食い逃げはないが 漢字の書き取りはしたなあ…

「団塊世代=食い逃げ世代は、退場せよ」た、確かに私は団塊世代と呼ばれている世代ですよ。
　だけど、食堂（この言い方が古めかしいかな）へ入って食事し、店員の隙きをみてお金を払わずに逃げたことは、まだ一度もありません。
　なぬ？「その食い逃げと違うよ『年金』のことだよ」って？年金を食い逃げする奴は、おらんやろ！

「食い逃げ世代は退場せよ」そ、その理論は、あの有名な「高齢者は集団自決しろ！」の成田某と同じじゃないですかっ！
　高齢者だっていいじゃん。人間だもの（by　まんだみつお）。

　で、高齢のせいなのか、個性なのか、めっきり涙もろくなりました。はたまた、死期が近いからなのかな？昔のことを思い出します。
　数日前からは、「岬めぐり」で、泣いております。「山本コウタローとウイークエンド」というグループが歌っていた曲なのですがね。古すぎましたかねぇ。このグループ名を見ただけで、
「うっ！」と、詰まった方もおられるんじゃないかなあ。食い逃げ世代の旧友って感じでした。

　♫岬めぐりの　バスは走る　僕はどうして　生きてゆこう
　悲しみ深く　胸に沈めたら　この旅終えて　街に帰ろう♪

　もう、こみ上げるものが。特に、「この旅終えて　街に帰ろう」泣いちゃいます。食い逃げ世代じゃなくて、団塊世代の皆さんは、当然１００％泣くと思いますが。
　なぬ？「泣かないよ、そんなことで泣くのは、アンティークマンぐらいだけだろう」って？本当にそうかなあ…。私は、特殊かぁ？

　６０年も前ですが、私が小～中学生の頃、我が家の夕食後の一家団欒は、「漢字の書き取り」でした。一家５人、全員参加。ルールは、いたってシンプル。
１　誰かが「お題」を出す。「さんずい」とか「きへん」等、「漢字の部首」がお題です。
２　ヨーイ、スタート！で、各自がその部首の漢字を書きます。５～１０分という時間を設定。制限時間内に、お題の部首の漢字を何個書けるかが勝負。

　私も善戦はしましたが、両親に勝てるはずもなく、夜な夜な連敗でした。
　懐かしいです。だけど、現代、一家団欒が「漢字の書き取り」という家庭はぁ…ないでしょうねえ。