イケメン」と掛けた…つまり半パクリ。育児休暇を取得するお父さんが微増…。
 育児・介護休業法では育児休暇を取得する者は男女を問わないことになっているので、男が育児休暇を取得するのは正当な権利の行使。ただですねえ…「育児休暇を取ったお父さんは偉い」という話ではありません。埼玉、福岡では、「子育て応援宣言企業」が、それぞれ2,000を超えているという。しかし、「その権利を、後ろめたさなく行使できる状況なのか?」…成熟するまでに半世紀を要するでしょう。 

 特異な例かも知れませんが…育児休暇を取り、この4月に職場復帰したイクメンの評判が、かなり悪い。「何事にも義務をおろそかにして権利ばかり主張…」まあ、それは主観が入るので問題にすべきではないが…。問題なのは、子供さんです。保育所で一歳児のクラスに入っているが、「前例がないほど不安定な子」だという。1年間イクメンにどのように育てられたのかなあ?

 母の日は、カーネーションを贈るなどの慣例がある。
 ところが、父の日…行事もしきたりもない。「お父さん授乳大会」「お父さん薄毛大会」「お父さん漢字の書き取り大会」…ないない。父の日の花はバラ…普及していない。と、いうより知っている人が少ない。
 父の日ギフト…酒類、おつまみ類、スイーツ各種、果物、甚平・作務衣、健康茶セット、ゴム長、ミノキシジル…何でもアリ。ということは、象徴的な父の日ギフトなどない。
 それもそのはず、母の日は150年の歴史があるが、父の日がアメリカで国民の祝日になってからまだ49年(詳しいでしょ!)ですから。

 イクメンの場合、問題を含んでいるとはいえ、「家事・育児への父親の参加」という積極的な意識がある。ところが、最近は(奥さんの連れ子などを)、「虐待」する父親が…。
 ペットや家畜、さらには育てている野菜にまでも「情が移る」のが人間でしょう。子どもを守るのは、人間の本能でしょう。子供を虐待する…これは、本能にそのことが欠落している。(どうしてそうなったかについての自説は機会を改めます)
 子供(命あるもの、植物も動物も)を守ることが出来ない「本能の一部欠落者」は、ほとぼりが冷めたころまた事件を起こします。生涯隔離しておいたほうがいいです。


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