もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

「老親」を誰が看るのか

2008-10-14 | Weblog
老親を誰が看るのかを考えるために、この映画を一人でも多くの人に見てほしい。
10月20日(月)①14:00から ②19:00から 
三木市文化会館 小ホールです
チケットは前売り700円です(当日1000円)
当日は槙坪監督の舞台挨拶もあります。

今、世間では、年金や、後期高齢者医療の問題などで、老後の暮らしの不安感が高まっています。
介護保険の導入で、現実に工面している方家制度があり、よくも悪しくも、家の嫁が介護をするのが当たり前の時代と違って、今は誰が誰の介護をするのか、しないのかを選ぶ時代になりました。
しかし、自分で選べる人はごく少数で、自分の老後は自分で責任を持たないといけないと思っている人も多いはずです。
まだこれからだけれど、近い将来介護をしなければならない方
両方の親の介護をしなければならないと覚悟している人
自分が年老いたとき、誰に介護してもらえるのかわからない人
などなど、介護をめぐる不安は消えません。


この映画は「舅や夫の世話や介護で一生を終わらすのは真っ平」と離婚して自分を生きる決意したはずの女性が、舅や実母とともに生活するはめになった日々を追っています。専業主婦で長男の嫁だった主人公が、作家としての自立を目指す、原作者自身の生き方を描いていますが、今や介護は女性だけの問題ではありません。
男性も女性もともに,「老い」と向き合い、老親とどう付き合っていくのかを考えて欲しいと思います。
かくいう私も、一人暮らしの実母と、90歳を超える夫の両親がともに遠方であるため、介護が必要になったときが、明日訪れるかも知れず人事ではありません。

どうぞ一人でも多くの方がこの映画をごらんになり、「老親」が安心して長生きしてもらうためにはどうすればいいかを考えていただきたいと思います。



誤字だらけですみません

2008-10-14 | Weblog
ブロガー仲間から、ブログの誤字だらけですよ、という連絡ありましたが、見たのは結局、帰ってきた翌日の朝。夕べ自宅に戻りましたが、パソコンの前に向かう元気もなくダウン。ようやく今朝平常に戻りました。おそるおそるみた記事。いやひどいですね。すみません。一応訂正はしました。かなり、あわてていました。
 
東京での次女の結婚式は、いかにも都会で働いている若い人たち好みの式でした。
二人で準備一切を取り仕切り、親は一切手も口も出さず、招待されていくというパターンだったので、親としては楽だったのですが、この疲労感は何なのでしょうね。

相手の彼は7年間ぐらいの付き合いで家にもよく遊びに来て、飲んだり食べたりしていたので、まあ家族がひとり増えたかなあ、という感覚。環境にやさしい家電の製品を研究しているのだそうな。

一番驚いたのは、娘の会社の上司の挨拶。三木では口数が少なく、絵を描いたり植物を観察したりとどちらかというと、静かに孤独に仕事をするというタイプだった娘が、大都会の企業で、第一線の営業ウーマンとして働き、相手先とも渡り合って、それなりの業績を上げているという話。将来の希望はときいたら「とりあえず、課長になります!」と言ったそうな。
それを聞いた父親は驚いて、最後の挨拶も「あんなにおとなしい娘が・・・」と絶句しておりました。
親から巣立つと子どもは親の知らないところではばたいていくのですね。
しかし、あの働き方では、「当分こどもなんて考えられない」というのももっともな話で、これからどう舵取りをしていくのでしょうね。それも当人にお任せです。

まあ、とにかく親としてはひとつの区切りの日でした。