大リーガー日本人による「忍者ジャパン」

　 監督はデーブ

　ＷＢＣで日本が二連覇。選手全員にＭＶＰをあげたかったです。
　国際試合で何を見るか？試合開始前に国歌が流れるときの、選手の態度を注目して見ています。国旗・国歌に関する儀礼に関して、日本は遅れすぎた国です。国際水準に達していません。なぜ？教えられないからです。誰が教えないの？家庭、学校、社会が教えない。はっきりしています。ではどうして、家庭、学校、家庭が教えないの？「国旗・国歌反対」という人々が…これらの人たちは、是非無人島へ行って、「日の丸、君が代に反対する独立国」を建設して、心安らかに過ごしていただきたいです。
　サッカーの国際試合では、日本に帰化した外国人選手が、「国旗・国歌儀礼」の基礎が出来ているため、「日本人になったのだから日の丸・君が代を大切にする」この心が表れており大変良いです。君が代を覚えて、歌ってますから！反面、生まれも育ちも日本の選手は…いい人もおりますが、「おまえ、国際試合に出る資格ないぞ！」と、指導したい選手も。

　この度のＷＢＣでは、きちんと胸に手を当てて、国旗を注視し国歌の演奏を聴いておりました。国歌の最中に笑っていた奴が１人いたんだけど…そんなことをするだけあって、名前が分からない選手でした。いちばん立派だったのは、川崎でした。プレーも態度もいい。何よりも頭髪がいい。坊主刈りですから。もちろん染めてもいないし。原監督が指導したため、茶髪のＷＢＣ日本代表は減りましたが、それでも数名おりました。恥です。次回のＷＢＣの代表になる要件として、「頭髪は、坊主またはチョンマゲとする。茶髪金髪は認めない」とすることを切望します。それが出来ずに、何が「サムライジャパン」だ！

　いまや日本人大リーガー（マイナーリーグも含めてしまいましたが…）だけでほぼチームが作れる。打順、守備位置、名前は次の通りです。打順は、もちろん私のバージョンです。名付けて、「忍者ジャパン」サムライジャパンに対抗しましたぁ…

１番　ＲＦ：イチロー
２番　遊撃：松井稼
３番　三塁：岩村
４番　ＬＦ：松井秀
５番　捕手：城島
６番　ＤＨ：田口
７番　ＣＦ：福留
８番　二塁：登板予定のない投手
９番　一塁：登板予定のない投手
　投手：井川、上原、大家、大塚、岡島、川上、黒田、小林、斎藤、田澤、福盛、松坂、藪、薮田

　井口を、二塁に使おうと思ったら、いつの間にか帰国していました。私にことわりなく。
　一塁と二塁は、当番予定がない投手がその任に当たることとします。投手は、身体能力が素晴らしいですから、どこでも守ることが出来ます。また、「投手は、内野手」ですから、守っていただきましょう。たいていの投手は、高校生までは、エースで四番打者。バッティングも良い選手ばかりです。それにしても、一人１イニング投げても、休める投手が５人も！

　どうでしょう、この忍者ジャパン…メジャーリーグに参入したとして…結構いい線行くんじゃないかと思いますが？監督は誰なんだって？私のお薦めは、元巨人のデーブです。「大久保は、ないだろう！」って？大久保ではなく、元巨人のセカンド、「デーブ・ジョンソン」です。この度のＷＢＣアメリカ代表チームの監督。デーブ・ジョンソンは、巨人のＶ９が終わり、長嶋が引退。それまで、国粋主義というか、純血主義というか、外国人選手を入れなかった巨人が、初めて入れた外国人選手でした。「一塁、王。二塁、ジョンソン。監督、長嶋」という時代が巨人にあったのです。当時のジョンソン…ぜんぜん活躍せず…「ジョン損」などと陰口を…。ジャクソンでなくて良かったですよ。ジャクソンなら、「弱損」と言われたでしょうから。

　なぜジョンソンが、この忍者ジャパンの監督にお薦めかって？それは、日本のテレビクルーに怪しい日本語で、「ワタシハ、ジョンソンデース。オロナミンＣ、オイシイデース」と、言ってましたから気に入りました。「あ！日本のテレビだな！おもしろいことを言って笑わせてあげよう」という精神…。素晴らしいです。大塚製薬の回し者かもしれませんが。

　アメリカ人にとって「忍者」は、神秘的で魅力ある存在。時々エレベーターで一緒になる若者が、いつも私を観察している…日本人など珍しくもないのに…と思っていたら、ある日、もう抑えられないといった感じで話しかけてきた。
「あなたは忍者ですか？」それ以後、会うたびに「友達に忍者はいるか？」「日本へ行けば、忍者に会えるのか？」など、忍者関連の質問が…。

　ＷＢＣで優勝し、１２畳分の大きさの日の丸を持って、サムライジャパンが行進しておりました。「日の丸反対だから、旗の端っこですら持つのは嫌だ」という選手がいない様子だったので、安心しました。