もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

三木ではお祭りですが

2008-10-10 | Weblog
この連休は、大宮さんのおまつり、青山の運動会など秋の行事真っ盛りですが、娘の結婚式のため、東京に行きますので失礼します。
三木の財政のこと、病院のこと、論議はあちこちで出ておりますが、しばし三木を離れて、普段ご無沙汰している、親兄弟と再開してきます。
なにしろ、東北、関東、関西と出身が違うもの同士がみな、しばらくぶりで集まるという構図。各地のいろいろな病院情報もきけるかもしれません。
いや、この際、あまり欲は出さず、日ごろあまりしていない、親業やってきます。

「財政危機宣言」下の決算委員会

2008-10-08 | Weblog
今日から平成19年度決算特別委員会が始まります。
先に出された、「財政危機宣言」が出たのはなぜなのか、今後どのような方策があるのかを、探っていきたいと思います。初めての決算委員会なので、膨大な資料の中にのみこまれないよう、下調べしながら6日間の決算委員会にのぞみたいと思います。

民生・消防常任委員会で市民病院のことを

2008-10-06 | Weblog
先日傍聴に行った第3回病院事業審議会の報告がありました。傍聴のときの疑問や、確認したいこともそれぞれの委員が質問し、回答してという形でした。
私は残念ながらみなかったのですが、先日NHKで三木の市民病院の放送があったそうで、いっそう市民の関心が高いと思われます。どのような放送内容だったのでしょうか。

まず前提として、審議会での協議の途中であり、まだ結論が出ているわけではないことをお断りしておきます。

本日委員会に、市民病院からだされた資料によると
①市民病院の診療機能の位置づけ
「2次医療」と「高度医療」の役割を担う
循環器については北播磨の拠点病院の位置づけ
市内の民間病院との連携を進めるとともに機能のすみわけを行う

②病棟運営の効率化を図る。ベッド数の減少と在院日数の削減
220床で平均稼働率80%と試算し180床の入院規模(1病棟閉鎖予定)

③病院統合問題については、引き続き統合実現に向け、小野市及び神戸大学と協議を継続する

さらに一般会計の負担をここ5年間は50億円を投入し、平均6億円での収支均衡を目指す
とありますが収支改善に向けた取り組みについては協議継続であり、また経営形態の見直しについても、地方公営企業法全部適用で事業管理者の設置を目指す、という案について協議継続することになっています。
収支改善に向けた取り組みについての質問があいつぎましたが、結局改善案で、一般会計からの支出を6億までに抑えることが出来るのか、というのが大きな焦点であろうと思います。
医師の不足は、当面解決するめどはなく、その中で必死に取り組んでもその効果が現れてくるのかどうか、というところで確信が持てないというのが正直なところです。
誤解のないように私の見解がちょっと違っていたところだけ
①入院に関しては現在の診療科を大きく変えるということはない。今ある診療科を減らすことは考えていない。しかし外来については今後検討していく。
②きのう地方独立法人はまだ少ないといったが、21年度、あるいは22年度から導入するところが増えてきている。
神戸中央市民病院や西市民病院もその導入が決定している。その波はどんどん増えていくだろう。現在のところ三木では、独立行政法人は考えていない。

今年度は、一般会計から病院に15億円投入される予定である。(補正予算案が出される)
病院の事情は三木だけのものではなく、国政レベルで、数年前から急に悪化してきたとはいえ、やはりこれはほっては置けない。市民病院をどの様な形で残すかは
市民にとっての大きな選択であろうと思われる。くどくど書いたのは自問自答の表れ。自分でも明快な結論を出せずにいる。


やっぱり気になる病院のこと

2008-10-05 | 三木のあれこれ
市民病院のことあれこれ考えています。また新しいシステムについても、自分なりに情報を集めています。審議会で検討中のことについて議会の委員会でも論議されるだろうと思います。たとえばこのようなこと・・・。
●診療科の見直し
現在の診療科の中で、市内の開業医にお任せしてもいいものはお任せして、診療科を減らす。その分、救急や残す診療科に医師や看護師などのスタッフを集中という案が出ています。その際、現在の38人医師体制を堅持しながら、そうした専門診療科の医師、スタッフを確保できるのか?

●看護師の体制。現在の10対1を7対1にすると診療報酬が上がり、患者へのサービスもよくなるというが、具体的にどうのように、サービスが変わるのか?
また、看護師を確保し、その人件費と、診療報酬のアップの兼ね合いはどうなのか?

●他の病院や診療所からの紹介率をアップし、三木の市民病院の入院率を上げるという計画が出されているが、紹介率を上げるための方策として、どのようなことを考えているのか?他の病院ではなく市民病院を紹介するメリットは?

●市民病院の収支改善に向けた取り組み案が21年度から25年度になっているが
5ヵ年が本当に必要なのか。経営の効率化を図るために民間的経営手法の導入の観点から、経営形態の見直しを平成25年度までに行うというが、その具体的な方法について早期の検討はできないのか

などなど、疑問はつぎつぎわいてきますが、それを単に、つきつけて解答を求めるだけでなく、市民や議会としても具体的な検討が必要だと思います。
たとえば経営形態の見直しとして
①地方公営企業法の一部適用
②地方公営企業法の全部適用
③地方独立行政法人
④指定管理者制度
などがあります。それらが
①どのような制度で、
②実際に導入しているところはどんなところがあるのか
③今検討中の自治体での論議の中で何が問題になっているのか
④実際に経営形態の見直しにより、どのような効果があったのか
などを知る必要があります。さらにもっと極端な検討として
①市民病院の廃止
②民間病院への譲渡
などを検討、実施している自治体もあります。
また近隣の自治体でも、経営の健全化を目指して取り組んでいる途上のところで何が問題化されているのかを知る必要があります。

