もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

三木四季紙芝居

2008-10-26 | Weblog
今日は紙芝居教室の演じ方。自分たちで作った紙芝居をどう演じるか。完成、未完成の作品を持ち寄って、拍子木カチ!カチ1 紙芝居のはじまりはじまり・・・。
最初は小学生の女の子
みんなの前に立ったものの、緊張のあまり
『トイレに行きたい』
みんなの視線に、どうしていいのかわからず、泣き出してしまい、周りはハラハラ
しかし、指導のかみしばいおじさんは、平然となれたもの
私も以前三田で経験済みなので、平気な顔・・・。周りの大人は子どもを泣かせてまでしなくてもという空気も一部にはちらり。
その後、ほかの子どもや大人がそれぞれ指導を受けて、周りの雰囲気が盛り上がってきたら、その女の子が自分もやりたいと言い出した。
そして、大きな声も出て、きらきらした目で紙芝居を演じました。
私のやりたかったのはこれなんだと思いました。
子どもたちが、何らかの形で表現すること、人の前でアピールすること
そんな力をちょっとでもつけて欲しいな、と思うのです。
スポイルされた子どもたちは、自分を守ってくれるところでは王子さまお姫様ですが、ちょっと環境や人間関係が変わると、中々自分を出し切れずに閉じこもってしまったり、傷ついてしまったりすることが多いように思います。
そんな子どもたちが大人になって、親になって、苦しんでいる人たちをたくさん見てきました。
周りの人たちがちょっと背中を押してくれれば、子どもたちが輝く瞬間があり、そして自信につながっていきます。
紙芝居を指導して下さっている辻さんは、それがわかる大人の一人だと思います。
ささやかながら、紙芝居はそんな場を作っていけるのだと思いました。

11月30日 市役所の駐車場で行われるボランティアフェスタで、みんなでつくった紙芝居の公演をします。辻さんも特別出演してくださる予定です。
おたのしみに・・・。