アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

孫自慢は孫の耳に入いらないように…

2012年09月08日 | Weblog
 孫自慢…臆面もなくといおうか、こっぱずかしくもなくといおうか…孫自慢が横行しています。

 「うちの孫は、3歳なんですけど、平仮名を全部読めるんです」
 「うちの孫は、来年小学校ですが、英語を話します」
 「うちの孫は、幼稚園のお遊戯会は、センターなんですよ、今年も!」

 日本には、こんな諺があります…
 「十で神童 十五で天才(才児とすることも)二十歳過ぎればただの人」
 3歳で平仮名を読む…自慢になっていませんよ。普通です。平均的3歳児の能力をリサーチしていませんね。
 英語を話す?これがよく解らない?たぶん、「アップル」とか「メロン」とか…でしょう。自慢にならないと思うが。その昔、旅先で、「I can speak English.」という人がいました。それならば国際交流仕様と、あれこれ英語で質問したのですが、ずっと、「I can speak English.」。そのフレーズだけ知っているということでした・・・やれやれ。
 お遊戯会は、センター…「町民センター」か「シルバー人材センター」で踊るのかと思ったヨ。踊り手の中央で踊るのだそう。そんなことを自慢しなければ自慢の材料がないのかね?総選挙なしなんじゃないの?

 二十歳過ぎれば、ただの人になるわけですが…
 幼少時からに、神童だ、天才だ、才児だともてはやされて…中学生ぐらいになって実は、普通または普通以下であることを本人が悟る場合があります。
 この場合、ハッピーな結末を迎えるケースのほうが少ないんじゃないか?では、ただの人と悟った後にどんな行動をとったか…

 1、家庭内暴力  2、不登校  3、非行  4、自殺
 「どれもありがちだが、自殺はないだろう」だって?自殺の原因が「学業不振」と考えられるケースが実際にあるのです。中国や韓国ほどではないにしてもね。

 祖父母らが、「神童だ、天才だ」と、吹聴する。本人は、ことある毎に、祖父母の期待に応えようとする。小学校までなら天才でいられるかも知れないが、中学高校となればメッキがくっつくはずがない。行き着くところは…。
 祖父母は、学歴社会の価値観で、孫を自慢するわけです。孫には、「勉強をしない」という選択肢は考えられない。つまり、学歴社会の価値観から解き放たれた世界を想像できれば、生きる力を得られたかもしれないのです。

 この状況は、いじめ自殺とよく似ています。で、この場合いじめの加害者は…。

 孫を自慢するのはいいと思います。しかし、その自慢が孫の耳に入って、孫が辛い思いをすることがないように十分注意しなければなりません。

 私にも、2人の孫がいます。1歳2か月と、9か月。ですから、平仮名も読めないし、英語も話さない。センターで踊らないのかって?よちよち歩きなので踊れない…。 自慢出来ることは、「顔がいい」ってところでしょうか。そんなことを言ってると、孫に辛い思いをさせるんじゃないかって?
 あのね、「顔がいい」は、学歴社会の価値観から解き放たれていますから大丈夫なのです。孫の耳に入っても、辛い思いをさせることはありません。

 あれあれ、結局、私も孫自慢してました…!