高砂市民病院、市立芦屋病院なども現在進行中です。
独立法人化した市民病院としては沖縄の那覇市民病院などで、まだその数は多くありません。

それらを充分に検討しながら、では三木市民病院はどうするのか?という検討をし決定していかなければならないと思います。

まつりと文化の秋

2008-10-04 | Weblog
今日も一日充実していました。
朝から夕方までは「みどりまつり」この名前は今回で終わりです。新しいネーミングの発表もあったはずです。
実行委員さんはじめ、関係者の皆さまお疲れ様でした。
ことしは「かえっこバザール」のお手伝いさせていただきました。子どもの広場としてたくさんの子どもたちが参加してくれました。子どもたちが安全に楽しく参加できる場が確保できたのは、よかったと思います。

夜はエクラホールでわらび座の「火の鳥」鑑賞。舞台の楽しさを堪能できました。
三木でも、舞台芸術を愉しむ機会をもっと作るにはどうしたらいいだろうという宿題を持ちながら参加しましたが、舞台の迫力に圧倒され、三木から参加した仲間たちはみな、三木でも、こんな舞台が見られたらいいのにね、と語っていました。
感動を共有する機会をつくるのも文化です。
文化振興計画を作成する予定があるようですが、その後進んでいるのでしょうか?

まつりでも、舞台鑑賞でも、合間に三木市民病院の話題が出て、皆さんからどうなっているの?というご指摘いただきました。
市民の関心の高さがうかがわれました。
私もこの問題、追いかけていますが、疑問点がいろいろ出てきて、それを確かめないと、結論が違ってくるような気がして、まだコメントできていません。
3回の審議会を経て、月曜日、民生消防委員会がるので、そこで確認してからコメントしようと思います。

どんぐりかいぎ

2008-10-02 | Weblog
「どんぐりかいぎ」という絵本があります。こうやすすむ文 片山健絵 福音館
この絵本、以前から優れものだなあと思っていたのですが、あらためて読んでみると、ますますそう思いました。

今日、三木おやこ劇場の総会がありました。神戸新聞社さんも取材にきていましたから、たぶん明日の三木版にのると思いますが(神戸新聞の記者さん、長尾さんが転勤されて、あたらしい記者さんがこられてました。斉藤さんです。)
三木おやこ劇場というのは、おやこで生の舞台を見ようとか、こどもと親の健やかな成長を願って自主的な活動に取り組んでいます。今年で第19回ですから、20年近く、三木で活動を続けてきました。今日配布された総会資料をみてもその充実ぶりがうかがえます。そのおやこ劇場のこれからをめぐって、今日は真剣な話合いが繰り広げられました。予定の時間はとうに過ぎているのに、結論は出ずに、持ち帰ってもう一度話し合いをすることになりました。

子育て支援などという言葉も施策もなかった発足時に比べ、少子化の影響もあってか、サービスを提供する子育て支援のメニューはたくさん増えました。しかし、自分たちで自主的に活動する、自分たちで企画して、責任をもって実行するという環境は少なくなったように思います。簡単にサービスが無料で受けられるからお金や時間を費やして、自分たちで活動することが、何か特別なことのようになり、ほかの人に勧めにくくなってきたようです。それだけ、中心でかかわってきた人たちの負担感は多くなります。だから、その存続をめぐっての選択が論議されるのも無理のないことだと思います。

長い間運営にかかわっていないので、えらそうなことはいえませんが、それでも、真剣に、話し合ってなんとか結論を出そうとしている彼女たちの姿に、私は希望を感じました。まだ投げ出さずに、かかわろうとしている人たちがいることにです。
しんどさをいつも引きずりながら継続するのは大変なことです。でも、どこかに活路を見出して元気に結論を出して欲しいな、と思います。結果はどちらになっても、そのプロセスが大事です。

なぜ、三木おやこ劇場をここに紹介したかというと、三木の文化を育てている市民が、いることを知ってほしいと思ったのです。特別な人たちではなく、子育てしながらかかわっているごく普通のお母さんたちです。文化財やまつり文化も三木の文化ですが、もっと日常で子どもたちに文化を身近なところで体験させようとがんばっている、そんな力も三木の文化だと思うからです。

「どんぐりかいぎ」のえほんでは「なりどし」と「ふなりどし」を作ったのです。
毎年毎年、精一杯がんばるのではなく、1年おきに、どんぐりの数を変えました。

風邪ひいてませんか

2008-10-01 | Weblog
季節が2シーズンほど変わったような急速な気温変化についていけず、ついに風邪でダウン。寒気はするし、くしゃみや鼻水が止まらないしで、えらいことになっています。9月議会がようやく終わりそのまとめをしなければならず、また病院問題も、民生消防委員会で論議しなければならないのに、頭の中が、機能不全起こしてます。
ちょっとお休みさせてください。市民病院問題、来週月曜日、10時から民生消防委員会で審議会を受けての報告があります。

第3回三木市民病院事業運営審議会

2008-10-01 | Weblog
29日、9月議会が終わりました。提出議案はすべて全員一致で可決。
そのあと議員総会で、財政状況などについて理事者側から説明がありました。
病院の財政が一般会計をあっぱくしている状況が、示されました。

今日はそれを受けての、3回目の審議会。市の方針としてかなり厳しい状況であることが発表されました。今までとは、ちがう方向で審議会に案がてわたされました。た。