もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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民生・消防常任委員会で市民病院のことを

2008-10-06 | Weblog
先日傍聴に行った第3回病院事業審議会の報告がありました。傍聴のときの疑問や、確認したいこともそれぞれの委員が質問し、回答してという形でした。
私は残念ながらみなかったのですが、先日NHKで三木の市民病院の放送があったそうで、いっそう市民の関心が高いと思われます。どのような放送内容だったのでしょうか。

まず前提として、審議会での協議の途中であり、まだ結論が出ているわけではないことをお断りしておきます。

本日委員会に、市民病院からだされた資料によると
①市民病院の診療機能の位置づけ
「2次医療」と「高度医療」の役割を担う
循環器については北播磨の拠点病院の位置づけ
市内の民間病院との連携を進めるとともに機能のすみわけを行う

②病棟運営の効率化を図る。ベッド数の減少と在院日数の削減
220床で平均稼働率80%と試算し180床の入院規模(1病棟閉鎖予定)

③病院統合問題については、引き続き統合実現に向け、小野市及び神戸大学と協議を継続する

さらに一般会計の負担をここ5年間は50億円を投入し、平均6億円での収支均衡を目指す
とありますが収支改善に向けた取り組みについては協議継続であり、また経営形態の見直しについても、地方公営企業法全部適用で事業管理者の設置を目指す、という案について協議継続することになっています。
収支改善に向けた取り組みについての質問があいつぎましたが、結局改善案で、一般会計からの支出を6億までに抑えることが出来るのか、というのが大きな焦点であろうと思います。
医師の不足は、当面解決するめどはなく、その中で必死に取り組んでもその効果が現れてくるのかどうか、というところで確信が持てないというのが正直なところです。
誤解のないように私の見解がちょっと違っていたところだけ
①入院に関しては現在の診療科を大きく変えるということはない。今ある診療科を減らすことは考えていない。しかし外来については今後検討していく。
②きのう地方独立法人はまだ少ないといったが、21年度、あるいは22年度から導入するところが増えてきている。
神戸中央市民病院や西市民病院もその導入が決定している。その波はどんどん増えていくだろう。現在のところ三木では、独立行政法人は考えていない。

今年度は、一般会計から病院に15億円投入される予定である。(補正予算案が出される)
病院の事情は三木だけのものではなく、国政レベルで、数年前から急に悪化してきたとはいえ、やはりこれはほっては置けない。市民病院をどの様な形で残すかは
市民にとっての大きな選択であろうと思われる。くどくど書いたのは自問自答の表れ。自分でも明快な結論を出せずにいる。


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1 コメント

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市民病院 (rfuruya2)
2008-10-07 06:27:59
先日は雑談でしたが、
私の意見をexciteで5回連続で書きました。

どうも、みんな実務での『問題解決の手法』を間違っていられると思っています。
問題点はいろいろ出ますが、解決はしません。

ここの問題点を対策して解決できるのは、
構造的な問題でない場合です。
これは三木だけの話ではないのです。
全国どこも難しい構造的な問題です。

雑談のレベルでは理解できないと思ったからです。
これは病院を利用する人だけの問題ではありません。

市民病院など何の関係のない人までも巻き込んでしまいかねない問題です。

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